『毎日かあさん』(まいにちかあさん)は、西原理恵子による日本の漫画。毎日新聞朝刊に2002年10月より週1回連載されている。物語は実際の西原家のエピソードをもとにし、主婦の日常生活や子育て等を描く。2004年には文化庁メディア芸術祭賞、2005年には手塚治虫文化賞(短編マンガ部門)、2008年に「ダ・ヴィンチ」BOOK OF THE YEAR 2007「泣けた本」第1位、2011年には第40回日本漫画家協会賞参議院議長賞を受賞する。毎日新聞社出版局から単行本8巻が出版されている。たびたび舞台として登場した西原の長男が通う武蔵野市の市立小学校から「学校を作品のネタにしないでほしい」と抗議され、同市議会でも議題にされる。2009年4月よりテレビ東京系にてテレビアニメが放送。2011年2月5日に全国松竹系にて実写映画版が公開。2012年には『うちの3姉妹』とのコラボレーション漫画を掲載している。2014年2月2日にソチ五輪観戦の仕事が入ったため、初の代筆が行われることが発表された。コンドウアキが2月17日分、ヤマザキマリが2月24日分を代筆した 。家族の名字・子供の名前はアニメ化された時につけられたもので、キャラクター名の後の名前は後述するアニメ版で声をあてている声優。麦ちゃん以外の名前・個人設定はアニメ版でのみ描写されている。原作にのみ登場する作者の友人(注:彼らは実在の人物だがギャグ調に言動・キャラがデフォルメされている)で、作者が同時期に連載している『できるかな』・『週刊鳥頭ニュース』(週刊新潮連載)・『西原理恵子の人生画力対決』等に登場している。2007年1月13日(東京地区)フジテレビジョンでこれを原作としたテレビ番組が放送された。新聞連載とそれに関連したVTRを見ながら西原や雨上がり決死隊らが会話した。アニメ版は2009年4月1日から2012年3月25日にかけて、テレビ東京系列にて放送された。4話で構成されていて、ナレーションは島本須美が担当している。また、開始当初から地上アナログ放送ではレターボックス放送である。アニメーション制作はぎゃろっぷが担当していたが、63話からは韓国の同友アニメーションとの共同制作となり、97話からはTYOアニメーションズと同友アニメーションの共同制作となっている。テレビ東京系列での放送枠は、開始から2011年2月23日までは毎週水曜日19時00分 - 19時26分に放送されていた。2011年4月3日より毎週日曜日17時30分 - 18時00分に変更された。2011年3月中の放送は休止となった。なお、この枠にアニメを放送するのは『キャプテン翼(平成版)』以来から約8年半振り。各話放送後に、サブタイトルが表示されるという、非常に珍しいパターンである。2010年10月4日から2011年6月6日までテレビ東京で放送された。純粋な再放送ではなく、本放送から好評を博したエピソードをよりぬいて放送している。下記の通り、放送時間は曜日によって異なる。2011年4月4日からテレビ東京系列で毎週月曜 - 金曜6時40分 - 6時45分放送。アニメ版の一場面を英語吹き替えにして、実用的なワンフレーズを覚える趣旨の子供向け英語教育番組。武田薬品工業の一社提供。2013年4月から、同年3月まで平日夕方に帯で放送中の『ピラメキーノ』を枠移動・短縮して放送することとなったため、当番組は終了した。2011年2月5日に全国ロードショーされた実写版映画。監督は小林聖太郎。主演は小泉今日子で、永瀬正敏との元夫婦での共演となる。テレビアニメとはある程度宣伝の連携をしているが、基本的には独立した一般向けの映画作品として作られている。とうさん(西原の夫・鴨志田穣)の設定(アルコール依存症の件など)は原作同様にされ、“お別れ”までの物語が描かれる。同時期に鴨志田が著した自伝的小説の映画化作品『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』も公開された(2010年12月4日。東陽一監督)が、こちらとは特に宣伝上の連携はされていない。2011年1月29、30日にテレビ東京でテレビ特番が放送。2011年2月2日放送のテレビアニメでは、札幌のロケ風景という形で小泉今日子がゲスト出演している。キャッチコピーは「泣いてるヒマがあったら、笑おう。」、「本音で生きるかあさんと、ちょっと変わった家族の感動の実話」。全国134スクリーンで公開され、2011年2月5-6日初日2日間で興収7,911万2,400円、動員は6万5,367人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第4位となった。また、ぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では第2位になるなど幅広い世代から好評となった。また、2011年6月に開催された第14回上海国際映画祭アジア新人賞部門にノミネートされ、最優秀作品賞を受賞したほか、日本批評家大賞では永瀬正敏が主演男優賞を受賞している。漫画家業と2児の子育てで大忙しのサイバラリエコ。そして元戦場カメラマンの夫ユタカはアルコール依存症で入退院を繰り返し、作家を志すと宣言しても結局は酒に溺れる日々。そんな夫に遂にリエコは離婚届を渡し、ユタカは隔離病棟へ転院することを決意する。そしてつらい日々の末、ユタカはようやく依存症を克服したが、今度はガンの発症が発覚した。2011年1月15日に角川つばさ文庫にて『小説 毎日かあさん おかえりなさいの待つ家に』が刊行された。2011年11月15に角川つばさ文庫にて『小説 毎日かあさん 2 山のむこうで、空のむこうで』が刊行された。
出典:wikipedia
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