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オフサイドトラップ (競走馬)

※2000年以前の馬齢は、当時使用されていた数え年による表記で記述する。1991年、北海道新冠町の村本牧場に生まれる。父は後にリーディングサイアーを獲得するトニービンで、その供用2年目からの産駒である。幼駒の頃からバランスの良い好馬体を持ち、2歳時には新冠地区の品評会で優秀賞を受賞。デビュー前には雑誌で世代注目馬に挙げられるなど、将来を嘱望された馬であった。競走年齢の3歳に達し、茨城県美浦トレーニングセンターの加藤修甫厩舎に入る。調教でも良好な動きを見せ、関係者の期待を集めた。1993年12月、中山開催でデビュー。2度の2着を経て、年明け緒戦の未勝利戦で初勝利を挙げた。その後、セントポーリア賞(500万下条件戦)も好タイムで連勝すると、クラシックに向けての有力候補として注目を集める。皐月賞への前哨戦・若葉ステークスでは、大器と評判の高かったエアダブリン等を退けた。しかし迎えた皐月賞、東京優駿(日本ダービー)では、それぞれナリタブライアンの7、8着と敗れる。そして7月のラジオたんぱ賞で4着となった後、皐月賞前から不安のあった右前脚に屈腱炎を発症。療養に入った。同年12月に復帰。オープン特別戦のディセンバーステークスを3着、年明けの金杯(東)で8着とした後、2月のバレンタインステークスで11ヶ月振りの勝利を挙げた。しかし直後に屈腱炎が再発。さらに左前脚にも不安を抱え始め、再度の療養となった。12月に復帰し、ディセンバーステークスで2年連続の3着となるも、患部は安定して出走を続けるまでには快復せず、療養が続いた。翌1996年の秋から状態に良化が見られ、本格的に戦線に復帰する。しかし屈腱炎再発の恐れがあるため強い調教を掛けられず、復帰緒戦から8戦で2着3回・3着3回と勝ち切れないレースが続いた。そして1997年5月のエプソムカップ6着の後、屈腱炎が再発する。7歳という年齢で引退の検討もあったが、管理調教師の加藤は本馬の高い資質を信じ、現役続行を選択、オフサイドトラップは3度目の療養生活に入った。これ以降、本馬の管理は状態をよく把握している担当厩務員の椎名晃と、調教助手の大崎英雄に一任される。一方で加藤により引退後の引受先探しも始められており、故障・即引退の可能性も考慮しながらの現役続行であった。8歳となった1998年に復帰したが、前回の復帰時と同様、勝ち切れないレースを続けた。これを受け、7月に出走した七夕賞から、従来の主戦騎手であった安田富男に代わり、関東のリーディングジョッキー・蛯名正義を鞍上に迎えた。従来先行策を取っていたオフサイドトラップは、この競走で後方待機策を採り、直線で逃げ粘るタイキフラッシュをハナ差捉えて優勝。3年5ヶ月振りの勝利を重賞初制覇で飾った。続く新潟記念では1番人気に支持されると、前走と同様の追い込みで重賞2連勝を遂げる。そして11月1日の天皇賞(秋)で、東京優駿以来4年5ヶ月振りとなるGI出走を迎えた。蛯名がステイゴールドに騎乗するため、本馬初騎乗の柴田善臣が騎手を務めた。当日は生涯最高という好調で迎えていたが、重賞5つを含む6連勝を続けていたサイレンススズカが圧倒的な人気を集め、オフサイドトラップは6番人気であった。レースはサイレンススズカが後続を十数馬身引き離す大逃げを打っていたが、同馬は第3コーナーで故障を発生して競走を中止する。中団にいた柴田オフサイドトラップは、このアクシデントで大きく開いたコース内側から最短距離でコーナーを回り、直線で抜け出した。最後は追い込んだステイゴールドを1馬身余退け、念願のGIタイトルを獲得した。8歳馬による天皇賞制覇は史上初、同齢のGI級競走制覇の記録においても、スピードシンボリ(1970年有馬記念)以来、28年振りの快挙となった。柴田は優勝騎手インタビューにおいて、「数少ないオフサイドトラップファンの皆さん、応援ありがとうございました」とファンに呼びかけた。年末にはグランプリ競走・有馬記念に出走して10着となり、これを最後に競走生活から退いた。引退後は北海道門別町(現・日高町)の門別ブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬となった。しかし人気が低く交配相手が集まらず、中央競馬では2頭の勝利馬を出したのみで2003年を最後に種牡馬も引退した。その後は門別町の日高ケンタッキーファームで功労馬として繋養、2008年に同場が閉鎖した後は新冠町の明和牧場に繋養されていた。2011年8月29日に腸障害のため死亡した。父・トニービンは1993年度全日本リーディングサイアー。母、母の父、祖母は、それぞれ渡邊隆の父・喜八郎の所有馬である。曾祖母・チトセホープは1961年の優駿牝馬(オークス)の優勝馬。その母エベレストは名牝系の祖として知られており、スズパレード、ブルーコンコルドなどが同牝系に属する。

出典:wikipedia

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