タマスダレ(玉簾、学名: )は、ヒガンバナ科(クロンキスト体系ではユリ科)タマスダレ属の球根草。和名の由来は、白い小さな花を「玉」に、葉が集まっている様子を「簾」に例えたことによる。別名のレインリリー(雨ユリ)とは、ゼフィランサス属及び近縁のの総称であり、タマスダレだけの別名ではない。まとまった雨後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来する。また、タマスダレを「ゼフィランサス」ということもあるが、本来、ゼフィランサスは属名であるので注意を要する。葉は細長く棒状で濃緑色、土から直接出ている。夏〜初秋に白い花を咲かせる。1本の花茎に対して、花は1つだけである。種子をほとんど作らない個体とよくつける個体が存在する。球根の分球でよく増える。葉や鱗茎にリコリンというアルカロイド成分が含まれており、誤食すると嘔吐、痙攣の症状をおこす。葉はノビルと間違いやすい。アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイのラプラタ川流域及びチリ、ペルー原産。日本には明治時代初期の1870年頃渡来し、日本の風土にも良く適応し、人里周辺に半野生化した群落が見られることがある。日当たりさえよければ、乾燥地〜湿地まで生息できる。春先に球根が園芸店やホームセンターに出回る。
出典:wikipedia
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