『モンタナ・ジョーンズ』は、1994年4月2日から1995年4月8日にかけてNHK総合テレビで放送されたテレビアニメ。2003年4月7日から2004年3月22日にかけてNHK教育テレビで『冒険航空会社モンタナ』(アドベンチャー・エアライン モンタナ)として再放送された。日本のスタジオジュニオ(現:ジュニオ ブレイン トラスト)とイタリアのREVERによる国際共同制作作品。NHK総合テレビで、1994年4月2日 - 1995年4月8日までの期間、土曜日の18:10 - 18:40(最終話のみ17:00 - 17:30)に放送された。全52話。構成は、オープニング→本編→上記挿入歌をBGMにした今日のメカ紹介(またはメリッサのファッションブック)→今日の冒険ガイド→みんなのおたより・イラスト紹介→次回予告→エンディングである。REVERは本作より約10年前の1984年にも日本の東京ムービー新社との合作で『名探偵ホームズ』を手がけており、本作には同作にも参加したパゴット兄弟も参加しているためこの両作は登場人物の構図や展開などが非常によく似ている。因みに『名探偵ホームズ』のキャラクターが犬になっているのに対し、本作のキャラクターは、ライオンや虎などネコ科の動物である。総合テレビの箱枠アニメでは『アニメ三銃士』以来となる全52回放送のアニメ作品となった。本作の本放送終了後、NHK地上波の新作アニメ枠は教育テレビに移動したため、総合テレビでは2004年の『NHKアニメ劇場「火の鳥」』まで約9年間にわたってアニメ枠が1つもない状態が続いた。ちなみに本放送時、最終回は通常(18:10)よりも1時間10分早い17:00から放送されたが、これは教育テレビへの枠移動後最初の作品(つまり本作の実質的な後続作)である『飛べ!イサミ』の第1話が本作最終回と同じ1995年4月8日に放送されたためである(要因としては、本放送第41話と第42話の間が2週間空いた(1月17日に発生した阪神・淡路大震災報道を実施した)ためである。なお、NHKは同年4月1日より現行ロゴを使用しているが、そのまま旧ロゴで放送されている)。日本での放送後におよそ30ヶ国で放送されたが、この時のタイトルは単に『モンタナ』("MONTANA")であり、2003年4月7日から2004年3月22日(当初は月曜 19:00 - 19:25、半年後19:30 - 19:55に移動)にかけてNHK教育テレビで再放送された際にはこれにあわせてタイトルが『冒険航空会社モンタナ』に変更された。また、この時の再放送ではスケジュールの都合で本放送時の第18話・第25話・第29話が再放送されておらず(すなわち再放送されたのは全49話である)、ミニコーナーと次回予告も放送時間の関係でカットされた(実際に30分の放送だったが、他の番組紹介を放送していた)。時代は1930年代。ボストンで航空貨物会社を経営するモンタナ・ジョーンズは、従兄弟のアルフレッド・ジョーンズの上司・ボストン自然博物館のギルト博士からの指令を受け、偶然知り合ったメリッサを連れ、3人で古代遺跡に眠る伝説の秘宝を求め世界を股にかけた冒険に出発する。行く先々では秘宝の収集家のゼロ卿達がそれを虎視眈々と狙っており、モンタナ達はゼロ卿の野望を打ち砕くべく大活劇を繰り広げる。物語は、ゼロ卿の盗掘を防ぐ為、ギルト博士の弟子であるアルフレッドら一行が宝を先に回収して正規の機関に引き渡すという流れが基本となる。その為、一話限りのゲストキャラを除き、登場人物はゼロ卿・ギルト博士双方の関係者によって構成される。注釈がない場合、全放送回の登場。 上記については、放送時のテロップ表示では、「アルフィー」とカタカナ表記であった。本作の一番の特徴は、各回のサブタイトルが有名な映画などのタイトルなどをもじっていることにある(ストーリー自体が元になった映画のパロディになっている回もある)。タイトル及び主人公の「モンタナ・ジョーンズ」も「インディ・ジョーンズ」をもじったものである。全話の脚本はジー・パゴット、マウロ・コミネリが担当したので割愛する。ニトロの製作する動物型マシンの総称で、神話に登場する怪物や神、歴史上の人物などの名前が付けられている。作品中では「○○型メカローバー △△△△」と字幕で紹介されているが、登場人物たちがその名前で呼ぶことはない(製作者のニトロですら、第2話では「このタコ型メカローバースキュレーは…」と呼んでいるものの、あとは「メカローバー」か単に「メカ」である)。なお、第1話の「マヤの飛行神」はマヤ遺跡から発掘した「飛行神」(デザインはケツァルコアトル)をニトロが復元したもの、第17話・第37話・第39話の場合はモチーフは動物だがデザインに取り入れられている程度であり、作品中でも「メカローバー」とは区別されている。本編終了後、5分ほどミニコーナーが置かれ、イメージソングはここで使われた。ミニコーナーは4種類あり、「今日のメカ紹介」→「メリッサのファッションブック」→「今日の冒険ガイド」→「みんなのおたより紹介」の順に変わっていった。ちなみに、本放送とレンタルビデオとではミニコーナーの内容やイメージソングが違っている回がある(「今日の冒険ガイド」、「みんなのおたより紹介」は未収録)。
出典:wikipedia
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