実行ユニット(じっこうゆにっと、)とは、コンピュータのプロセッサの構成において、命令を実行する指示を受け、命令を実行するユニットである。なおIntel HD Graphicsにおいては、EUと略されており、いくつかのSIMD浮動小数点数演算器を束ねる。たとえば第9世代では各EUはSIMD-4およびFMA対応のFPUを2基搭載する。実行ユニットは、制御装置から、実行すべき命令のコード、またはそのアドレスを入力として受け取る。アドレスを指示された場合は主記憶から命令を取り出す(ではキャッシュメモリがあるがそういった詳細はここでは省く)。続いてその命令の意味する動作に従い、レジスタを読み書きし、演算装置で演算をおこない、必要であれば主記憶への書き戻しをおこなう。必要に応じ制御装置に対して信号を送ることもある。は、プロセッサの構成は、単に制御装置と演算装置に分けられていた。しかし、機能と性能の向上のため、パイプライン化され、また複数のパイプラインを並行動作させるようになった。このため、制御装置を「命令をディスパッチするもの」とし、それに対し「命令をディスパッチされるもの」である「実行ユニット」という分類が使われるようになった。
出典:wikipedia
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