『赤ずきんチャチャ』(あかずきんチャチャ)は、彩花みんによる日本の少女漫画作品。またこれを原作にしたテレビアニメ。漫画の原作は、魔法の国のうらら学園を舞台に見習い魔法使いのチャチャが仲間たちと巻き起こす(巻き込まれる)ドタバタを描いた学園ギャグ作品である。略称は「チャチャ」。『りぼん』(集英社)にて、1992年10月号から2000年8月号までにかけて連載された。全94話、単行本全13巻、文庫版全9巻。『Cookie』(集英社)2011年5月号(2011年3月25日発売)にて、約11年振りの新作読切『赤ずきんチャチャN(エヌ)』が掲載された。『N』はその『2』という意味である。『Cookie』2012年1月号(2011年11月26日発売)の別冊付録『笑納ギャグ劇場』に、『赤ずきんチャチャN』の第2弾が掲載された。『Cookie』2012年8月号(2012年6月26日発売)から『赤ずきんチャチャN』が約12年振りに連載開始された。アニメは1994年1月7日から1995年6月30日まで、テレビ東京系列にて毎週金曜夕方6:00 - 6:30放送。全74話。スポンサーの意向で原作漫画にない要素が追加されている。アニメ化当初はアニメ雑誌などでも決して注目されていなかったが、キャラクターのぶつかり合いに加え、実験的ともいえるギャグ演出に急速に評判が高まり、3度にわたってアニメ雑誌の表紙を飾るまでになった。辻初樹監督のもとにスタッフとして参加した若手演出家の大地丙太郎、佐藤竜雄、桜井弘明らがキャラクターを暴走させる演出で注目され、「チャチャ三羽烏」と称された。テレビシリーズ終了後に、OVAとして3つのエピソードが30分シリーズの体裁でリリースされた。チャチャは赤いずきんがトレードマークの、魔法使いのたまご。もちもち山の小さな家で、世界一の魔法使い・セラヴィーの弟子として生活している。魔法の腕は未熟で、とんでもない失敗を引き起こしてばかりだが、セラヴィーや幼馴染でボーイフレンド兼ペットの狼男・リーヤと共に、楽しく日々を過ごしている。ある時、チャチャとリーヤはひょんなことから、うりずり山に住むセラヴィーから世界一の称号を奪うことを狙う魔女・どろしーの城を訪れた。どろしーの弟子・しいねはチャチャを見るなり彼女に一目惚れしてしまい、以来、チャチャ、リーヤと行動をともにするようになる。原作とアニメとはストーリーが大きく異なるので、以下に2つに分けて記述する。なお、原作における巻数はコミック版によるものである。原作のストーリーでは、前半に師匠と魔法使いの試験として鬼ごっこをするといったストーリー性も見られたものの、その後突然うらら学園へ通うことになり、学園物の漫画になった。初期は32ページ連載であったが、中盤以降は16ページ連載となる。原作12巻で学園を卒業して新展開も迎えたが、あまり活かされることなく、最終回を迎えることになった。なお、アニメ版は原作の1話から30話まで(欠話あり)が元となっている。平和な世界が続いていたある時、魔界に強力な魔力を持つ大魔王が現れ、国王と王妃を石像に変え、その娘・チャチャをも倒そうとしたが、国王の父、大王であるジーニアスによって城に結界が張られ大魔王は城に封じ込められた。しかし、ジーニアスは大魔王の魔力によって小さな宝石にされてしまった。国に仕えていた若きセラヴィーは、まだ幼い赤ん坊のチャチャと、ジーニアスである小さな宝石を手に、安全な山奥へ逃げ込んだのである。それから、数年後、チャチャの居所を掴んだ大魔王は次々とチャチャに刺客を送り、王家の血を絶やそうとする。放送日時は福井テレビ・岐阜放送・大分朝日放送・山陰放送を除き1995年1月時点、福井テレビ・岐阜放送・山陰放送は1996年9月時点のものとする。放送系列は放送当時のものとする。※最高視聴率15.8%(1994年1月28日放映の第4話、関東地区)テレビアニメ放映中の1994年12月と放映終了後の1995年8月に東京・新橋の博品館劇場で上演された。再演時は大阪でも1日だけ上演あり。全2幕。ストーリーはマジカルプリンセスの登場するアニメ前半のいくつかのエピソードを取り入れながら、全体としてはオリジナルのストーリーとなっており、オリジナルの敵役が登場する。演出は三ツ矢雄二、主役のチャチャは入絵加奈子、リーヤは秋山純が演じた。櫻井智はアニメでの持ち役であるマリン役で出演している。お鈴ちゃん役は、初演時は樋口智恵子、再演時にはアニメのお鈴役である並木のり子とチャチャ役の鈴木真仁のダブルキャストだった。他におゆき先生もアニメの冨永みーなが演じている。また声だけで登場する大魔王はアニメと同じ小村哲生だった。1995年2月、マジカルプリンセス退場後(56話と57話の間)の3週にわたって初演時のダイジェスト版がアニメの放映枠で放映された。下記はその際のサブタイトルである。なお、アニメの3代目のエンディングである「ようこそマジカルスクールへ」は、このミュージカルで歌われる曲でもあった。ミュージカルである関係で、舞台で使用された歌詞にはCDとしてリリースされたものにはないフレーズが含まれている。聖(セント)・まじかるレビューは赤ずきんチャチャのBGMと、オリジナルのストーリーのボイスアニメが収録されたサントラCDである。VOL.4で、VOL.5の発売を示唆していたが現在まで発売されておらず、全4枚。また他の項目にもあるように、リーヤの声優、香取慎吾は権利関係により出演は出来ず、犬のサウンドエフェクトが代用してある。同じ理由でSMAP歌唱のオープニングテーマはいずれの盤にも未収録。ドラマパートの脚本は、VOL.1はアニメの演出協力である高橋良輔、VOL.2 - 4はアニメの脚本を執筆した山口宏が担当している。パソコンデータ集ソフトとして以下の商品が発売された。スクリーンセイバーや壁紙の他、音声やMIDI音源も収録されている。Microsoft Windows版・Macintosh版の両方が存在するが、現在では古い環境でないと本来の動作をしない。本作は빨간망토 차차(赤いマントのチャチャ)として大韓民国でも放送された。ただし、11話、12話、16話、21話、39話、46話、48話、62話、71話はカットされており、全65話である。寿司や忍者といった日本のイメージが前面に出たエピソードを避けるためだと思われる。同様に、第6話でチャチャが魔法で出現させたうさぎの怪獣が日の丸扇子を持って踊るシーンなどもカットされている。主題歌は独自のものとなっており、エンディングはそのオフボーカルである。劇中のBGMは変更されていないが、カットにより不自然に途切れた部分が存在する。結果的に上述のような改変はあったものの、元からスタッフは日本文化に抵抗感を抱く他国への輸出についての配慮も踏まえて制作しており、TV版の劇中に登場する文字は、魔法文字・漢字・アルファベットのみで日本語の仮名は一切使用しないルールが定められていた。しかしながら、第18話でチャチャが召喚魔法に失敗して出した(焼肉の)「たれ」はギャグを成立させるには文字表記せざるを得なかったため唯一の例外として平仮名が登場している。
出典:wikipedia
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