ソナタ・アークティカ(Sonata Arctica)は、フィンランド・ラッピ州・ケミで結成されたパワーメタルバンド。日本では「ソナタ」と呼ばれることが多い。活動初期はハードロックバンドであったが、後にクラシカルなキーボードを大々的に取り入れ、叙情的なメロディと共に疾走するパワーメタルを展開。3rdアルバム『Winterheart's Guild』の頃からジャーマンメタル風の疾走曲の傾向は後退し、疾走感のある曲であっても、分厚いコーラスで荘厳さを演出するなどの工夫が見受けられるようになった。作詞作曲はトニー・カッコが全て手がけてきたが、4thアルバム『Reckoning Night』では初めて、ギタリストであるヤニ・リマタイネンが作曲するなど、その作風はさらなる広がりを見せている。音楽評論家の和田誠がロイヤル・ハントのメンバー、アンドレ・アンダーセンに当バンドの音源を聴かせたところ、アンドレは『僕たち(ロイヤル・ハント)とストラトヴァリウスをミックスさせた様な音だね』と感想を述べている。同郷のストラトヴァリウスからの影響を受けており、「以前から知ってはいたけど興味はなかった。でも「ビジョンズ」アルバムを聞いて衝撃を受けて、それで同じようなヘヴィメタルをやることになったんだ。」と語っている。2007年発売のUNIAからの楽曲はスピードを抑え、プログレやシンフォニックさを加えた方向性を模索し、THE DAYS OF GRAYSで確立させている。1995年、Tricky Beansとして結成される。翌年、Tricky Meansとバンド名を変更。1999年、4曲のデモ『Fullmoon』を制作後、スパインファーム・レコードと契約しSonata Arcticaに改名。同年秋、1stアルバム『Ecliptica』発表。2000年3月、1stアルバム『Ecliptica』日本盤が発売される。同年4月からストラトヴァリウスの『INFINITE』ツアーにラプソディーと共に参加し、ヨーロッパ各地で公演を行う。その後、ベーシストのヤンネ・キヴィラフィティが個人的な理由で脱退。後任に、Tricky Means時代にギタリストとして在籍していたマルコ・パーシコスキがベーシストとして再加入。2002年9月、キーボーディストのミッコ・ハルキンが諸事情により脱退を決意。ミッコ脱退後、バンドは後任メンバーのオーディションを行い、「レクイエム」と「サイレント・ヴォイシズ」に在籍するヘンリク・クリンゲンベリが加入。2007年8月、ヤニ・リーマタイネンが兵役に関する問題で脱退(正確には解雇)。後任にエリアス・ヴィルヤネンが加入。2013年8月、マルコ・パーシコスキが脱退。後任には、ウィンターボーン、サイレント・ヴォイシズ、レクイエムで活動経験のある、パシ・カウッピネンが加入した。
出典:wikipedia
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