『盲導犬クイールの一生』(もうどうけんクイールのいっしょう)は、秋元良平(写真)・石黒謙吾(文)による写真集である。ラブラドール・レトリーバーの盲導犬、クイール(英語でquill「鳥の羽根」)の生涯を描く。ドラマ化、映画化(タイトルは『クイール』)もされた。NHK総合テレビの月曜ドラマシリーズで2003年6月16日から7月28日まで全7話が放送された。視覚障害者と盲導犬を取り上げた作品であり、解説放送(副音声。当時はNTSCのみ)が行われた。ラブラドール・レトリーバーの子犬が生ませの親である水戸レンの願いから盲導犬になるために訓練士・多和田に預けられる。おなかに鳥が羽根を広げたようなブチがあることから、パピー(子犬)ウォーカーの仁井夫妻によって“クイール”と名づけられ、1年間、夫妻のもとで愛情一杯に育てられる。盲導犬訓練センターでの本格的な訓練が始まり、のんびり屋でマイペースなクイールはヴェテランの多和田でさえ手を焼く。やがてクイールは立派な盲導犬へと成長し、視覚障害者の渡辺とめぐり会う。初めこそ息の合わなかった渡辺とクイールだが、ハーネスを介して伝わってくる「クーちゃん」の思いやりに、渡辺は次第に心を開くようになり、互いにかけがえのない存在になっていく。しかし、クイールとの生活が2年を過ぎた頃、渡辺は重度の糖尿病で入院。クイールは小学校などでのデモンストレーション犬として使われる。3年後、渡辺と3度目の別れを経験する。その後、クイールは盲導犬として働くこともなく、仁井夫妻のもとでのんびりと余生を送り、8年後、12歳と25日の生涯を静かに閉じる。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。