三重効用吸収冷凍サイクル（さんじゅうこうようきゅうしゅうれいとうサイクル）は、高温・中温再生器で分離した冷媒蒸気の凝縮熱で中温・低温再生器を動作させ三段階の熱量を行い、効率の向上を図った冷凍機の熱サイクルである。2005年現在、開発中である。1 - 蒸発器で液体の冷媒を低い圧力に保ち低温で気化させ Q 冷却する。 →1'1',6 - 吸収器で吸収液に冷媒蒸気を吸収させる。吸収液濃度 ξ →22 - 吸収液ポンプで希吸収液を加圧し、低温液熱交換器で Q 熱交換する →7,7M,7L7 - 希吸収液を2分流し、高温液熱交換器で Q、排気ガス熱回収器で Q 熱交換する →7H7H - 高温再生器で Q の熱で希吸収液を加熱する。 →5H5H - 濃吸収液と冷媒蒸気に分離する。 →4H,4H'4H - 高温再生器から高温液熱交換器へ圧力差で濃吸収液を送り Q 熱交換する。吸収液濃度 ξ →8H4H' -中温再生器で Q 冷却し冷媒を液化する。 →3H3H -ドレン熱回収器で Q 冷媒を冷却する。 →3M7M - 希薄吸収液を2分流し、中温液熱交換器で Q、ドレン熱回収器で Q 熱交換する →7MH7MH - 中温再生器で Q の熱で希吸収液を加熱する。 →5M5M - 濃吸収液と冷媒蒸気に分離する。 →4M,4M'4M - 中温再生器から中温液熱交換器へ圧力差で濃吸収液を送り Q 熱交換する。吸収液濃度 ξ →8M4M' -中温再生器で Q 冷却し冷媒を液化する。 →3L7 - 低温再生器で Q の熱で希吸収液を加熱する。 →55 - 濃吸収液と冷媒蒸気に分離する。 →4,4'8H,8M,4 - 低温再生器から低温吸収液熱交換器へ圧力差で濃吸収液を送り Q 熱交換する。吸収液濃度 ξ →88 - 吸収器で吸収液を Q 冷却する。 →64' - 凝縮器で Q 冷却し冷媒を液化する。 →33,3M,3L - 凝縮器・ドレン熱回収器から蒸発器へ圧力差で液化した冷媒を移送する。 →1

出典:wikipedia