塩尻市(しおじりし)は、長野県中部(中信地方)の市である。県央部における交通の要衝となっている。松本盆地の南端、長野県のほぼ中央に位置し、県内随一の交通の要衝となっている。地形は扇状地形で、東西約18km、南北約38km、面積290.18km²の地域を有する。塩尻峠と善知鳥峠、そして鳥居峠は太平洋と日本海への分水嶺。河川:奈良井川、田川、小野川信州には海がないため塩を生産することができず、かつては日本海から塩売りがやってきていた。各地を回って売り歩いていると、ちょうどこの近辺で品切れになるため、塩尻という名前がついたと言われている。また、日本海側と太平洋側からそれぞれ塩が運ばれてくると、この辺りで両者が合流することから塩の道の終点=塩尻という説もある。この説に沿う地名として小県郡塩尻村(現:上田市)がある。なお、塩尻市の見解は、定説はないとしつつも上杉氏が武田氏に塩を送った義塩伝説、食塩を由来とする説、地質・地形からなる説の三つを挙げている。かつては塩の旧字である鹽を用いて、「鹽尻(しおじり)」とされた。江戸時代は塩尻宿や洗馬宿などが中山道や北国西街道の宿場町として栄えた。明治時代、塩尻宿から約2km西方線が交わる交通の要衝であった。地上一般放送局の免許を受けて市内の3ヶ所でワンセグエリア放送を実施している。衆議院小選挙区は長野4区(塩尻市、岡谷市、諏訪市、茅野市、諏訪郡、木曽郡)長野県議会の選挙区は塩尻市選挙区(定数2人)(大字大門及び大門田川町以外は住居表示実施地区)就業人口割合は第一次産業:第二次産業:第三次産業=8.4%:32.6%:59.0% となっている(2010年国勢調査)。ドーナツ化現象により国道19号沿線の郊外にロードサイド店舗の集積が顕著に見られ、JR塩尻駅周辺の中心市街地が空洞化しつつある。そのため中心市街地活性化基本計画(2008年11月11日承認)を策定し、活性化事業に取り組んでいる。交通の要衝としての立地を生かし、多くの物流・運輸企業が拠点を置いている。太平洋側と日本海側の交通が交差する交通の要衝である。市の中心となる駅:塩尻駅国指定・選定・登録の文化財県指定の文化財は長野県指定文化財一覧を参照。(五十音順)
出典:wikipedia
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