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フランキ・スパス12

フランキ・スパス12()は、イタリアのフランキ社が設計した散弾銃。"Special Purpose Automatic Shotgun"(特殊用途向け自動式散弾銃)の頭文字をとってスパスと呼ばれている。スパス12は、フランキ社のディフェンス・システムズ部門がイタリア軍で行われた軍用散弾銃開発計画に沿って同社のPA80をベースに設計した軍・警察用散弾銃である。「特殊用途向け」の名の通り完全な戦闘用散弾銃であり、ピストルグリップの採用や大型の照準器など、従来の狩猟や競技用として発達してきた散弾銃とは根本的に異なる。スチール板をプレス加工して製作された銃床を伸ばせば全長は1メートルを超え、12番ゲージのシェルを最大で8発装填でき、プラスチックを多用して軽量化を図り、人間工学に基づいて設計されている。ただし、内部構造が複雑で部品点数が多いため、総じて重量は重くなった。銃身周辺には発射後に生じる熱から手を守るために、多数の通気孔が開いたハンドガードを装備している。銃身上部にはヒートシールドが取り付けられている。最大の特徴として、先端部のボタンを押しながらフォアグリップを切り替え位置にずらすことで、自動式(セミオート)から手動式(ポンプアクション)に切り替えることが可能なコンバーチブル・ショットガンである点が挙げられる。ジャム(弾詰まり)が許されない現場では手動式に、制圧力が必要な場合には自動式に、とワンタッチで切り替えられる利点が注目されたが、複雑な構造は故障も多く発生した。折畳み式金属銃床の床尾板にはU字型のフックが装備されていて、待機姿勢や片手撃ちの際にサポートとして腕に掛けたり、銃床を畳んで携行する時のキャリングハンドルとして利用できる。折畳み式金属銃床の床尾板が肩に触れる面には樹脂やゴムのパッドは付いておらず、スチール素材のままとなっている。弾倉は、本体に固定されたチューブ型弾倉を採用している。このタイプのリロードは1発ずつ弾薬を込めなければならず、その作業に時間を要するため、セミオートで使用した際に弾薬の消費が早くなることを想定しているとは言えない。また、本銃に限らずチューブ型弾倉共通の欠点として、異なる弾種を素早く交換することができない。この欠点を解消する目的で、弾倉をチューブ型から脱着可能な箱型へ変更したスパス15が開発されている。その他の欠点としては、弾を込める際にフレームのボタンを押しながら込めなければならない(操作に両手が必要=構えながら弾を込めることができない)ことや通常のショットガンにある「口径が同じならばより強力な3インチ弾も使用できる」という利点がないことが挙げられる。この場合、3インチ弾は使用できないような構造のはずが、実は3インチ弾も装填・発射が可能な構造となっている。これは、ショットガンの薬莢がプラスチック部分の先端を折り込んで塞ぐことで内容物のこぼれを防いでいるため、発射前の寸法なら3インチ弾でも薬室に収まってしまうことが原因である。無理に発射すれば塞いでいた部分が開いて薬室からはみ出し、銃身に張り付いてしまう。そのため、セミオートでは作動不良を起こし、ポンプアクションでも動かせなくなる場合がある。ポンプアクションのみのSAS12とセミオートのみのLAW12も存在するが、現在はSPAS12と共に生産を中止している。PAシリーズがベースになっているため、PAシリーズのショットガンと共通のパーツが多い。「小型の大砲」の異名を持ち、装弾数の多さと速射性能から、アメリカの一部の州では一般販売禁止となっている。SPAS12のエアガンは、日本では東京マルイとKTWが製造・販売している。東京マルイの物は標準的な6mmBB弾を使用し、ショットシェル形のマガジンに最大30発を装填可能。本体はポンプアクション式のコッキング銃で、圧縮ガスやバッテリーは不要。ショットガンらしく、1回の発射で同時に3発のBB弾を射出する(フル装填のマガジン1個で10回発射可能)。東京マルイ独自のホップアップ機能(弾に上向きの回転を与えて飛距離を伸ばす)を持ち、有効射程は30メートル。また、ラピッドファイヤー機構があり、引き金を引いたまま繰り返しコッキングすることで連射することができる(ただし、この場合狙いはほとんどつけられず「掃射」に近い撃ち方になる)。連射速度はガスガンや電動ガンには劣る。日本では映画『ターミネーター』や『ジュラシック・パーク』などでその特徴的な外見がマニアの目を引いた。最近でも『マトリックス』に登場するなど、ビジュアル的に映えるのか、アクション映画やSF映画に頻繁に登場する。

出典:wikipedia

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