新潟交通佐渡(にいがたこうつうさど)は、新潟県佐渡市に本社を置き、乗合バス・貸切バス・タクシーの運行等を行う企業。新潟交通の地域子会社にあたり、同社の連結子会社である。佐渡地方(佐渡島内)全ての路線バスと、佐渡島の観光バス事業を担う新潟交通全額出資の子会社。本社は旧佐渡郡佐和田町の中心部、河原田にある。もともと1986年(昭和61年)に新交佐渡貸切バスとして発足、1994年に新潟交通本体から路線バス全路線の譲渡を受け、現在の規模となった。新潟交通グループはこの他、佐和田地区を中心に島内でタクシーの運行を行う企業「佐渡タクシー株式会社」を展開していたが、業績悪化により2006年4月1日付で当社に全業務を譲渡し、2007年1月31日付で清算手続きを終え解散した。なお「佐渡タクシー」の名称は、タクシー事業部のブランド名として存続している。相川・小木の両営業所には車両の配属はない。また郵便輸送も受託しているため、両津営業所にはバスの他に郵便用のトラックも配属されている。下記全路線のうち、両津地区から金井地区を経由して佐和田地区・相川地区とを結ぶ「本線」(系統番号1)のみが一般乗合バスで、それ以外の路線は全て、県と佐渡市が費用を補助して運行が維持されている(かつての廃止代替バスに該当する制度によるもの)。両津、小木を発着する路線は佐渡汽船の旅客船便と接続する。特に両津ではフェリー便の到着に合わせて、複数のバスが同時に各方面に出発することがある(タイムドトランスファー)。但し荒天などにより船便が遅れた場合には接続しない。佐渡汽船旅客便の繁忙期(ゴールデンウィークや夏季)運行にあわせて時刻が変わる為、繁忙期用、通常用、冬季用の3種のダイヤグラムがある。赤泊は高速船「あいびす」との接続は考慮されていない。沿線人口の少なさから運行時間帯が限定されており、朝夕の他は昼間に数本程度の運転という事例が多い。20時以降に運転される便は両津着22時のフェリー便から接続する本線と南線の最終便等きわめて少ない。国道350号線の両津・真野間など一部の区間を除いて、殆どの路線がフリー乗降制となっている。年末年始に完全に運休になる路線もある。なお、両津地区の拠点となる「監督署前」バス停は佐渡労働基準監督署最寄りであるが、隣に両津営業所が所在するバス停でもあり、実質は「監督署前・両津営業所」である。新潟交通からの転籍車がほとんどだが、系列のグループ各社からの移籍車や自社発注の車両も少数ある。三菱ふそうとUDトラックス(旧:日産ディーゼル)の2車種の陣容となっており、路線バスは道路が狭隘であることと輸送力との兼ね合いから中型車が中心となっていて、大型車は本線や海府線など比較的利用者の多い路線で使用されている。大型車の中にはノンステップバスも1台在籍する。貸切バスは大型車が主力である。親会社の新潟交通が取り扱う、Jリーグの対アルビレックス新潟・アウェー戦会場への応援ツアーバスを親会社の新潟交通(または新潟交通観光バス)が、他の団体旅行客等の兼ね合いで確保出来ない場合、新潟交通佐渡から本土側へ観光バス車両を応援に貸し出すことがある。
出典:wikipedia
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