ウルトラマンマックスの登場怪獣(ウルトラマンマックスのとうじょうかいじゅう)は、特撮テレビ番組『ウルトラマンマックス』に登場する架空の怪獣、宇宙人、ロボット、その他の生物の一覧。並び順は登場話数順。テレビ放送の平成ウルトラシリーズとしては初めて昭和シリーズに登場した怪獣、宇宙人が登場する。本作が昭和のウルトラシリーズと繋がっていないため、昭和シリーズや次回作の『ウルトラマンメビウス』とは異なり設定や肩書きなど昭和シリーズに登場した際とは変わっているパターンが多い。特記のない限り、身長・体重は公式ホームページ、デザイナーは『宇宙船 YEAR BOOK 2006』および『ファンタスティックコレクション ウルトラマンマックス マックス!マックス!マックス!怪獣大画報』より。第1話「ウルトラマンマックス誕生!」、第30話「勇気を胸に」に登場。自然災害が原因でよみがえった怪獣。DASHが初めて遭遇する怪獣で、鉱物に似た特性のある細胞を持ち、高熱を発する背中の「マグマコア」によって、体表温度は900℃に達する。口から吐く超高温の火炎弾と地中を敏速に掘り進む鋭い爪、棘つきの強靭な長い尻尾が武器。「龍がいる」という伝説のある龍巌岳に出現。登場時はすぐにDASHの冷凍弾で氷漬けにされた後、ウィングブレードアタックで粉砕されるが、火山の爆発で流れ出した溶岩に触れて再生する。最初は同時に出現した冷凍怪獣ラゴラスと引かれ合うように合流して戦うが、マックスの参戦でラゴラスと協力。最後はマクシウムカノンを受け、倒される。第30話では、ラゴラスに捕食された別個体の死骸がマグマコアを失った状態で龍厳岳で発見される。腐敗が早く進むことから、怪獣の化石が残らないのもそれに一因しているのではと推測される。『ウルトラアドベンチャーNEO』後半および『ウルトラギャラクシーNEO』の舞台となる惑星ハマーでレイオニクスバトルに参戦していたが、暴走したゴモラ(レイオニックバースト)に身体を引き裂かれ、尻尾のみが登場。その後、ババルウ星人(RB)が使役するアントラーにぶつけられる。第1話「ウルトラマンマックス誕生!」に登場。自然災害が原因でよみがえった怪獣。何でも凍らせるマイナス240度の冷凍光線を口から吐く。グランゴンに呼応して海中から姿を現し、マックスを相手にグランゴンと共闘するが、マクシウムカノンを受けて倒される。第30話「勇気を胸に」に登場。かつてマックスに倒されたラゴラスの別個体が、グランゴンの別個体を捕食したことで進化した怪獣。冷熱双方の特性を併せ持ち、胸部の「マグマコア」からはグランゴン同様の火炎弾を放ち、口からはラゴラス本来の冷凍光線を吐く。最大の武器は、口と胸部より発生させたエネルギーを一点にぶつけて発射する強力な「超温差光線」。この光波はギャラクシーカノンをも上回る威力を誇り、相手を瞬時に蒸発させることが可能。戦闘能力だけでなく知能も進化しており、人間を憎み蔑んでいる。ギャラクシーカノンを破ってマックスを追い詰めるが、ショーンがラゴラスエヴォの攻撃法にヒントを得て開発したDASHの新兵器A.G.メイザーで「マグマコア」を破壊され、爆発四散する。第2話「怪獣を飼う女」、第27話「奪われたマックススパーク」に登場。第3話「勇士の証明」に登場。メキシコの古代遺跡から現れた怪獣。かつては、中米で神として崇められていたという。飛行速度はマッハ2.5。外皮の特性上、レーダーに探知されない。主要武器は、口の中の青く光る目から発射されるビーム。羽ばたく際の衝撃波で地上の物を吹き飛ばし、破壊することも可能。腹部には巨大な爪のような一対のフックがある。最期はマックスのソードスラッシュを受け、倒される。第4話「無限の侵略者」に登場。円盤を陸上スタジアムに偽装し、地球に潜伏していた宇宙人。人間への変身能力も持つ。劇中では工事現場の作業員やミズキに変身していた。地球人の環境破壊に警鐘を鳴らすが、実際の目的は地球征服であり、高尚な言い分とは裏腹に人質をとるなど奸計を厭わない。高速移動によって残像を生み出し、それに惑わされた相手を破壊光線・手から出す反重力光線を使って攻撃する戦法を得意とする。最後はマクシウムソードで残像を切り刻まれ、マクシウムカノンで倒された。映画『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』に登場。後半の時空城内部の第二階層にて、超時空魔神エタルガーによってマックスの記憶から具現化したエタルダミーとして生み出される。本物のスラン星人とは無関係であるが高速移動能力は健在であり、高速移動の際に生じる残像でマックスを翻弄するも、本物と同様にマクシウムソードで残像もろとも吹き飛ばされ、ギャラクシーソードで一刀両断され爆散した。『ウルトラマンX』第8話「狙われたX」に登場。かつてウルトラマンマックスに倒されたスラン星人の同族。慇懃無礼に話すのが特徴。地球侵略に興味はなく、かつて同族を倒したマックスを討って仇をとるのを目的とする。マックスを苦しめたこともあるゼットンの別個体を連れて襲来し、周到な計画を立てる。トウマ・カイトの姿に擬態し、スパークドールズの研究者の当麻博士と名乗ってXioに接触し、大空大地の父・鷹志の研究仲間だったとうそぶいて穏やかな性格を装い、大地の信頼を得る。事前に準備していたと偽って持参したゼットンのスパークドールズを大地たちに解析させて共にゼットンアーマーを開発するが、そのデータには細工を施しており、ゼットンアーマーを装着したエックスのコントロールに成功する。カイトの姿に擬態したマックスの攻撃を受けて正体を現した後は巨大化し、コントロール下に置いたエックスやゼットンと共にマックスを攻撃するが、大地の活躍でエックスが正常な状態に戻り、形勢は逆転する。最後は残像でマックスを翻弄して背後を取るも、動きを読まれてマクシウムソードを受けて倒れたところにギャラクシーカノンを浴び、倒された。第5話「出現、怪獣島!」に登場。サンショウウオによく似た怪獣。本来は心優しい怪獣だが、ピグモンに危害を加えようとする人間には容赦なく攻撃する。武器は尻尾を逆立てて発射するニードルと体の側面から分泌する毒。基本的に四足歩行だが逆立ちして二足歩行にもなる。ハンターの新見健児が乗るヘリコプターを撃墜するが、その際にピグモンの石像が破壊され、結果として復活したレッドキングに戦いを挑むが、何度も投げ飛ばされて弱ったところを爆弾岩の一斉射撃を受け倒される。第5話「出現、怪獣島!」、第6話「爆撃、5秒前!」に登場。ムササビのような皮膜状の翼(飛膜)を持つ怪獣。この飛膜により空中を飛行し地上戦の際は収納するかのように消すことが可能。空中からの体当たり攻撃と鋭い爪と長い尻尾を使って敵と戦う。サラマドンと同じくピグモンを守るためレッドキングと闘うが、空中から体当たりしようとしたところを岩石攻撃で落とされ、爆弾岩で倒される。第5話「出現、怪獣島!」、第6話「爆撃、5秒前!」、第36話「イジゲンセカイ」に登場。第5話「出現、怪獣島!」、第6話「爆撃、5秒前!」、第36話「イジゲンセカイ」に登場。第7話「星の破壊者」に登場。地球を爆破しろと命じられ、惑星破壊爆弾と共に送り込まれてきた異星人。自らの星の環境破壊を繰り返す人類への怒りに燃え、今自分が破壊しても同じことと考える。時空移動装置を内蔵した特殊なスーツを着用しているため、爆弾をセットした後は即座に脱出できるが、地球に出現した際にトラブルで負傷し、調査に来たミズキに助けられる。その後、巨大化してマックスと戦うもののソードスラッシュを受けて致命傷を負い、ミズキの情に絆されて爆弾を停止させ、彼女に看取られて息絶える。第32話「エリー破壊指令」に登場。第7話に登場したケサムと同族の宇宙工作員。ケサムより冷徹で好戦的であり、目的のためならば手段を選ばない卑劣漢。情に絆されて任務に失敗したケサムを軽蔑している。相手を挑発するなど自信に満ちた行動が多く、格闘能力も高い。世界各地のUDF基地を同時破壊する作戦を立案し、その達成のためにエリーの頭脳を乗っ取って拉致すると、ミサイル誘導装置に仕立て上げる。多数の宇宙工作員を率い、緊急時にはケサムと同様に巨大化して戦闘モードとなる。戦闘モードはケサムと同じ形状だが、ケサムは目の色が赤いのに対してケルスは青い。緻密な作戦でUDFを苦しめるが、コバとのガンファイトに敗れ、エリーを奪還される。最後はマックスと真っ向から勝負し、マクシウムカノンを受けて爆死する。ケルスが呼んだミサイル衛星も、ギャラクシーカノンにより破壊される。第32話「エリー破壊指令」に登場。ビームライフルを武器とし、常に複数で行動する。感情らしいものはなく、ケルスの命令のままに行動する。巨大化時のケルスやケサムと同じ顔を持つ。第8話「DASH壊滅!?」に登場。隕石の中から現れた怪獣。大顎の間にある口から放つ特殊なビーム「触手光線」で生命のエネルギーを吸い取り、成長する。エネルギーを吸われた人間は高熱・体力低下の症状が現われ、命の危険にかかわる。赤外線で獲物を探知する能力と、透明化する能力を持つ。最大化した後は羽根を羽ばたかせることで、熱波を放射する。目的は繁殖であり、ベース・タイタン内の職員やDASHを触手光線で次々と襲い、巨大化した後には体内に飼っていた無数の卵を孵化させるべく、都市に向かう。しかし、マックスとの戦いでは高速で飛行して突進するもマクシウムカノンを受け、倒される。第9話「龍の恋人」に登場。奈津川村に伝わる龍。「英雄が鎮め、光の中へ返した」という予言めいた伝説を持つ。金の亡者と化した村長の息子を始めとした、開発を進める人間たちが花火大会に乗じて仕掛けた破壊活動によって祠を壊されたことで復活し、驕り高ぶる人間に怒り狂い暴れ回る。焔の翼で空を飛び、口から紫色の炎のブレスを吐き、長い首で敵を締め上げる。最後はナツノメリュウを慕う少女の霊により大人しくなり、マックスの出した光の中へ消える。少女は20年前に亡くなった村の娘であり、その姿と声はカイトしか感じ取れない。『ウルトラアドベンチャーNEO』後半および『ウルトラギャラクシーNEO』の舞台となる惑星ハマーでレイオニクスバトルに参戦していたが、暴走したゴモラ(レイオニックバースト)に身体を引き裂かれ尻尾のみが登場。その後、ババルウ星人(RB)が使役するアントラーにぶつけられる。『ウルトラゾーン』第11話アイキャッチでは、ジャンボキングとともに競馬のレースに出走している様子が描かれている。第10話「少年DASH」に登場。空間を飛び越え、自由自在にテレポートできる怪獣。携帯電話の極超短波を嫌い、その中継アンテナを破壊する。チェスのナイトの駒を思わせる4対の目がある前後に長い「馬面」の頭部と手足のない台座のような身体を持ち、大きく割れる口の中にある長い舌を武器とする。また、口の脇にある穴からはガスを噴出する。空間を「桂馬跳び」する際に起こる電磁波の乱れで出現位置が予測できることをDASH見学に来たマサユキ少年に見抜かれ、マックス・DASH・マサユキの連携によりマクシウムソードを受け倒される。第11話「バラージの預言」に登場。第12話「超音速の追撃」に登場。マッハ10という、DASHの試験機ダッシュバードβやマックス以上の超高速で飛行する怪獣。その超高速による突風の威力は凄まじく、人間が吹き飛ぶほどである。翼はF-14戦闘機の可変翼にように動かすことができる。地上でも同様に高速移動可能。武器は口から吐く高熱火球。特定の波長を敵襲だと感じ、その音源を攻撃する習性を持つ。ヘヴィメタルバンド「バッドスキャナーズ」のギターの音がたまたまその波長と一緒だったため、彼らがコンサートを行う野外ステージ上空に出現して暴れる。最期はマクシウムカノンを受け倒される。第13話「ゼットンの娘」に登場。第13話「ゼットンの娘」、第14話「恋するキングジョー」に登場。第14話「恋するキングジョー」に登場。第15話「第三番惑星の奇跡」に登場。ある日突然宇宙から降ってきた怪生命体。相手の攻撃に対応した姿に変身する。最初は白い球体の形態で全く動かないが、DASHが放った焼夷弾で焼かれると火を吹く怪獣の姿に変貌し、DASHのミサイル・レーザー攻撃を受けると背中からミサイルやレーザーを発射する大砲のような器官を生やす。さらにマックスのマクシウムカノンを受けて爆発四散すると直立形態で復活、マックスの攻撃をすべて倍返しにした上にマクシウムカノンの乱射を浴びせて袋叩きにする。力尽きたマックスがミズキに促され、イフを残して飛び去った後、そのまま街を廃墟に変え、世界をも滅ぼす勢いとなるが、最後は盲目の少女・アッコが奏でるピッコロの音楽をコピーし楽器を纏った女神像の形態となり、アッコと「合奏」しながらマックスに宇宙へ誘導される。第16話「わたしはだあれ?」に登場。宇宙から飛来した猫系生物。ただし外見にネコらしいところはほとんどなく、ほぼ球形の胴体に1つだけのネコ目があり、細長い関節肢で立っているので、ネコらしいところは眼だけ、それに加えて猫耳のある個体がクロ、脚のある個体がタマ、主だった特徴のない個体がミケで、全員振ると鈴の音がする尻尾が付いている。武器は口から吐く光線で、体から有機生命体の記憶を妨害するエネルギーを放出し、その影響で人間社会やDASHメンバー、果てはウルトラマンマックスまでもが次第に記憶や思考能力を失い、麻痺状態になる。そのため、DASHは機械の操作や武器の使い方など、何をどうしたら良いのかわからず攻撃はおろか出撃すらままならなくなり、カイトも変身の仕方を忘れてしまう。更にようやく変身できたマックスも、マクシウムカノンの発射ポーズやマクシウムソードの使い方はおろか自分が誰なのか、どちらが右でどちらが左なのかすらわからなくなり、ストーリー全体が破綻した大混乱状態に陥る。そんな中、唯一有機生命体でないエリーの祈りによって発奮したマックスの即興の必殺技で、3体まとめて撃破された。『ウルトラマンX』第18話「ワタルの恋」に登場。、大きな猫耳と尻尾が付いており、よりネコらしい姿となっている。口から吐く光線が武器なのも同様であるが、戦闘能力は高くない。しかし、放屁で自分のことを忘れさせるガス(忘却物質)を出す能力を持っているうえ、逆に涙で相手に忘れさせた記憶をよみがえらせるが、それと同時に自分が相手のことを忘れてしまう性質を持っている。市街地に出現して電磁波を放ちXioの通信機能を麻痺させ、さらにスカイマスケッティにも飛行障害を起こさせる。この電磁波にはダークサンダーエナジーの発生率を2.16倍に増大して呼び寄せる効果があり、Xioが対処しようとするとしばらくして姿を消す。その後は再び市街地に現れ、自分をかつてドラコから救ってくれたウルトラマンエックスにじゃれつくが、エックスは自分のことを覚えていなかったため、困惑される。まもなく出現したレッドキングに立ち向かうも軽くあしらわれてしまい、ダークサンダエナジーで強化されたEXレッドキングに光線で攻撃するが、無効化されてしまう。EXレッドキングがエクシードXに浄化されてスパークドールズへ収縮された後、自分は再びエックスに寄り付いたものの自分がいると迷惑という理由で宇宙まで投げ飛ばされるが、また戻って来てエックスに寄り付く。しかし、やはりエックスには自分のことを思い出してもらえず、「お前がいると迷惑なんだ」という言葉にショックを受け、号泣する。その涙はエックスに自分の記憶を取り戻させるが、今度は自分がエックスのことを忘れてしまい、地球から去っていった。第17話「氷の美女」に登場。南極の氷山から発掘された氷漬けの美女。人間そっくりの姿とDNAをもつが正体はエイリアンの可能性が高い。10万年前「人類に考える力とモノを創る力を与えた」と語る。コバの遺伝子データから地球の総てを引き出すことで「人類は失敗作だった」と判断し、エラーガを用いて世界を破壊しようとする。コバを相手に「あなたには撃てない」と嘯くが、最期はコバに撃たれて消滅する。第17話「氷の美女」に登場。ニーナが操る宇宙怪獣。南極海に出現し、UDFオーストラリア支部の迎撃を掻い潜り、オーストラリア経由で東京に現れる。覚醒当初はさほど強くないが、附近まで来たニーナの指令を受け、赤い角を生やすなどの変態を見せる。頭部の角は強力な破壊光線を発射し、両肩の角はエネルギーを蓄える。ニーナがいる限りは何度倒されても蘇生し、その度にパワーアップする能力を持つ。ニーナの死によって不死身の能力を失い、最期はマックスのマクシウムソードで角を切断され弱体化したところをギャラクシーカノンを受け倒される。第18話「アカルイセカイ」、第36話「イジゲンセカイ」に登場。第19話「扉より来たる者」に登場。原始時代の日本に食糧調達のため転送ゲートを用いてやって来た宇宙人。武器は光線銃にもなる長剣。地球人の野蛮さを知って交流から一転征服に乗り出すが、当時地球に来ていたM78星雲人により妨害される。M78星雲人=マックスの地球再来訪を知って復讐を図り、ミズキを転送ゲートを使って拉致してカイトたちをおびき寄せるが、最期はコバに倒される。第19話「扉より来たる者」に登場。ターラ星人が操る巨大モンスター。石像のような姿をしている。胸から炎の塊を弾丸のように発射し、敵を倒す。マクシウムカノンやマクシウムソードさえ防ぐ頑丈な盾と、マクシウムソード同様に飛ばすことができ、剣にもなる角飾りを装備している。マックスとの戦いではこれらの武装を駆使して戦闘を優位に進めるが、マックスを崖に押し付けている際にマクシウムカノンで吹き飛ばされ、ギャラクシーカノンで盾ごと撃破される。第20話「怪獣漂流」に登場。太陽黒点の活発化により日本上空にプラズマトンネルが開いたことにより、寝たまま亜空間より飛来した怪獣。名前はトミオカ長官から命名された。活動が活発になるほど体内で亜空間プラズマが発生するため、寝ている間は風に飛ばされるほど軽いが、目を覚ますと重くなって落ちてくるという愉快な怪獣。起きて戦ったときはマックスも耐えられないほどの重量を持つ。背中に巨大な一対の角や鋭い爪があるが特に目立った武器ではない。性格は温厚。出現直後は寝たまま宙に浮いて漂流していたが、何かある度に目を覚ましかけて街とヒジカタ隊長をパニックに陥れる。目の上にある穴の開いている突起が鼻であり、耳と間違われて耳栓(=鼻栓)をされ、更に雷の音で目を覚ます。基本的に四足歩行だが二足歩行も一応可能。最後はマックスとDASHの活躍により無事亜空間に戻される。第21話「地底からの挑戦」に登場。第22話「胡蝶の夢」に登場。人間の夢を見境なく取り込んで個々の特徴を失った、巨大なボール形のオブジェのような抽象的な姿をした怪獣。特撮番組『ウルトラマンマックス』の脚本家・蓮沼征夫の夢の中で、謎の女が作り上げた粘土の怪獣が実体化した存在。相手の攻撃に合わせて粘土のようにその姿を変え、現れると周囲に呼吸音と機械音のような不気味な音が響き渡る。変幻自在の体で体当たり、さらには相手の攻撃をそのまま撃ち返す特殊能力を駆使して、自分の夢の中に入り込んだ「カイトになった蓮沼」が変身したマックスを苦しめ、物語世界を終わらせようとする。最後はマックスを体内に取り込んで倒しかけるが、逆に夢から現実に抜け出した「蓮沼になったカイト」が脚本を書き足し、その脚本通りに倒される。夢と現実、本物のマックスと特撮番組の『ウルトラマンマックス』が交錯するストーリーに登場するため、本当に存在するのかすら判然としない。第23話「甦れ青春」に登場。トビウオが突然変異を起こし怪獣化した生物。元がトビウオであるだけに水中を高速で移動し、さらに翼で空まで飛ぶ強敵(翼はマクシウムソードで切り取られる)。武器は水中または空気中の水分をえらから取り込み、口から発射する高圧の水流。しかし、その発射時に開く鰓(えら)そのものが弱点である。最期はマクシウムカノンを受け倒される。第24話「狙われない町」に登場。第25話「遥かなる友人」に登場。駈少年の元に突然降り立ってきた宇宙人。故郷の惑星ネリルの寿命が付きかけていたため、移住できる星を探索していたが惑星ネリルが消滅し、宇宙を彷徨っていた。非常に友好的かつ活発な性質を持つ。緑の発光体(この形態で長時間いると大気に溶ける)となって移動し、人間に擬態することができる。駈少年との交流を通じて、地球の環境に感動するが、地球では「異星人は侵略者である」と認識されていることを知り、「侵略者ではない友好的な宇宙人もいる」という前例を作り地球人からの信頼を得るため、あえて拷問同然の過酷な調査を受ける。ハーグに移送される直前、襲来したゴドレイ星人の攻撃に晒された人間たちの盾になって消滅する。第25話「遥かなる友人」に登場。突如地球に現れて街を破壊する侵略宇宙人。キーフとは対照的に殺戮のためだけに動く侵略者で、虫の羽音や機械音などのような不気味な音を発し、感情がないような無機質な動きをする。武器は胸部から乱射される紫色の光線と、攻守一体で再生能力まで持つ爪状の強固な前腕。また、赤い閃光で相手の目をくらましたり、エネルギーをチャージし街を一瞬で破壊できる光線などもある。夜のビル街に出現しマックスと戦い、その驚異的な能力でマックスを翻弄し、ダッシュバード、ダッシュマザーをも全て撃墜させる。街にむけ光線を発射するも、キーフが盾になったため失敗。最期はキーフの死に憤激したマックスのギャラクシーカノンを受け倒される。第26話「クリスマスのエリー」に登場。未来から過去への楕円軌道を周回しているという、美しき神話の幻の獣。12年に1度、12月24日のほんの数秒だけ「今」を通過し、その姿を確認できる。「通過する地点の東西南北にトネリコの枝を立てておくと、ユニジンはその空間から出られなくなる。その間に水晶に閉じ込めることができる」という言い伝えが残っているが、「もしそんな生物が実在するなら、周囲のもの全てが時空の狭間に巻き込まれて消滅するはず」というのがヨシナガ教授ら学界の定説で、存在を認められていない。ただ1人その言い伝えを信じ、生涯をかけてユニジンを追い続けてきた「ペテン師博士」古理博士がエリーの協力で捕獲に成功した際、実際に周囲にあるものが時空の狭間に落ちて消滅していくという現象が起こるが、マックスが狭間を食い止めている間に博士がユニジンを解放すると元に戻る。第27話「奪われたマックススパーク」に登場。第28話「邪悪襲来」に登場。かつてルガノーガーにより母星を滅ぼされた異星人の生き残り。地球でカイトの古巣関東ボランティアネットワークの一員として生活していた。治癒能力を持つ。故郷に似た美しい星・地球とそこに住む優しい人々を護ることを願い、カイトがマックスであることに気付き、自身の正体を明かしてルガノーガーとの戦いを託す。戦いの後も地球で平和に暮らす。第28話「邪悪襲来」に登場。宇宙の惑星で破壊を繰り返す恐るべき凶獣。宇宙人リリカの故郷である緑溢れる惑星を破壊した後、まるで彼女の後を追うように地球に襲来する。全身が武器の塊のようになっており、胸部は反射板の構造で、あらゆる攻撃に耐性を持ち、肩より強力な電撃を放ち、頭部と両腕にある口からは破壊光線を発射して周囲を瞬く間に炎に包み込む。さらに尻尾を相手に突き立ててエネルギーを吸収できる。その多彩な武器と圧倒的な戦闘力でマックスを苦しめるが、最後はギャラクシーカノンを受け倒される。第29話「怪獣は何故現れるのか」に登場。40年前、円谷プロ制作の特撮番組『UNBALANCE』(後に『ウルトラQ』と改題される)の撮影中、ロケ先の洞窟に現れる。その当時は小型の怪獣で、目立った凶暴性こそなかったが、たまたま遭遇した俳優たちを火炎を吐いて威嚇・攻撃する。そして現代、より巨大になって渋谷に出現する。攻撃能力は怪力キック、巨体での圧し掛かり、口から吐く炎など。マックスと対峙した際は、強力な尻尾と巨体に似合わない敏捷性で翻弄する。牙が急所で、40年前は俳優の1人に片方の牙を折られて退散しており、引退した元俳優からそれを聞いたカイト=マックスにより残った牙を折られて戦意を喪失し、最後はマックスに奥多摩山中へ運ばれ、再び眠りにつく。第31話「燃えつきろ! 地球!!」に登場。燃え盛る炎のような外観を有する宇宙人。高い知性を持っているため、人間の言葉を話すことができ、敬語で会話する。また、テレパシーでマックスを挑発する。目から熱球を発射して対象物を炎上させ、相手の攻撃を次元移動により瞬時にかわすことができる。身体から放散する特殊な光波チャネルを通じて、人間の行動を司る神経電流をモエタランガウイルスに感染させる。このウイルスに感染した人間は闘争心を呼び起こされその能力を増幅させるが、短時間の内に生体エネルギーを消耗し「燃え尽きて」活動不能となる。モエタランガウイルスは、生体の全ての行動を司る神経電流を摂取しており、その電流はエネルギーとなってメタ次元ニューロンを通じモエタランガに送られる。ウイルスに感染したカイト=マックスも、闘争本能を全開にして戦った結果、30秒足らずでカラータイマーが点灯するピンチに陥る。彼とDASHを倒すことでUDF本隊、ひいては全地球人を挑発して返り討ちの餌食にしようとする。気力を振り絞って再変身したマックスをまたしてもウイルスの力で苦しめるが、ウイルスによって精神的に若返ったヨシナガ教授によってワクチンが開発され、それを受けたマックスは復活を果たし、同じく気力を再燃させたトミオカ長官・ダテ博士の援護を受けたマックスのギャラクシーカノンを受け倒される。第33話「ようこそ! 地球へ 前編 バルタン星の科学」、第34話「ようこそ! 地球へ 後編 さらば! バルタン星人」 に登場。第33話「ようこそ! 地球へ 前編 バルタン星の科学」、第34話「ようこそ! 地球へ 後編 さらば! バルタン星人」 に登場。第35話「M32星雲のアダムとイブ」に登場。地球から230万光年離れたM32星雲の守護神とも言うべき怪獣。M32星雲の滅亡に伴いアダムとイブと共に地球へ飛来。カモノハシのようなクチバシを持ち、全身がマクシウムソードをも跳ね返す程の硬い装甲で覆われている。地球に落下した当初は眠りについておりDASHに保護されるが、目覚めると同時に巨大化して行方不明のアダムとイブを探し始める。決して凶暴な怪獣ではないが、アダムとイブを探すことに夢中になって暴れたため、マックスが止めに入る。甲羅状の器官から熱球を発射する能力と身軽さを武器とする。ユーモラスな外見に似合わぬ強敵で、マックスもつい本気を出しそうになる。マックスに負けて冷静さを取り戻したところでアダム・イブと合流。彼らと共に金星へと旅立つ。第35話「M32星雲のアダムとイブ」に登場。故郷M32星雲の滅亡に伴いホップホップと共に地球へ飛来した雌雄の怪獣。カモノハシのようなクチバシにオウムガイのような形状の硬い装甲を持つ。滅びた故郷の未来を託された最後の希望とでもいうべき怪獣だったが、地球に落下した際に子供に保護され、ホップホップと離ればなれになる。故郷の星が非常に高温な惑星だったため、地球の通常温度では生きられない。その後、アダムたちが生きる星としては金星が最適であることが判明し、ホップホップと合流して共に金星へと旅立つ。アダムとイブという名前は、彼らが金星の新たな命の始まりになると考えたミズキが付けるもの。第37話「星座泥棒」に登場。サトン星人の末裔を名乗る男・成宮和也(演:萩原流行)の召喚により地上に現れた怪獣。地上の悪しき光を嫌い、町を破壊する。ビームなどの兵器が一切通用しないが、強い光に弱い。頭部の巨大な角からビームを発射してマックスを苦しめるが、マクシウムカノンで爆砕される。しかしすぐに復活し、再びマックスと戦おうとするが、成宮の呼びかけに応えるように大人しくなり、彼と共に「星空の向こう側へ通じる扉」を抜けて帰ってゆく。第37話「星座泥棒」に登場。名前と絵本のみ登場。「地球人に星の美しさを教えるため」太古の地球に飛来し、地球の周囲を「天宮界」(ある種のプラネタリウム)で覆った宇宙人。ミズキはこの宇宙人の末裔だと言われている。第39話「つかみとれ! 未来」に登場。モホロビチッチ不連続面の大空洞に住む知的生命体。地上の人類がオゾン層を破壊して宇宙放射線が地下にも降り注ぐようになったため滅びかけている。滅亡を防ぐために人類の全経済活動停止を要求したが受け入れられず、「バーサークシステム」を発動し、機械獣と尖塔により大気を元に戻そうとする。尖塔はベースタイタンを始めとするUDF各国支部を破壊する形で地上に出現。UDFに壊滅的被害を与えた上、大気改造の為に高濃度の酸素が充満しているため、迂闊な攻撃が出来ない。侵略者ではなく地球の原住民族であるため、「地球人同士の争いには干渉しない」とするマックスは当初彼らとの戦いには関与できなかった。デロス自身も地上生物の滅亡まで望んでいるわけではなく、UDFがバーサークシステム発動の警告を聞き入れたために、人的被害は最小限に留まっている。後にある事態を通じて人類に対する視点を改めるものの、バーサークシステムは自分たちでも止めることができなかった。戦いが終わった後は眠りにつくが、70年後にはデロスの尖塔が地上にも建設されている描写がある。第38話「地上壊滅の序曲」、第39話「つかみとれ! 未来」に登場。デロスに作られた機械の人形。地下8000メートルで採れる「元素119」で作られている。町中に現れ、環境破壊をする人類に警告を発する。左右に泣き顔、笑い顔がある。内部にあるコアと見られる部分にデロスのメッセージが刻まれており、そこからデロスの住人のホログラフが出現する。どういう原理で動いているのかは不明。第38話「地上壊滅の序曲」、第39話「つかみとれ! 未来」に登場。デロスに作られた機械獣。自らの感情はなく、地底都市の警備にあたっている。その腕力はカイトを軽々持ち上げるほど。第38話「地上壊滅の序曲」に登場。マックスの戦闘能力を分析するため、地底文明「デロス」の防衛システム「バーサークシステム」が地上に送り込んだ機械獣。しゃくれた顎が特徴的。全身が隠し武器のような怪獣であり、ボディが非常に頑丈でDASHの攻撃を受けてもビクともしない。戦力は両肩の発光器官から出す破壊光線。最終的にギャラクシーカノンを受け倒されるが、その役割は十分に果たす。第39話「つかみとれ! 未来」に登場。マックスを100%の確率で倒すため、バーサークシステムが産み出した機械獣。体中に無数の機械腕を持ち、眼のような部分から破壊光弾を出す。一時はマックスをチェーンで自身に磔にするが、DASHと分離したカイトにより太陽エネルギーを充填されたマックスギャラクシーを装着され、マックスは復活する。900メートルにまで超巨大化したマックスのギャラクシーソードとマクシウムソード分身シュートによりダメージを与えられたうえ、ギャラクシーソード最大パワーによる斬撃を受けて消滅する。それと同時に、全世界のバーサークシステムも停止した。
出典:wikipedia
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