松本盆地(まつもとぼんち)は、長野県松本市街地と周辺一帯からなる盆地。梓川、犀川を挟んで松本市・塩尻市周辺の松本平(まつもとだいら、別名:筑摩野))と安曇野市周辺の安曇平(あづみだいら、別名:安曇野)とに分けられる。江戸時代にはわずかの天領、旗本領及び他藩の飛地を除き、大部分を松本藩が領していた。圏域人口は約40万人。県歌「信濃の国」に歌われる「四つの平」の一つで、四つの平のうち最大の面積を有する。フォッサマグナ西縁部に形成された地溝性の盆地で糸魚川静岡構造線が南北に貫き西側には北アルプスがそびえ、東側は中央高地帯に挟まれる地域。盆地の東縁を松本盆地東縁断層群が南北に走っている。東縁の断層帯に沿うように北からは高瀬川が流れ、北アルプスから流れ出す梓川と合流した犀川 (長野県)が犀川丘陵帯を蛇行しながら浸食し流下する。また、盆地の西縁には信濃坂断層、常念岳起震断層が南北に走っているが、常念岳起震断層は地殻変動の境界では無いとされている。新生代第三紀の別所層と青木層が分布している旧四賀村の保福寺川河床からは、かつてこの地域が海底であったことから、化石鰭脚類のアロデスムスやマッコウクジラの全身骨格化石、ウチムラユイガイダマシ、シロウリガイなどが出土。糸魚川静岡構造線上にあることから松本盆地東縁断層、牛伏寺断層など多くの地震発生記録の残る断層があり松本盆地東縁断層群と呼ばれる。特に、牛伏寺断層は地震の発生確率の高い断層として注目されている。断層帯の南部は岡谷断層群、諏訪断層群へと続く。"いずれの市町村の場合も山間地を除く。"2011年7月24日停波時点
出典:wikipedia
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