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荒木香衣

荒木 香衣(あらき かえ、 11月6日 - )は、日本の女性声優。大阪府生まれ、北海道育ち。旧名:荒木 香恵。大阪府に生まれる。小学校2年生で北海道に引っ越し、3年生で1か月だけ香川県、次に大阪の門真市、4年生で北海道の苫小牧市に引っ越す。父親の仕事の都合で高校卒業までに7回転校を繰り返している。幼少の頃からテレビの影響で演劇の世界に憧れていた。主演女優になって脚光を浴びたいという気持ちではなく、ただ本当に芝居がしたかったという。高校3年生の秋に演劇の道に進む決意をする。北海道の高校を卒業後、舞台役者になるために上京。東京俳優生活協同組合(俳協)養成所に入所し、俳優科に半年間在籍した。進級試験で上のクラスに上がれなかったため、劇団に入団する。そこで荒木の舞台を観た声優事務所のマネージャーにスカウトされたことがきっかけで、声の仕事を始める。テレビアニメの初仕事は『めぞん一刻』の園児役。セリフは「つまんない」の一言のみだったが、前日から緊張で「つまんない、つまんない」とセリフが頭の中を回っていたという。その後、賢プロダクションに所属。声の仕事よりもNHKのリポーターやステージの司会など、顔出しの仕事を中心に行う。次にアーツビジョンに移籍し、アニメの仕事が中心となった。1993年に『美少女戦士セーラームーン』シリーズで、卵巣嚢腫により入院した三石琴乃に代わり7話にわたって主人公の月野うさぎ(セーラームーン)役を代演。代役が決まってからアフレコまで数日しかなかったため、急遽現場に入ることになる。最終話付近の大事な場面、うさぎはすでに完成されたキャラクターで、荒木は役作りのために精神的にかなり追いつめられたという。演じることに必死で、自分ができることはすべて出しつくしたが、うさぎには似せられず、「荒木の味」というまでには持っていけなかったと振り返っている。しかし、第1シリーズ最終回のうさぎのセリフである「普通の生活に戻りたい」は本当に頭を真っ白にして心から言えたと述べている。後にシリーズ続編でちびうさ(セーラーちびムーン)役を担当した。ちびうさ役は、オーディションなしで決定している。最初にマネージャーからこういう役だと原作を見せてもらい、「この役を私が演らせてもらえるのか」と嬉しかったことを覚えているという。1995年、『ふしぎ遊戯』の夕城美朱役で、テレビアニメでは初めての主役に抜擢される。2003年8月頃から2010年5月まで81プロデュースに所属していた。現在はフリーで活動中。フリーになった後、荒木香衣に改名。近年は声の仕事よりも、新人声優への講師が仕事の中心となっている。初対面の人に素の自分を見せるのがあまり得意ではないという。人見知りな自分を何とかしたいと思ったことも、演劇の道に入った理由の1つだとしている。荒木は何かを決めるまでは長いが、1度決心すれば、とことん進む猪突猛進だと自己分析している。大阪で2日後に公演する舞台に急遽出演を誘われて、その日のうちに大阪に出発したこともある。自他ともに似ていると認めるキャラクターは美朱で、共演者の坂本千夏からは「ほんとにあなたは、ばか正直で、どこまでもまっすぐ走って転んじゃう。美朱そっくり」とコメントされたと述べている。シリーズ第2作『セーラームーンR』は代演中に放送開始となったため、アイキャッチにおけるムーンの声も荒木が担当。三石が復帰した後も新録はされず、R最終回まで荒木が吹き込んだものが流れることとなった。セーラームーンに参加して、1番変化したことは「食べられるようになりました」と答えている。※太字は主役・メインキャラクター。1986年1990年1991年1992年1993年1994年1995年1996年1997年1998年1999年2000年2001年2002年2003年2004年2005年2007年2008年2009年2012年2015年1990年1991年1993年1994年1995年1996年1997年1999年2003年2004年2005年1992年1993年1994年1995年1996年1999年2000年2001年2002年1991年1993年1994年1995年1996年1997年1998年1999年2001年2002年2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年2014年2015年1992年1993年1994年1995年1996年1997年1998年1999年2000年2001年2002年2003年2004年2005年2006年2007年2008年

出典:wikipedia

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