七人のしりとり侍(しちにんのしりとりざむらい)は、フジテレビジョンのバラエティ番組『めちゃ²イケてるッ!』の中の人気コーナーの1つである。映画『七人の侍』をモチーフにした人気コーナーで、2000年3月11日から2001年2月10日まで放送していた。近年のバラエティ番組によく見られる「名作・人気作をパロディにした、言葉遊びコーナー」である。なお、このコーナー中に提供スポンサーの紹介が入る場合、ナレーションは「めちゃイケはご覧のスポンサーの提供でお送りするのでござる。」と時代劇風にアレンジされていた。罰ゲームの袋叩きがいじめを助長する、とのクレームが放送番組向上協議会(現・放送倫理・番組向上機構)「放送と青少年に関する委員会」に視聴者から多数寄せられた。委員会は審議の上、2000年11月29日に『バラエティー系番組に対する見解』を公表。本コーナーについて“暴力やいじめを肯定しているとのメッセージを子どもたちに伝える結果につながると判断せざるを得ない”と結論付けた。岡村は自身のラジオ番組「ナインティナインのオールナイトニッポン」でコーナーの続投を強く主張していたものの、結局打ち切られることとなり、最終回は悪役商会のリーダー八名信夫が終結宣言を行った。なお、ゲームの基本ルールは「単位上等!爆走数取団」→「只今参上 色とり忍者」→「めちゃギントン」に、後述の順番は数取りゲームまで引き継がれている。なおコーナーが問題視される前の「第六夜」にて、家庭や学校で三文字しりとりが流行っていることを取り上げたうえで、「皆もしりとりの練習のみ 乱暴な真似はしてはならない」「皆の集にも熱心に練習をしてほしいのはしりとりだけ。この戦は乱暴な罰ゲームを楽しむものでは絶対に無いのだ!」と注意喚起を行っている。プレーヤーは円形に並ぶ(順番は勘兵衛→平八→九蔵→菊千代→七郎次→勝四郎→五郎兵衛→勘兵衛。ゲスト(先生)は任意の場所に入れる)。そして「さん、はい、フォッフォッ、フォフォフォ」の掛け声でスタートし、一人目が三文字のお題の物体や人物を言ったら、「フォッフォッ」の掛け声で合間をとり、続く二人目がその言葉でしりとりをして、三人目へのお題を出す。お題は三文字が原則だが、「ぎじゅつ」「シシャモ」などの三音節の言葉でもOK。お題は基本的には何でもよいが、人名は「いのき」「つるべ」等プレーヤー全員が同じ人物をイメージ出来るもののみ。「たなか」、「やまだ」など不特定多数の人名はNG(第二夜で菊千代が「クリス」と言って、本当は九蔵の昔の彼女の仇名だったのとテンポが速かったという事でその回こそ御咎めなしだったが、第六夜で七郎次が「つるみ(後に「鶴見区」や「鶴見辰吾」など酷い言い訳を言った)」・、菊千代が「森田」・、第八夜で(五郎兵衛が「ゆうゆ」と言うがセーフ)九蔵が「ゆうこ」と言ってアウトになった)。一般的なしりとりとは違い、既に出た言葉であっても繰り返し使うことが出来る。ただし、同じ言葉がエンドレスで出続ける(例:クイズ→ズック→クイズ→ズック等)状態が続くと、テンポが速くなる(「高速戦」と呼ばれていた)。また、前述のようなエンドレス状態からいきなり違うお題を隣の人にぶつけて(例:クイズ→ズック→くるめ(久留米)など)アウトにしようとすることを「キラーパス」と呼んでいた。これを誰かが詰まるまで全員エンドレスで繰り返していく。答えられない、リズムに乗れない、言葉を間違える、三文字・三音節以外の言葉を言う、ゲームを勝手に止める、前述のように不特定多数の人名を言うのは勿論、下ネタ(「ア〇ル」等)もアウト。また、通常のしりとりのように「レモン」「キリン」等最後に「ん」が付く言葉でもアウト。敗者(テロップは「敗者・〇〇〇」)は罰として、乱入してきた野武士にウレタン製の棍棒やハリセン、缶蓋等で袋叩きにされる(ちなみに例外として、大仁田厚が敗者の時はパイプ椅子で大仁田を殴る野武士もいた)。また、野武士が去っていく際に敗者に対して「四文字じゃねーか!」や、「〇〇〇(敗者が言ってアウトになった言葉)だと、バカたれがー!!」と捨てゼリフを吐くこともある(ちなみにココリコ遠藤が敗者の時は「(写真週刊誌に)撮られてんじゃねぇよ!!」、明石家さんまが敗者の時は、「こんなに早く間違えちゃ、ダメ!ダメ!」、平八が敗者の時は「とんねるずさんが見てるんだよう!!」、山寺宏一が敗者の時は、「長ぇよ!」と捨てゼリフを吐いていた)。なお、七郎次は袋叩きにされた際にヅラが取れてしまい、その時の表情が浅香光代に似ていたことから、「七郎次-ヅラ=浅香光代」というテロップが誕生した。なおこれは、後の「単位上等!爆走数取団」のコーナーにも引き継がれることになる。罰ゲームの野武士による袋叩きは勝ち負けの概念が存在しないが第六夜にて勝四郎は自分の体を丸めて野武士の袋叩きから身を守るまるむし作戦で見事野武士から身を守り勝利を自称した。五敗を喫したメンバーには野武士から以下のような言葉が書かれたガムテープ(称号)が貼られた。これは野武士を演じる悪役商会がアドリブで作ったものである。以下五敗を喫した順に記載。第七回放送より、用心棒と題してのゲストが出演。また、用心棒はメンバーに「先生」と呼ばれた。現在では単に「いじめ助長」のみのマイナスイメージでとられがちだが、細かい部分は元ネタに忠実に作られている。
出典:wikipedia
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