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アルピコ交通上高地線

上高地線(かみこうちせん)は、長野県松本市の松本駅から同市の新島々駅までを結ぶアルピコ交通の鉄道路線である。松本市西郊を走り、沿線の通勤・通学および上高地などへの観光の足となっている。終点の新島々駅にはバスターミナルが設けられ、上高地・乗鞍方面などへのバスが発着し観光客や登山者の拠点となっている。1921年(大正10年)、筑摩鉄道により「島々線」として松本駅から新村駅まで開業。翌1922年(大正11年)、島々駅まで延伸し、社名を筑摩電気鉄道に変更。1932年(昭和7年)には社名を松本電気鉄道に変更し、「松本電鉄島々線」と呼ばれた。1955年(昭和30年)より島々線を「上高地線」と改めたが、その後も長らく島々線の名称も使われた。1983年(昭和58年)の台風10号による土砂崩れで線路が埋まり、新島々駅 - 島々駅間が廃止された。2010年(平成22年)3月30日に東筑摩郡波田町が松本市に編入され、以後全線が松本市内を走る路線となった。乗客減少が続き予断を許さない経営状態が続いていたが、2007年(平成19年)12月、松本電気鉄道が属するアルピコグループが債務超過に陥り経営破綻。松本電気鉄道についても上高地線の設備更新費用の捻出が困難となり、単独での事業継続を断念した。2008年(平成20年)以降アルピコグループの経営再建が行われ、鉄道事業については継続を表明。松本電気鉄道の経営体制の見直しが図られ、2011年(平成23年)4月1日、松本電気鉄道がグループ内の川中島バス・諏訪バスの2社を吸収合併する形で鉄道・路線バス事業を統合し、社名を「アルピコ交通株式会社」に変更した。アルピコ交通への社名変更後も引き続き「松本電鉄上高地線」の名称が併用されており、アルピコ交通自体が「松本電鉄上高地線」と公称しているほか、駅案内表示・駅や車内での案内放送等も「アルピコ交通」の社名は使わずに大半が従来通りの「松本電鉄線」「松本電鉄上高地線」の名称を用いている。路線維持のため行政からの支援を受けており、また地域住民団体等による存続運動も行われている。おおむね30 - 40分間隔で運転されている。定期列車は全列車が松本 - 新島々間の運転で区間運転列車の設定はないが、松本大学で大学入試センター試験が実施される日に試験終了後に合わせて臨時列車として2013年に新村 - 松本間、2015年に北新・松本大学前 - 松本間の区間列車が運行されたことがある。夏季にはJRの「ムーンライト信州」などの夜行列車に接続して早朝に臨時ノンストップ列車が運転されることがある。ワンマン運転を実施しており、駅員のいない駅で乗降する場合は列車内で整理券をとり、運賃箱に運賃を投入する。乗車方法がJR等のワンマン列車と異なり、1, 2両目の中央ドアからの乗車となっている。そのため、無人駅での2両目のドアカットは行われない。制限速度は、松本 - 渚間ではカーブが多く駅間隔が短いため40km/hで、渚 - 新島々間ではカーブが少なく駅間隔が長いため50km/hで走行している。上高地線の近年の輸送実績を下表に記す。輸送量は1991年(平成3年)以降減少している。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋上高地線の近年の収入実績を下表に記す。旅客運賃収入は1992年(平成4年)以降減少している。運輸雑収については年度による変動が大きい。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋上高地線の近年の営業成績を下表に記す。表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋

架線はシンプルカテナリー方式を用いている。架線柱は木柱だが、コンクリート柱化工事が進行中である。一部には架線支持具としてJR等にあるような可動ブラケットが採用されている。全線でATSを使用している。またCTC(京三製作所製:RCH6型)が導入され、各行き違い駅の信号制御が集中して行われている。各列車行き違い駅等には連動装置が設置されている。常置信号機は、閉塞信号機には全区間において2位式(緑・赤)が採用され、そのほか場内信号機・出発信号機・入換信号機などが設けられている。なお、松本駅の出発信号機は電車が完全にホームから出発しなければ赤にならず、停車中は緑を現示する。駅構内踏切を含め、53箇所の踏切がある。信濃荒井駅・新村駅・森口駅・波田駅では、駅構内に警報機があるが、遮断桿がない。なお森口駅は2013年頃まで警報機すらなかった。上高地線の踏切警報機は今では貴重になった機械的に音を発生させる電鐘式のものがみられる。警報音発生器(JRにあるような電子音)で鳴らしている箇所もあるが、前者の電鐘踏切は北新・松本大学前駅付近(北新踏切)の1箇所に残っている。電鐘の音は各電鐘踏切によって音が高かったり低かったりと様々である。また上高地線の電鐘式踏切の特徴は、すべての電鐘式踏切の電鐘の上に雪害対策や上方への音の拡散を防ぐのための傘(皿という人もいる)が乗っていることである。しかし最近では下新駅付近の踏切などでは黄色いスピーカーが取り付けられて、電鐘から電子音に変更され(同時に電鐘の上の傘は撤去)、上高地線の電鐘式踏切も消滅傾向にあるが、電鐘は電子音になっても何らかの理由で外されず取り付けられたままである。かつては飛騨高山への壮大な構想があったが鉄路は島々まで、以降は実現していない。全駅長野県松本市に所在。この区間は、全駅とも廃止当時長野県東筑摩郡波田町に所在。大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ) - 2014年4月1日改定。

出典:wikipedia

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