『MU -奇蹟の大地-』(みゅー きせきのだいち)は、3Dで描写された、上から見下ろす固定視点のMMORPGである。韓国のWEBZEN社が開発し、同国では同社が運営も行っている。日本での運営会社は株式会社ゲームオン。日本では2003年4月28日に、クローズドβテストがスタート。その後 有料サービス化したが、2007年に基本料金無料とし、アイテム課金制を導入。現在に至る。サービス開始当初は月額利用料を払いプレイするタイトルであった。その後、2007年3月8日から基本料金無料となっており、2007年4月5日より有料アイテムの販売を開始した。シンプルなゲーム性はMMORPG初心者にも解りやすいタイトルと言える。プレイヤーは、他プレイヤーとのコミュニケーション、レベルアップ、アイテムの強化などを目的にプレイする事になる。現在では、現金を投入すれば、新規プレイヤーでも、ある程度まで古参のプレイヤーに追いつく事が可能なシステムを採用している。所々にちりばめられた要素には運に左右されるものが多いため、プレイ時間の蓄積の他に、運による格差が生じやすい。現在でも大型のアップデートが繰り返されており、以前より内容は格段に充実している。しかし、ゲームの運営状況については従来より不満が多く、まずトラブルに対しての電話対応がない。よって連絡帳と呼ばれるウェブメールで連絡しあうことになるのだが、受付こそ365日24時間対応とは言うものの実際には平日の就業時間中に一回だけまとめて読まれる程度であり、リアルタイムに処理されることはまずない。放置狩りやつきまとい行為、詐欺取引等といった内容にも全くと言ってよい程対応しない。よって最近では新規参入者は皆無に等しく、ゲームとしては過疎化が進み続けており、サービス終了も時間の問題とさえ言われて久しい状況である。MU大陸の中央部に位置する、低レベルのキャラクター向けのモンスターが徘徊するマップ。多雨地帯との設定で、典型的な中世ヨーロッパの雰囲気を持つ。城塞都市風の街があり、様々なNPCが配置されている。ナイト、ウィザード、魔剣士、ダークロードでプレイすると、ロレンシアの街からスタートする。ロレン市場、ノリア、デビアス、ダンジョン、ロレン峡谷と接する。以前は、全てのワールドの1サーバーのロレンシアの街は、露店を出して商売を楽しむユーザーが集う場所であった。現在は、レムリア、オルメカ、アステカのみ露店スペースとして利用しており、その他のワールドはロレン市場に移っている。MU大陸の東部に位置する、低レベルのキャラクター向けのモンスターが徘徊するマップ。欧州のおとぎ話風のモンスターが徘徊する草原が続く。ロレンシア、アトランス、アイダと接する。エルフでプレイすると、最初は、ノリアからスタートする。エルフの村があり、様々なNPCが配置されている。MU大陸の外れに位置する島、低レベルのキャラクター向けのモンスターが徘徊するマップ。アメリカ合衆国西部を思わせる雰囲気のマップ。デビアス、アトランスと接する。召喚師でプレイすると、最初はエルベランドからスタートする。ギリシャ風の村があり、様々なNPCが配置されている。※ルナワールドは1サーバーのノリア。MU大陸の北の辺境に位置する、低レベルのキャラクター向けのモンスターが徘徊するマップ。一面の雪原で、小雪が舞っている。ロレンシア、エルベランド、ロストタワー、ラクリオンと接する。古城や村があり、様々なNPCが配置されている。各ワールドの1サーバーのデビアスは、パーティーの相手を探すプレイヤーで賑わっている。低レベルのキャラクター向けの地下迷宮。ロレンシアと接する。アンデッドが徘徊し、最下層には魔将軍ゴルゴンが待ち構えている。MU大陸の中西部に位置する、うっそうとした森林のマップ。ノリアと接する。村はないが、スタート地点にNPCが配置されている。MU大陸の北の果てに位置する、非常に高レベルのキャラクター向けのマップ。デビアスと接する。ボスのセルバンとの戦闘は、非常にハイレベルな戦いとなる。特殊なオプションを付与することができるソケットアイテムはラクリオンでしか手に入らない。MU大陸の北に位置する呪われた塔。デビアス、イカロスと接する。最上階にはロストタワーの主、バルロックが待ち構えている。天空に連なる道。別名「天空路」と呼ばれる。ロストタワーと接する。空中で戦うため、進入するには、羽、マント、デイノラントといった飛行できるアイテム及びペットの装着が必要。MU大陸の東に位置する暖かい海。ノリア、エルベランド、タルカンと接する。羽・マントを装備していないキャラクターは、泳いで移動する。最深部にはヒドラが徘徊しているという。MU大陸の東に浮かぶ、砂漠の島。アトランス、カントルと接する。地下帝国カントルの人々による生物兵器の実験体が打ち捨てられており、冒険者の行く手を阻む。タルカンの地下に広がる、高度な文明を持ち、かつて栄えていた地下帝国カントルの廃墟と遺跡。タルカンと接する。ボスのナイトメアとの戦闘はナイトメアバトルと呼ばれるクエストとなっている。アイテムに特殊なオプションを付与する調和の原石・宝石はカントルでしか手に入らない。「忘れられた地図」と呼ばれるアイテムによってのみ進入できるマップ。レベルによって進入できるカルリマが異なり、全部で7つのカリルマがある。最上級の「忘れられたカルリマ」には、MUのバックストーリーのラストボスである「クンドン」が現れるという。最新のアイディアを盛り込んで、2009年8月13日に実装されたマップ。他キャラクターとの決闘の際は、ヴォルカノスに移動して戦うようになり、決闘の観戦も可能。PKペナルティが発生せず、2010年4月27日に実装された、ゲンスシステムの主戦場となる。戦闘フィールドへの移動には、移動コマンドが使用可能になる便利アイテムが必要。謎に包まれた島。移動コマンドが可能になる便利アイテムを購入した、レベル(400)以上のキャラクターのみ入場可能。ロレンシアの南に位置する巨大な城。ワールドに一つだけのサーバーに置かれている。ロレンシア、試練の地、クライウルフ要塞と接する。ここでは、大規模な対人戦である、ミューワールドウォー(MWW)が繰り広げられる。ミューワールドウォー(MWW)の勝者のプライベートマップ。ワールドに一つだけのサーバーに置かれている。ロレン峡谷と接する。ミューワールドウォー(MWW)の勝者は、自分たち以外のプレイヤーの進入を制限したり、入場料を徴収することが可能。セットアイテムと呼ばれるアイテムや、守護の宝石をドロップする。ロレンシアの南に位置する要塞。ワールドに一つだけのサーバーに置かれている。ロレン峡谷と接する。毎週、水曜日と土曜日の22:15より、クライウルフ攻防戦と呼ばれるクエストが開催されている。フェンリルと呼ばれるペットを作成するためのアイテムをドロップする。3次チェンジアップクエストのためのマップ。クライウルフ要塞と接する。非常に高レベルのモンスターが徘徊している。2010年4月27日に実装。ロレンシアの街の拡張スペース的なフィールド。ワールドに一つだけのサーバーに置かれている。つまり、どのサーバーにいても、サーバーチェンジを経ずに入ることができる。ロレンシアの街中から移動できる他、このサーバーにあるマップでは唯一、移動コマンドでも移動可能。主にユーザーが露店を出すことを念等に置いて実装されたマップだが、様々な利用法が考えられる。ギルド同士で対戦するバトルサッカーが出来るアリーナ。バトルサッカーに参加するか、移動コマンドを使用した際に移動が可能である。専用アイテムを使用してのみ入ることができる村。キャラクターの能力を強化する祝福をしてくれるNPCが配置されている。年末年始には、プレゼントをくれるサンタクロースも現れる。Season6から登場したフィールド。デビアス等と同じく街エリアと敵の徘徊するいくつかのフィールドで構成されている。街エリアでは、レイジファイターの武具が購入できる。カントル2の奥と同等以上の強さのモンスタが徘徊してる。ex700で登場。精霊達が集まる幻の島という設定。入るためには、精霊の地図が必要。カルリマの忘れられた地図同様に専用の欠片を5つ集めることで完成できる。属性システムの属性が付与された様々なモンスターが徘徊しており、倒すと属性アイテムとしてグリモアやエーテルの生成素材が手に入る。属性アイテムの強化等は、ここにいるNPCで行う。本作の基本通貨。名前の由来は開発元の会社名から。モンスターを倒すと高確率で落とし、NPCやユーザー間の取引で使用される。ドロップするゼンの数量は、得られた経験値によって変動する。キャラクターに装備できるアイテムは、全部で12スロット。(魔剣士は兜が装備できないため、11スロット)武器・盾(両手)、兜・マスク(頭)、鎧(胴体)、グラブ(手)、ガーダー(腰)、ブーツ(足)、羽・マント、リングx2、ネックレス、ペットである。宝石は本作において非常に重要なアイテムである。本来の目的とは別に、そのドロップ率の低さから高額で取引され、通貨として利用されている。例えれば、本作の通貨のゼンは硬貨であり、宝石は紙幣といったところである。本作の大きな楽しみとなっているシステム。いくつかの素材(マテリアル)を投入して、一定の確率で、アイテムを強化したり、目的のアイテムを得るというもの。代表的なものは「カオス合成」で、ノリアの村に居るNPCのカオスゴブリンを通じて行われる。最近では、カオスゴブリン以外のNPCでも、様々なアイテムを作成することができる。2010年4月27日に実装された、対人戦を主体としたシステム。MU大陸を二分する「デュープリアン」と「バネルト」という勢力のどちらかに所属して、勢力内でのランキングを競うというもの。ランキングは、貢献度というポイントによって決定され、それは、主に相手勢力との対人戦の結果によって増減する。現在の主戦場(紛争地帯と呼ばれる)は、ヴォルカノスとなっている。2009年11月26日のSEASON5より実装された様々なクエストの総称。複数のミッションで構成された連続性のあるものや、期間限定で配信されるものなども予定されている。現在は、低レベル向けのものが多いが、今後も随時、追加されてゆく予定。プレイヤー同士が勝敗を競い合うクエスト。レイドという言葉はMUではあまり使われないが、プレイヤー対モンスターの大規模戦闘を指す。一定のレベルに達するとトライできるクエスト。成功すると上級クラスとなることができ、新たな能力を習得できるようになる。ビジュアルに変化もある。プレイヤーは「ワールド」にキャラクターを作成し、複数あるサーバーから一つを選んでゲームに接続する。個々のサーバーにはパラレルワールドのように、他のサーバーとほぼ同じ状態、地形のマップがある。同一のワールドであれば、いずれのサーバーに接続しても前回のログアウト地点から引き続きプレイすることができる。MU -奇蹟の大地-はオープンから8年経過したサービスでもあるため、当時と現在とでは、各ワールドのプレイヤーや時代の流れによって他のゲームへ乗り換えていった方も居るため、ワールドによって過疎化も進んでいた。これは、当ゲームに限ったことではないが、パーティではないと進められないクエストがあることからワールドによって不利な展開になったり、最も過疎化の進んだワールドでは敵対関係無くして関わるプレイヤーが協調していたなど、幾つかの文化の違いも存在していたほどである。プレイヤーの過疎化はゲームバランスに影響するため、その調整を目的として過去数回ワールド統合を実施している。ワールド統合の際は、各ワールドのユーザーの名寄せが発生するため、避けられない制約が存在した。代表的なものは以下のとおりである。・ゲンス、連合、ギルドは加入していない状態になり、各種ポイントもリセットされる。・フレンドリストがリセットされる。・同じゲームチューIDで複数サーバーでプレイしている場合、ログイン率が多い方が移行の対象となり、片方は消滅する。・同一名称が存在する場合、後に登録されたユーザー名については初回ログイン時に変更が必要なお、イグニスワールドへの統合については、これまでのワールドが1つに集約するという大規模なものである。そのため、初回告知の後、ユーザーの声を運営側が耳を傾ける猶予期間的な試みがあった。ユーザーの声をできるだけキャッチアップした結果、以下の対応を追加で実施することになった。・移行対象外のワールドについて、キャラクタ単位で引き継ぎが可能になった。※イグニスワールドの空き枠分移行が可能で既に5キャラ分いる場合は、削除して空き枠がない限り不可能。移行されたキャラクタは、以前のワールド統合の制約の他に、倉庫内アイテムとゼン、便利アイテムの効果は引き継がれない。過去実施したワールドの統合ソル:マヤとアステカを統合ガイア:レムリアとバビロンを統合なお、統合されないルナ、オルメカも含めて最終的にイグニスワールドに統合された。現在稼働中のワールドは以下の2つである。2012年2月29日にソル(マヤ・アステカ)、ルナ、オルメカ、ガイア(レムリア、バビロン)を1つに合併したものとなっている。これにより、全ユーザーが1つのワールドで取引やクエストで関わることが可能になった。また、サーバーの数も11台となっており、そのうち最後の3つはゴールドサーバーとして稼働している。それ以外は1から3がNON-PvP、4から8がPvP可能なサーバーとなっている。イグニスと同日に新規でオープンしたワールドオープン当初はユーザー数の居ない新サーバーのため、同ワールドでのキャラクター育成支援として、様々なキャンペーンが実施されている。過去には以下のワールドが存在していた2003年4月28日に開設された、日本のMUでは最古のワールド。初期の頃は、先進的な偉業を数多く達成した歴史を持つ。後にソル、イグニスと統合された2003年6月12日のオープンβテスト開始に合わせて開設されたワールド。アイテムトレードの際に、MU公式サイトが用意している取引掲示板を利用しない慣例のある唯一のワールド。後にガイア、イグニスへと統合された2003年8月8日の18:00に開設されたワールド。一時期は、ワールドの並び順で一番上に表示されていたり、テストサーバーのデータに繰り返し利用されるなど優遇されていた。後にイグニスへと統合された2003年10月23日21:00に開設。当初はタルカンと呼ばれるマップの実装を記念して開設される予定であったが、タルカンの実装は延期された。オープンβテストの最盛期に開設された為、当時は最大の人口を擁していた。後にガイア、イグニスへと統合されたオープンβ開始3周年を記念して、2006年6月12日14:00に開設されたワールド。開設当初は、パーティープレイを重視して一部のクエストが開催されていなかったが、現在は他のワールドと差異はない。過疎化が進んでおり、全ワールド中、最も規模の小さいワールドとなっている。後にソル、イグニスへと統合された基本料金無料化に合わせ、2007年3月8日に開設された、MUで最も新しいワールド。後にイグニスへと統合された
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。