新日軽(しんにっけい、"SHINNIKKEI")は、日本の企業グループ・LIXILグループの株式会社LIXIL(リクシル)が展開する住宅向けサッシ、エクステリア商品、ビル向け建材などのブランド名。また、新日軽株式会社("Shin Nikkei Company, Ltd.")は、2011年3月までこれらの事業を展開していた企業である。1977年(昭和52年)に、日本軽金属の住宅建材事業部門が独立して設立された。その後、日軽金グループの建材製造・販売事業を徐々に統合し、同グループの建材事業部門を担った。住宅着工戸数の低迷や住宅長寿化にともなう需要減少を背景に、製造・販売資源を効率的に活用するため、2010年(平成22年)に住生活グループ(現・LIXILグループ)傘下に入り、2011年(平成23年)にトステム等と合併して(2代目)株式会社LIXILとなった。など1980年代、住宅用「V型サッシ」が発売された。これは枠を共通化し、障子(ガラス戸)部分を交換することで、高気密仕様やペアガラス対応仕様にできた。住宅は、建ててしまうとサッシ枠の交換が容易ではなく、長く住んでいる間に生じる環境変化に簡単に対応させることができるよう開発され、その後の「テクト」や他社製品(例:トステム「アトモス」)にも広がった。しかし、現在「V型サッシ」の交換用障子は製造しておらず、入手ができない。また、株式会社LIXILの発足に伴い、新日軽ブランドの一部製品はトステムブランドへ統合のため、順次販売を終了している。例えば、樹脂内窓の「リクラス」は、2010年9月末に販売を終了し、トステムブランドの「インプラス」へ、アルミ樹脂複合サッシ「アルプラ105」は2011年6月末に販売を終了し、トステムブランドの「サーモスH(現・サーモスII-H)」、「シンフォニーW/H」、「フォンテプラスII」へそれぞれ継承された。また、2013年6月末をもって、新日軽ブランドの窓・ドア・引き戸の全製品(ファインフレーム、アルプラクラス、スピーディ、ジェイフォルム イズムステージ/グランステージなど)の販売を終了したため、これらのカテゴリーはトステムブランド(ワイドウィン、サーモスII、リフレム、ジエスタ、アヴァントスなど)に集約された。2011年4月の株式会社LIXIL発足と同時に、旧・新日軽の販売会社の再編も行われ、住宅建材販売会社15社を統合して発足した株式会社LIXIL新日軽住建販売とビル建材販売会社9社を統合して発足した株式会社新日軽ビル建材販売の2社体制となり、株式会社LIXILの子会社となった。その後、2012年10月に株式会社LIXIL新日軽住建販売がグループ会社のトータル住器株式会社へ合併され、株式会社LIXILトータル販売に商号変更、さらに、2013年4月に株式会社新日軽ビル建材販売が株式会社LIXILのリフォーム営業部 非木造リフォーム部門と統合して株式会社LIXILビルリフォーム販売に商号変更したため、"新日軽"を冠する関連会社は(株)新日軽北陸のみとなった。
出典:wikipedia
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