『うしろの百太郎』(うしろのひゃくたろう)は、つのだじろうによる日本の漫画、およびそれを原作としたアニメ、テレビドラマ。心霊現象をテーマにした恐怖漫画。主人公・後一太郎が、主護霊の「うしろの百太郎」に導かれながら、様々な心霊体験をする。1970年代のオカルトブームの火付け役の1つであり、つのだじろうの代表作。『週刊少年マガジン』(講談社)において、1973年から1976年まで連載された。1975年からは『月刊少年マガジン』(講談社)にも並行して連載された。単行本は、少年マガジンコミックスで全8巻、講談社コミックスKCスペシャルで全6巻、講談社漫画文庫で全6巻が発売されている。1991年にOVAが製作され、1997年にテレビ東京でテレビドラマ化された。心霊科学を研究する父・後健太郎の下で、息子・後一太郎は様々な超常現象を体験していく。時には生命の危険に晒されることもあるが、一太郎の主護霊である百太郎によって難を逃れる。また、人間の顔を持ち、テレパシーで会話も出来る霊能犬・ゼロの協力によって様々な超常現象を解明していく。原作漫画内において、「霊界」「霊の分類」「前世」「心霊写真」「霊能者」などといった概念が紹介され、詳しく解説されたがこれらはあくまで、つのだじろうによる設定・解説、あるいは創作であって、宗教用語や一般的概念とは必ずしも一致しない。声優はOVA版「少年マガジン」1975年7月27日号において、神霊教の機関紙「神霊時報」の記事を一部加工した内容の掲載があった。この回では、「神霊時報」の記事をベースにして「インチキ心霊術の除霊の正体をみた」などの見出しをつけていた。これに対し、神霊教から強く抗議が行われた。その結果、講談社は「少年マガジン」1975年8月17日号に神霊教に対するお詫びを掲載した。加えて、8月14日付の「朝日新聞」「毎日新聞」「読売新聞」に謝罪広告の掲載を行った。
出典:wikipedia
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