兵庫県立西宮高等学校(ひょうごけんりつ にしのみやこうとうがっこう)は、兵庫県西宮市上甲東園二丁目にある公立の高等学校。同市には同じ公立高校の西宮市立西宮高等学校(「市西」(いちにし))があり、両校を区別するためから、「県西」(けんにし)と呼ばれることが多い。演劇と陸上と吹奏楽の強豪校としても有名。以下の3つの科に分けられる。普通科・音楽科の推薦入試は県下全域から出願可能である。国際経済科は2010年の新入生から募集停止。県西生の8割が普通科の生徒である。2007年度から2010年度まで、以下の類型に分けられ、新入生は、入学時にいずれかの類型を選んだ。2011年度から単位制となり、幅広い選択科目の中から自ら履修科目を組み立てる形となった。通称「音科(おんか)」。兵庫県下の公立高校では唯一の音楽科である。1983年2月創設。それぞれの楽器において講師を招いて行われる特別レッスンや、毎年秋に開催される定期演奏会など活動が盛んである。また、日本だけでなく世界規模で音楽活動を行う卒業生も多い。2006年にはカラブリア国際ピアノコンクールで、3年在籍時の崎谷明弘が1位なしの単独第2位を受賞した。通称「国経(こっけい)」。1994年までは「商業科」であった。本校の前身が商業高校だったことから、開校時以来の伝統を誇ってきた。1990年4月より商業科内に国際経済コースが新設され、1995年4月に「国際経済科」と改変された。英語や第2外国語の学習重視や、簿記検定・英語検定・ワープロ検定などの難関資格の取得ができることから、人気がある。各学年の1組が国際経済科のクラスにあたり、学校内では"1組=国経"を表すことが多い。また、国際経済科では厳しい教育を受け、国際経済科OB・OGには難関大学出身者が多い。2010年の新入生から、普通科に吸収される形で募集停止となり、代わって普通科の選択科目の中に「簿記」「会計」「国際経済」「経営学基礎」などの専門科目が置かれることとなった。2004年1月、大阪国際女子マラソンにおいて1998年度国際経済科卒かつ同校陸上部OGの坂本直子選手が2時間25分29秒のタイムで優勝。その後、同年8月のアテネオリンピック女子マラソンの代表入りが確定されたため、坂本選手の知名度は地元西宮市で一気に上昇した。県西においても出場を祝う看板が掲げられたりするなどして学校を挙げて五輪出場を祝った。アテネ五輪本番当日も地元公民館には多くの地域住民や陸上部員が集まり、深夜にもかかわらずテレビ観戦を行い大いに盛り上がった。その結果、坂本は7位入賞。後日、県西体育館において入賞報告会が行われ全校生徒から喝采を受けた。その4年後2008年3月の名古屋国際女子マラソンでは、坂本直子の5年後輩で2003年度卒かつ同校陸上部の中村友梨香が、2時間25分51秒のタイムで初マラソン初優勝。その後同年8月の北京オリンピックマラソン代表選出が決定、坂本直子に続く同校OGの2大会連続五輪代表入りに活気に沸いた。北京五輪本番レースでは期待されながら中村は13位に留まるも、地元市民らは中村の健闘ぶりに大きな声援を送っていた。2012年のロンドンオリンピックでは、自転車競技・女子スプリントに前田佳代乃が出場。
出典:wikipedia
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