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黒ネコのタンゴ

「黒ネコのタンゴ」(くろネコのタンゴ、黒猫のタンゴ、黒ねこのタンゴ)は、1969年のイタリアの童謡(原題は"Volevo un gatto nero")、およびその日本語カバー曲。各国の多くの歌手によってカバーされている。「黒ネコのタンゴ」の原曲は、1969年3月のイタリアの童謡コンテスト「第11回ゼッキーノ・ドーロ」(ゼッキノ・ドロとも表記される)で第3位に入賞した曲「Volevo un gatto nero」である。「『色々な動物と交換するから代わりに黒ネコがほしい』と言ったのに、友達がくれたのは白ネコだった、嘘をついたんだからもう遊んであげない」というのがオリジナルの歌詞の内容である。ヴィンチェンツァ・パストレッリの歌うレコードは900万枚を売り上げた。歌手のクリスティーナ・ダヴェナが2012年の第55回ゼッキーノ・ドーロでこの歌を歌うなど、ゼッキーノ・ドーロの曲のうちでもとくに親しまれている楽曲のひとつである。日本では1969年10月5日に皆川おさむのデビュー曲として発売された。見尾田みずほが日本語の詞を付けて邦題を「黒ネコのタンゴ」とし、小森昭宏が編曲した。たまたま皆川おさむの叔母である皆川和子が主宰するひばり児童合唱団に日本語版リリースのオファーが来たことから皆川おさむが歌うことになった。フィリップスからシングル盤『黒ネコのタンゴ』が発売されるとオリコンで14週連続1位を記録、シングルセールスは公称260万枚(資料によっては230万枚)の大ヒットとなった(1969年の年間第5位・1970年の年間第1位)。ニッポン放送のラジオ番組「オールナイトニッポン」が日本におけるヒットの発信源とされる。なお、この日本語版の歌詞はオリジナルの歌詞とはかなり異なっており、共通点は黒ネコが登場することぐらいである。皆川おさむによるシングル盤「黒ネコのタンゴ」は発売当時のコピーが「大人のための子供の歌」であったように、童謡という扱いではなく歌謡曲のシングルとして発売された。そのためか、童謡のレコードでは非課税扱いだった物品税が「黒ネコのタンゴ」では課税対象となっていた。皆川おさむは「黒ネコのタンゴ」をレコーディングした当時、「タンゴ」が音楽用語とは知らず、ネコの名前だと思っていたという。1999年4月7日に皆川の楽曲が「だんご3兄弟」のカバーと両A面シングルとしてシングルCDで発売され、オリコン最高40位を記録した。これに伴い、「黒ネコのタンゴ」は1999年4月19日付オリコンシングルチャートで1970年7月12日付以来1501週後の再チャートインという記録を達成した。1974年には「ママとあそぼう!ピンポンパン」の挿入歌として石毛恭子にカバーされた。童謡集などでは、稲村なおこ、大和田りつこらも歌っている。また、コロムビアゆりかご会によるコーラスバージョンやCHOCOLATE FASHIONによるバージョン、ザ・カミカゼによるディスコアレンジバージョン、The Phanky OKstraによるヒップホップバージョン(曲名は『TPOの黒ネコのタンゴ』)などがある。2005年には時東ぁみがミニアルバム『①さなぎのバスローブ』でカバー。2002年には、星野隆子がイタリア語の原歌詞でカバーした。2007年にはwyolicaがコンピレーション・アルバム『Lingkaran for Baby』でカバー。2008年には大橋のぞみがアルバム『ノンちゃん雲に乗る』でカバー。2010年にはROCOがアルバム『こどもじゃず』でカバー。2011年にはミゲル・ゲレイロがアルバム『しあわせソングス★はじめまして、ミゲルです』でカバー。皆川おさむ版『黒ネコのタンゴ』のシングルB面。こちらも第11回ゼッキノ・ドロの入賞曲である。原題は "Nicchi Sgnacchi Mucchi Mucchi"。オリジナルの作詞・作曲はアントニオ・ヴェントゥリーニ(Antonio Venturini)、日本語詞は山上路夫。置鮎礼子(1964年10月28日-)が歌っていた。発売当時はあまり話題にならなかったが、約10年後、「ママとあそぼう!!ピンポンパン」の挿入歌としてビッグ・マンモスがカバーしてリバイバルヒットした。1990年–1991年にTBSラジオで放送していた「錦織一清のスーパーギャング」のOPとEDで使われた。2002年に「おさかな天国」で有名な柴矢裕美が発売したアルバムの中で西脇彩華がカバーしている。発売当時6歳10か月だった歌手、皆川おさむの大ヒットによって様々な子供歌手がレコード会社各社からデビューし、1970年の日本の歌謡シーンは「子供歌手ブーム」が訪れた。当時レコードデビューした子供歌手にはキャロライン洋子、斉藤浩子、瀬戸内アケミ、ジミー・オズモンドなどがいる。しかし、「黒ネコのタンゴ」を超える子供ソングのヒットが登場しなかったこともあり、次第に子供歌手ブームは終息していった。森あきよが東芝レコードから「ドラネコのゴーゴー」(作詞:足柄金太、作曲:鈴木邦彦)という「黒ネコのタンゴ」のアンサーソングを発売し、3万枚の売上を記録した。B面は「黒ネコのタンゴ」のカバーであった。2008年には、アニメ『ケロロ軍曹』のエンディングテーマとして、皆川とひばり児童合唱団によるパロディ曲「ケロ猫のタンゴ」が登場している。日本で「黒ネコのタンゴ」がヒットした直後、フィンランドでも子供のデュオ歌手「ヤーナ・ヤ・ティーナ ()」が "Mustan Kissan Tango"(=黒ネコのタンゴ)という曲名で歌ってヒットさせた。日本でのヒットを受けて発売されたためか、サビ部分に「日本から私たちのとこにも飛んできた」という内容があり、現地では日本の歌だと誤解されることがある。フランスでは1972年にÉric Berdaという子供歌手が、"Je veux vivre tango"(タンゴのように生きたい)としてカバーしてヒット。皆川おさむ版も "BLACK CAT TANGO" として発売された。スペインでは1978年に男女デュオ「エンリケ・イ・アナ ()」が、スペイン語版歌曲 "Queria un gato negro"(イタリア語原題と同じく「黒いネコがほしかった」の意味)としてリリースしている。デンマークでは "Min Kat Den Danser Tango" というタイトルで知られており、1999年には女性デュオのがアルバム "Creamy" でカバーしている。韓国では1970年に朴慧玲(パク・ヘリョン)という子供の歌手が「」(邦題:「黒猫のネロ」)という曲名で歌ってヒットさせた。1995年にダンスグループのターボ(、Turbo)が「」としてカバーしてヒットした。2005年にカサ&ノバ(、、Casa&Nova)がリメイクしている。台湾では1999年に女性3人グループのKissが、"Shut Up" としてカバーしてヒットした。シングルCDのカップリングは朴志胤の "Steal Away" のカバー「当机情人」だった。現在ではタンゴの定番曲の1つにもなっており、様々な音楽家によって演奏されている。ドイツの名門コンチネンタル・タンゴ楽団、アルフレッド・ハウゼ・タンゴ・オーケストラも取り上げた(2000年発売のアルバム『真珠採りのタンゴ』に収録)。さらには、リチャード・クレイダーマンによるピアノ演奏バージョンも存在する。ひたちなか海浜鉄道の那珂湊駅に住み着き、現在は駅員の一員ともなった黒猫「おさむ」は、黒猫という事で、この曲を歌った皆川おさむの名前から名づけられた。また皆川から同駅に黒猫のオブジェの寄贈もされている。

出典:wikipedia

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