『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』(ウルトラマンティガ ウルトラマンダイナ アンド ウルトラマンガイア ちょうじくうのだいけっせん)は、円谷プロダクション製作の特撮映画作品。テレビ番組『ウルトラマンガイア』の映画化作品である。1999年3月6日全国松竹系にて公開。同時上映は『ウルトラマンM78劇場 Love & Peace』。キャッチコピーは「テレビじゃ見られない3大ヒーロー集結!!」、「君の勇気が地球を救う!」テレビシリーズ『ウルトラマンガイア』の主人公・高山我夢が、ウルトラシリーズがフィクション作品として扱われるパラレルワールドを訪れる。そこでは『ウルトラマンガイア』もテレビ番組として放送されている。劇中に登場したテレビ番組『ウルトラマンガイア』の映像はTVシリーズからの流用ではなく、この映画のために新規に撮影されている。ウルトラマンガイアの新たな形態であるV2とスプリーム・ヴァージョンが登場しており、テレビシリーズで初登場する第26話の本放送日と本作の劇場公開日は同日に行われる形となった。本作の監督であり『ダイナ』最終章の監督も担当した小中和哉は、当初は『ダイナ』最終回で別の宇宙へ行ったダイナが『ガイア』の世界にやってくる展開を考えていたが、先を視聴者に想像してもらうという『ダイナ』最終回の趣旨に反するために見送り、兄の小中千昭との雑談の中で出たメタフィクションという方向性で企画が進められた。この案が出た時、小中は最初に『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』を思い浮かべたという。XIGファイターEXやXIGアドベンチャーなどのメカニックは大半がコンピューターグラフィックスで描かれ、ビル爆破のシーンでは実景に合成で破片やガレキを加えるなど、従来のミニチュア特撮とは異なるデジタル特撮による描写が多用された。公開前のCMでは『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア』と宣伝されていた。勉強もスポーツも苦手な少年・新星勉は、テレビ特撮番組のヒーローであるウルトラマンに憧れていた。ある夜、ビデオに録画していた『ウルトラマンガイア』を観ている最中、不思議な空間に吸い込まれたかと思うと、謎の赤い球と「何も変わらない」と呟く少女を目撃する。翌日、その少女と瓜二つの七瀬リサが勉のクラスに転校してきた。さらに同じ日、隠れ家として使用している廃工場で不思議な赤い球を見つける。ウルトラマンガイアに変身する高山我夢に会いたいと赤い球に願うと、ファイターEXと共に本物の高山我夢が異次元から現われた。自分が我夢を呼んだと友達に自慢する勉。話を聞いた上級生の鹿島田浩は勉から赤い球を奪うと、それが本当なら自分が怪獣を呼んで勉を踏み潰させてやると呟く。その願いが現実となり、巨大異形獣サタンビゾーが出現。我夢はガイアに変身してサタンビゾーを倒した。だが、自分をガイアだと知っている子どもたちの集団に追い掛け回された末にテレビ番組「ウルトラマンガイア」のポスターを見て、ここが自分の世界ではないことに気付く。そして、勉と出会って赤い球の詳細を知った我夢だが、国籍不明機の搭乗者として警官隊に囲まれる。そして我夢は、赤い球の効力が切れて元の世界に戻ってしまう。一方、偶然とはいえ自分が呼び出した怪獣がガイアに倒されたことに怒りを覚えた浩は、隙を突いて勉から再び赤い球を奪い、ガイアを超える強力な怪獣を生み出そうと考える。それが切っ掛けで、彼らの世界に危機が訪れる。我夢は勉たちの世界を救うため、XIGアドベンチャーに乗り込んで次元の壁を越え、決戦に挑む。「ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦 オリジナル サウンドトラック」TYCY-10017本映画公開を記念に放送された特別番組。スーパーGUTSのナカジマ隊員とリョウ隊員が再会したハネジローと共に『ガイア』の世界へワープし、XIGのコマンドルームで出会った我夢と出会い、『ティガ』・『ダイナ』・『ガイア』本編のダイジェストと映画の見所を語るという内容である。2013年1月9日から30日までテレビ東京系列『ウルトラマン列伝』において4回に分け分割放送されており新規映像として吉岡が我夢として当時を振り返るという形で本映画の解説を行っている。また、同番組内で放送されている『ウルトラゼロファイト』に登場するジャンナインの声を本作で平間優を演じている入野自由が演じていることから公式ブログでもそのことが取り上げられている。この時の放送では田代まさしの出演シーンは編集でカットされた。
出典:wikipedia
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