星野 おさむ（ほしの おさむ、1970年5月4日 - ）は、埼玉県出身の元プロ野球選手（内野手）、プロ野球監督。2001年までの登録名は本名の星野 修。球史における大阪近鉄バファローズ最後の打者（後述）。埼玉県立福岡高等学校から1989年、ドラフト外で阪神タイガースに入団。1軍の出場機会は限られていたが、1997年には自己最多の117試合に出場し、打率.252の成績を残した。ただし、規定打席には到達していない。1999年には89試合に出場し、打率.276の成績だった。その後は出場機会が激減し、2001年に戦力外通告を受ける。その後テスト入団で大阪近鉄バファローズに移籍した。移籍1年目の2002年はわずか9試合の出場に終わった。2003年は111試合に出場し、自己最多の12本塁打を放った。打率も.274の成績で自己最高の成績を残した。2004年は近鉄最終年となった。この年は前年より出場機会が減り、73試合の出場に終わったが、チームの本拠地最終戦(大阪ドーム)となった西武ライオンズ戦ではチームの本拠地最終勝利となるサヨナラタイムリーヒットを放ち、有終の美を飾った。これにより近鉄球団最後のサヨナラ打を放った選手であり、最後の勝利打点を挙げた選手となった。その後3日後のチームの合併相手のオリックスブルーウェーブとの対戦では9回最後の打者となり、チームは敗れ55年の歴史に幕を閉じた。2005年は新規参入球団の東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。しかしわずか20試合の出場に終わり、同年限りで戦力外通告を受け、現役を引退した。その後は楽天の二軍守備・走塁コーチ（2006年）、一軍打撃コーチ補佐（2007年）、二軍打撃コーチ（2008年 - 2010年）を歴任。2011年からは四国アイランドリーグplus・愛媛マンダリンパイレーツの監督を務め、2年目の2012年には後期シーズンで4年ぶりとなる半期優勝を達成した。2013年10月15日、契約満了に伴い退団。同年12月24日、2015年よりプロ野球独立リーグ・ベースボール・チャレンジ・リーグ参入予定の武蔵ヒートベアーズのアドバイザー就任が発表された。翌2014年10月27日、武蔵ヒートベアーズの初代監督に就任した。2015年5月8日、一身上の都合を理由に監督を退任した。2004年9月24日、本拠地大阪ドームにおける最終戦（対西武ライオンズ戦）で途中から出場し、延長11回裏1死2塁の場面で森慎二からライト線へのサヨナラヒットを打ち、チームとしては最高の形で試合を終えることができた。なお近鉄の最終試合は、3日後の9月27日のYahoo!BBスタジアム（現･ほっともっとフィールド神戸）での対オリックス戦（ブルーウェーブとしても最後の試合）であったが、9回2アウトに代打で出場、内野ゴロに終わり試合終了、文字通り近鉄最後の打者となった。

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