中島 徳博(なかじま のりひろ、1950年 - 2014年8月28日)は、日本の漫画家。鹿児島県鹿児島市出身。息子の中島龍太郎は金剛峯寺で僧侶をする傍らエッセイストとしても活動し、2014年の優駿エッセイ賞でグランプリを受賞している。1969年、『悪友伝』(週刊少年ジャンプ)で漫画家デビュー。以降、1980年代まで『週刊少年ジャンプ』および『月刊少年ジャンプ』誌上で多数の作品を発表した。週刊少年ジャンプ3代目編集長の西村繁男によると、代表作である『アストロ球団』は、アンケートをもとに編集者と漫画家が共同でストーリーを作っていく「週刊ジャンプの漫画作りの原点」であり、以後、ジャンプ誌上で人気を誇ったいわゆる「バトル漫画」の先駆け的作品であるとしている。また、現在の『週刊少年ジャンプ』の根幹システムの一つである「アンケート人気至上主義」を編集部に提案したのが中島であると言われる。これによって『ジャンプ』の特徴とも言えるアンケートシステムが構築されたが、『アストロ球団』以後の中島作品も何度か打ち切りに遭い、結果的には少年漫画家としての自身のクビをも絞めることになった。『アストロ球団』の連載は過酷なスケジュールで行われたため、中島は嘔吐や蕁麻疹、円形脱毛症、ストレスが原因の手の腫れ等の様々な体調不良に悩まされた。締め切りまで原稿を仕上げる事が出来ず、印刷所の輪転機を止めてしまう事故を起こし、編集部で土下座し二度と締め切りを破らない事を誓う宣誓書に血判を押した事もあったという。2014年8月28日、大腸癌のため、横浜市旭区の病院で死去。64歳。
出典:wikipedia
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