佐野 常羽(さの つねは、1871年(明治4)7月3日 - 1956年(昭和31)1月25日)は、日本の海軍軍人。海軍少将、伯爵。東京麹町生まれ。日本のボーイスカウトにおける指導者の訓練体系を確立した。父は日本赤十字社の創始者である佐野常民。妻は保科正益の娘。養子の常光(つねみつ)は一条実輝公爵の子。ボーイスカウト日本連盟所属の山中野営場(山梨県南都留郡山中湖村)の玄関には佐野の胸像が置かれている。また、山中野営場には彼の名をとった「佐野広場」があり、記念碑(道心堅固の碑)が建てられている。読みは「いやさか」。ボーイスカウト日本連盟、およびギルウェル指導者訓練所の祝声である。世界各国のスカウトは自国語の祝声(Cheer、他者を祝賀、賞賛する際や、再会を約して別れる折などに唱和する掛け声のこと。一般に用いられる万歳のようなもの)を持ち、日本連盟は古語である「弥栄」を採用していた。1924年(大正13)、ギルウェル指導者訓練所の所長であったJ・S・ウィルソン()から、その時入所していた13国の指導者全員に、各国のスカウト祝声を披露するようにとの命令があった。このとき佐野は、「弥栄」を披露し、「ますます栄える(More Glorious)」という意味であることを説明したところ、ウィルソン所長は、「発声は日本のものが一番よい。そのうえ哲学が入っているのが良い」と賞賛し、以後、ギルウェル訓練所の祝声を「弥栄」とすることに定めた。佐野常羽の残した教えのひとつに「清規三事」がある。(読みは「しんきさんじ」、「ちんぎさんじ」、「せいきさんじ」など諸説ある。)それぞれの英訳も佐野が行ったものである。
出典:wikipedia
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