『太臓もて王サーガ』(たいぞうもてキングサーガ)は、大亜門による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、2005年34号から2007年24号まで連載された。単行本は全8巻。2015年3月からは電子書籍で発売。女の子にもてるために実界にやってきた間界の王子・太臓を中心としたギャグ漫画。下ネタとパロディネタが多いのが特徴。パロディにはジャンプ漫画は勿論の事、他社の漫画・アニメ・特撮をも元ネタとして利用する(ジャンプ漫画に関しては掲載前に作者に了承を取っている)。連載時の作品からは『アイシールド21』『テニスの王子様』『To LOVEる -とらぶる-』『BLUE DRAGON ラルΩグラド』『ONE PIECE』『エム×ゼロ』『BLEACH』『魔人探偵脳噛ネウロ』『NARUTO -ナルト-』『銀魂』などがネタにされた。作者が大ファンである『ジョジョの奇妙な冒険』に関するネタのパロディは特に多い。さらに、ギャグマンガでは良くある「話のラストで起きた大騒動が次回冒頭では何事もなかったかのようにリセットされる」手法を使わず、ほとんどのネタをその話の中で解決。収拾できなかったネタが次回で伏線となるストーリー漫画的な作劇がされているのも特徴。作者の前作『無敵鉄姫スピンちゃん』と世界観・時系列を共有しており、同作品の1年後が今作の舞台となっている。作中の時間概念は毎年キャラクターが年をとりリアルタイムで進行し、この設定が後々最終回にも影響する。初期レギュラーキャラクター数名は、2004年の週刊少年ジャンプ44号に2本立て読み切りの形で掲載された『伝説のヒロイヤルシティー』のキャラクターを原型としており、その作品がパイロット版だったことになる。当初は特撮戦隊物になる予定だったが、連載には向かないと判断され、学園コメディーとなった。連載後期はラブコメ要素が高くなっていて、それにより人気の強弱が激しく、ギャグシフトの場合は雑誌の後方に掲載されたり、ラブコメシフトの場合は前方に掲載されていた。しかし終盤からは、ラブコメ要素が高くても、後ろのページが多くなり、最終的にはよくある打ち切り漫画と同様に太臓が3年生になった直後という中途半端な時期に終了となった(最終回の『ジャンプ』巻末コメントにて、作者自らが「途中退場」と書いている)。現実と幻想の狭間にある世界、『間界』(魔界、ではない)から王子である百手太臓が私立ドキドキ学園高等学校(通称:ドキ高)にやって来た。彼の目的は国民全員が嫁の『ハーレムランド』を作ることであるが、外見にも性格にも問題のある彼に彼女が出来る筈もない。だが、めげない太臓は側近の悠や不良の宏海を巻き込んで今日も嫁探しを続ける。魔女である翠は、使う魔法も多種多彩だが、天性のトラブルメーカーである彼女の性格と相俟って、大抵ロクな事態にならない(元よりロクな効果のものは少ないが)。以下は詠唱された呪文の数々と、発現した効果の詳細。2つほどの例外を除き、ステッキなしでは使用不可能という制約がある。おまけマンガコミックスのキャラクター紹介や次巻予告(奇数巻カバー下のタイトルロゴ)もパロディとなっている。過去のエピソードを別の角度から描いた話が中心のショート漫画。『赤マルジャンプ』に掲載された。
出典:wikipedia
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