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マジンガーZ

『マジンガーZ』(マジンガーゼット)は、永井豪の漫画作品の題名、左記と原作者を共にする東映動画(現・東映アニメーション)制作のテレビアニメ作品および桜多吾作によるコミカライズ作品の題名、またこれら3作品で描かれる主役の巨大ロボットの名称。本項では原作者の漫画とテレビアニメーション、および後世影響等について述べる。桜多吾作によるコミカライズ版については作者の項を参照。巨大な人型ロボットに主人公が乗り込み操縦するという、「巨大ロボットアニメ」と呼ばれる分野に分類される初めての作品である。TV放映は2年近い長期放映となり、続編の『グレートマジンガー』『UFOロボ グレンダイザー』と合わせると4年を越える長期シリーズとなった。永井は本来はシリーズとしては2部、もしくは3部作として構想されており、完結編にはゴッドマジンガーを冠させる予定であったと、文庫版マジンガーZのインタビューなどで語っている。アニメの方は日本で視聴率が最高30%を超える大ヒットを果たした後、日本以外でも放映され、視聴率80%を稼いだスペインやイタリアなどヨーロッパを初めとして世界各国で人気を博している。スペインにはマジンガーZの像がある。同じ永井豪原作の東映動画作品である『デビルマン』についての打ち合わせの席上で、新たな提案をきっかけに企画が始まった作品であり、原作者による連載漫画と東映動画によるTVアニメが同時進行に近い形で世に送り出された。永井豪は、渋滞に巻き込まれた自動車を見ていた時に、「自動車から脚が延びて前の車を(またいで)乗り越えていけたらいいのに」と感じたことが“乗り込んで操縦するロボット”の着想の根源になったと方々で語っている。永井は、子供の頃夢中になって読んだ『鉄腕アトム』や『鉄人28号』といった「ロボットもの」の、それらとは全く違う設定の作品を描いて見たいという願望があったというが、着想としては「ロボットもの」の分野に新しい設定を持ち込んだというよりは、乗り物の解釈を拡大してロボットに行き着いた……というものになっている。これは、作品が『エネルガーZ』または『アイアンZ』と呼ばれていたまだ初期の頃の構想で、「主人公が乗ったバイクがロボットの頭部に登り、合体し操縦する」という設定であった点からも読み取れる。ただし、この設定は当時人気の絶頂期にあった『仮面ライダー』に類似するという理由で、飛行メカのホバーパイルダーによる結合方式に改変され、バイク=コクピットという案は後にダイアナンAの操縦方法として流用された。ロボットに数々の超兵器を内装装備させること、パートナーとなる女性型ロボットアフロダイA・ダイアナンAの登場、三枚目のお笑い担当ロボットボスボロットの登場、飛行用パーツ・ジェットスクランダーの登場、新兵器の追加や弱点の克服といったパワーアップ描写、主役機体の交替(最終回におけるグレートマジンガーの登場)など、後続のロボットアニメで多用される要素を数多く生み出した。現在では当たり前となった補給やメンテナンスなどの後方支援が本格的に描かれたのも本作の光子力研究所が最初である。デザイン面においても後続作品に大きな影響を残し、三白眼をはじめとする本作のロボットのデザインラインが後続の巨大ロボットの多くに色濃く影響を残している。また、「上腕と腹と大腿部が白」の配色は、マジンガーシリーズとは直接関係の無いコン・バトラーV、ボトムズ、実写特撮のダイデンジンにまで踏襲され、以降、1970年代を通じて巨大ロボットの基本配色となった。現在でも、この配色の影響下にあるロボットデザインは多い。アニメのエンディングに設計図・透視図(宮武一貴による)が使われたり、雑誌で様々な裏設定が公開されるなど、作品の細部を作品外から補完する試みも行われた。こうした手法は今日のSF作品でも多く見られるが、そういった点も本作が先陣を切った。『激走戦隊カーレンジャー』で、マジンガーZそっくりの敵のロボット・バリンガーZを登場させようとしたが、打ち上げパーティーでの大竹宏の挨拶でそのことを知った東映上層部が、ダイナミックプロに配慮して出した自粛命令により、アフレコまで完了していたものがお蔵入りになるという事態になった。この作品の大ヒットによって“超合金”や“ジャンボマシンダー”などの関連玩具が爆発的に売れた。雑誌での記事展開なども含めた商業的な面でのシステムを確立したという点でもマジンガーZは画期的であり、日本アニメ及びそのキャラクタービジネスにとって重要なターニングポイントになったとされる。本作放映以前はテレビアニメの制作本数は減少傾向にあり、辻真先によると「テレビアニメはそのまま死滅の道を辿ったかもしれない」という時期であった。本作の企画時、巨大ロボットは売れないと判断されたためスポンサーのポピー(現:バンダイ)は乗り気ではなかったが、本作の高視聴率が判明すると商品化に動いた。ジャンボマシンダーの発売が1973年6月と放映開始から半年以上遅れているのはこのためである。ジャンボマシンダーは全長約60cmの大きさが子供に受け、50万個のヒットになり、巨大ロボットアニメの商業性を示した。本作以降、玩具メーカーがアニメのスポンサーになることが増え、これまで菓子メーカー主導だったアニメは玩具メーカー主導になり、テレビアニメの制作本数が増加する。辻真先は玩具メーカーがテレビアニメを救ったように述べている。また当時、東映動画は東映の実写キャラクターの版権も取り扱っており、同社の版権収入は実写9、アニメ1の割合だった。それが本作のヒットによりアニメの方が版権収入が上になった。このように本作は実写優位だった当時の市場環境を覆し、アニメの価値を示した作品である。本作の玩具を開発した村上克司は、「マジンガーがなければ、この超合金もなく、その後の私もどうなっていたものか。マジンガーには心から感謝しています」と述べている。主題歌レコードも、日本で70万枚を超える大ヒットになった。このレコードにはオープニング、エンディング以外に挿入歌「Zのテーマ」も収録されている。この曲はもともと主題歌として製作されたが、「曲調が弱い」との理由で没になったものの、出来が良かったのでほぼ毎回マジンガー出撃シーンのBGMとして使用された。この時間帯のアニメ主題歌では『アタックNo.1』と並ぶ売上枚数。アニメのオープニング直前に、カウキャッチャーとしてカシオ計算機のCMが入った。いわゆる「電卓戦争」の最中だったこともあり、3か月ごとに標準小売価格が1,000円ずつ下がって行った。以下、本項では漫画作品とTVアニメ作品の両方について述べる。天才科学者「兜十蔵」博士は世界征服を企むドクターヘルから地球を守る為に「神にも悪魔にもなれる」能力を秘めたスーパーロボット「マジンガーZ」を作り出した。兜十蔵博士はドクターヘルの攻撃によって亡くなってしまったが、彼が作った無敵のロボットマジンガーZは孫の「兜甲児」に託され、兜甲児はDr.ヘルとDr.ヘルが作り出した機械獣軍団の野望を打ち砕くためにマジンガーZで戦う決意を固める。ここではTVアニメ版と違う点のみ表記。兜十蔵博士は、地震で瓦礫の下敷きになって死亡する直前、息子夫妻を実験中の事故で死なせたことへの償いから、孫の甲児に、光子力を動力にする超合金Z製のロボット「マジンガーZ」を与えた。十蔵のビジュアルや言動はアニメ版より遥かにマッドサイエンティスト風であり、ある意味ドクター・地獄(ヘル)と同等のキャラクターとして描かれている。ドクター・地獄(ヘル)の巨大ロボット群を使った日本侵攻が始まった時、甲児はマジンガーZを操り、ヘルの野望を打ち砕くために戦い始める。ここではTVアニメ版と違う点のみ表記する。最高視聴率は、1974年3月17日放送(第68話「地獄の用心棒 ゴーゴン大公」)の30.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。最終回はそのまま『グレートマジンガー』に続く。先史時代の人種・ミケーネ人の古代遺跡の調査チームの一員だったDr.ヘルは、偶然に巨大ロボット群を発見。これを使った世界征服を企み、ロボットの発掘後他の調査員達を殺害するが、兜十蔵博士には逃げられてしまう。十蔵はDr.ヘルの野望を阻止するため、光子力で動く超合金Z製のロボット「マジンガーZ」を秘密裏に建造するが、あしゅら男爵達の襲撃を受けて十蔵は死亡。今際の際にDr.ヘルの野望を伝えマジンガーZを孫の甲児に託した。甲児は亡き祖父の遺志を継ぎ、マジンガーZの力でDr.ヘルの野望を打ち砕くために戦い始める。Dr.ヘルの部下は、ミケーネの貴族夫婦のミイラを一体化したあしゅら男爵、ナチの鬼将軍のサイボーグであるブロッケン伯爵、マサイ族の頭部にピグミー族の上半身を合成したピグマン子爵。兵器はミケーネ人の遺産である巨大ロボットを改造した機械獣。虎の腰から人間の上半身が生えたミケーネ帝国の使者・ゴーゴン大公とも手を組み、ミケーネの技術で製造された強力な「妖機械獣」を貸与される。激闘の末、Dr.ヘルの野望を打ち砕いた甲児。しかし、地球制圧を目論むミケーネ帝国が一行の隙を突き、本格的に地上侵攻を開始。その先兵として突如姿を現した戦闘獣たちの前に、ヘルとの激闘で深い傷を負っていたマジンガーZは太刀打ちできず敗北を喫する。あわやこれまでと思われた時、グレートマジンガーと名乗る超巨大ロボットが姿を現し、甲児とマジンガーZの危機を救う。グレートマジンガーの正体とは、甲児の父、兜剣造がミケーネ帝国の侵攻に備えて密かに開発していた、マジンガーZを超える超ロボットであった。その操縦者・剣鉄也に戦いの使命を譲り、科学者である父と祖父の血を引く者として科学の研鑽を積むべく甲児がさやかと共にアメリカ留学へ旅立つところで物語は幕を閉じる。さやかは甲児とは「ケンカするほど仲がいい」関係。ボスはボロットの登場でコメディ・リリーフの地位を確立する。原作ではチョイ役だった三博士もレギュラー化して、Zの新兵器開発などに活躍する。この他、料理番のみさとや後に甲児が留学・師事したアメリカの研究者ワトソン博士など、アニメオリジナルキャラクターも登場した。ロケーションは、富士山麓・青木ヶ原近辺にあるとの設定。シングルが初出。以下の9曲は番組放送中の主題歌・挿入歌LPが初出。以下の3曲は1977年発売の英語版シングルが初出。原曲のカラオケ音源をそのまま使用。これが翌年の『ささきいさお 英語盤/アニメヒットを歌う』というLP企画に繋がった。以下の2曲は1978年発売のドラマ編LPが初出(その後、シングルカット)。以下の1曲は1998年発売のアルバム『マジンガー伝説』が初出。こちらの英語訳詞は前述の「MAZINGER Z」とは異なる日本語原詞に近いものになっている。また、テレビマガジン誌上でボスの搭乗するロボットの名前公募と共にイメージソングが作られた。本企画では新しいボスのロボットの名称の最優秀作を織り込んだイメージソングが作られる事となっていたが、優秀該当作品は出なかったので保富庚午によって作詞され、本編挿入歌(「ボスボロット音頭」)として流れた。これのみ一切の音源に収録されていない。太字は、OVA『マジンカイザー』にも登場した機械獣(第92話の戦闘獣は『マジンカイザー 死闘! 暗黒大将軍』に登場)。※1974年時点の放送局第1話でマジンガーZが初始動するシーンに、同じ東映動画で芹川有吾演出の映画『わんぱく王子の大蛇退治』の音楽(作曲 - 伊福部昭)が使われている。『東映まんがまつり』でアニメ映画化。この他にもシリーズ完結編として、上記の『ゴッドマジンガー』とは異なる『ゴッド・マジンガー』が企画されていたが、実現には至らなかった。この他、1986年頃に『大魔神我』というタイトルで、当時の若手・中堅アニメーターが中心となって本作をリメイクするOVA作品が企画されたことがある。この作品は1986年夏の段階で脚本は決定稿まで既に完成していたが、その後諸事情により制作中止となっており、一部のアニメ雑誌などの新作情報の記事でイメージイラストなどごく断片的な情報が掲載されたのみに終わった。ちなみに、これらのイラストに登場しているメカのデザインは、後年になって、全てダミーであったということが明かされている。予定されていた制作陣は、監督・キャラクターデザイン・作画監督に平野俊弘、脚本に會川昇、メカ監修に大畑晃一、メカニックデザイン・メカニック作画監督に大張正己、制作会社はAICというものであった。なお、『大魔神我』の企画頓挫にともない、その穴埋めとしてマジンガーとは無関係のロボットアニメが企画・制作され、『破邪大星ダンガイオー』『大魔獣激闘 鋼の鬼』として結実したこの2作品は翌1987年に発売されている。両作には『大魔神我』でメインスタッフとして予定されていた前述の面々が参加している。企画自体は全面的に作り直され『マジンガー』シリーズとは全く無関係の作品になったが、『大魔神我』で構想されていた主要モチーフは、派手で荒唐無稽なメカアクションなど1970年代のスーパーロボット作品へのオマージュ的要素が『ダンガイオー』に、志向していたハードで重厚なドラマが『鋼の鬼』にそれぞれ流用されている。

出典:wikipedia

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