国道44号(こくどう44ごう)は、北海道釧路市から北海道根室市へ至る一般国道である。「根釧国道」とも呼ばれる。日本国内の国道として最東端に位置する。釧路と根室とを結ぶ国道は、1885年(明治18年)の内務省告示第6号「」に国道43号「東京より根室県に達する路線」の一部として表れる。この路線は、室蘭まで現5号・36号の前身となる国道42号と重複し、室蘭から北海道の南側の海岸沿いに進むもの(現235号、336号、38号、44号)であった。当時の国道は東京と各地の開港場・府県庁を結ぶものであり、道東を管轄していた根室県の県庁所在地である根室までの路線も国道として指定されたものである。1886年(明治19年)1月、札幌に北海道庁が設置されて根室県は廃止された。それにより、国道43号は府県庁に至る路線ではなくなったが、このときは廃止も路線変更もされなかった。1907年(明治40年)5月13日に国道43号のルートが変更され、室蘭から旭川の第七師団に至る路線となった。室蘭 - 根室間は国道から降格され、道東に至る国道はなくなった。()この区間が再び国道になるのは第二次大戦後のことである。1953年(昭和28年)5月18日、新道路法に基づくで、二級国道242号釧路根室線(北海道釧路市 - 北海道根室郡根室町(現 根室市))として指定された。1963年4月1日には、一級国道に昇格して一級国道44号となった。なお、242号は網走市 - 帯広市間の路線に変更されている。1965年4月1日、道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道44号となった。国道最東端の地は根室市街地の中心部にあり、日本本土最東端の地で知られる納沙布岬からも直線距離で約12kmと近く、東経145度35分の位置にある。釧路総合振興局根室振興局
出典:wikipedia
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