リバティーシティ(Liberty City)は、コンピュータゲーム『グランド・セフト・オート』『グランド・セフト・オートIII』『グランド・セフト・オート・アドバンス』『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』『グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ』『グランド・セフト・オートIV』『グランド・セフト・オート・チャイナタウンウォーズ』に登場するアメリカ合衆国の架空の大都市。モデルはニューヨーク市といわれており、グランド・セフト・オートIIIでは「アメリカ最悪の街〜Worst Place in America〜」と呼ばれていたが、グランド・セフト・オートIVにおいては「チャンスの街〜Land of Opportunity〜」とも呼ばれるようになった。街並や地名などが違う3つのバージョンがある。初代版、III版、IV版を含めシリーズ最多の登場数である(2014年現在)。このリバティーシティは地形的にはシリーズの中で一番ニューヨーク周辺を再現している。地名も以下のとおりニューヨークの地名に似せたものが多い。リバティーシティは、東から順に工業地区の「ポートランド "Portland"」、商業地区の「ストートン島 "Staunton Island"」、住居地区の「ショアサイド・ベイル "Shoreside Vale"」の三つの島から構成されている。三つの島を行き来するためにいくつかの交通機関があり、島同士を結ぶキャラハン橋(ポートランド⇔ストートン島間)、可動橋(ストートン島⇔ショアサイド・ベイル間)上を自動車で通過できるほか、海底を走るポータートンネルで島から島へと移動する事が可能(『III』のみ。『LCS』の1998年時点ではポータートンネルは未完成)。また、リバティーシティを一周する地下鉄を利用することで徒歩にて移動することも可能。地下鉄はレッドライト・ディストリクト(ポートランド)、リバティー大学(ストートン島)、フランシス国際空港(ショアサイド・ベイル)、ベッドフォード・ポイント(ストートン島)の四つの駅を反時計回りに走っている。様々な人種がひとところに雑居しており、代表的な外来人種に中国人、日本人、イタリア人、ジャマイカ人、コロンビア人、メキシコ人などが存在する。リバティーシティが「アメリカ最悪の街」と呼ばれる理由としては、全体的に治安が悪く凶悪犯罪が多発し、また、上に述べたような移民の人種ごとに規模の異なる犯罪組織が存在しており、殺人、麻薬取引、窃盗などの犯罪行為に及んでいる事が挙げられる。さらにLCPD(Liberty City Police Department、リバティーシティ市警)の、必要とあらば軍隊まで動員する過剰防衛の傾向や、悪徳警官の収賄などの不安定な内情もあり、市民の不安は留まるところを知らず、同都市は「Great place to leave(脱出するのに最適な場所)」などという不名誉な呼び名を与えられている。ちなみに『LCS』ではバイクに乗ることができるが、『III』にはバイクは一切登場しない。当然これは発売時期が早い『III』にバイクのデータが存在しないためであるが、設定上の理由は『LCS』の説明書によると、A.R.S.E.(American Road Safety for Everybody 米交通安全推進法人)が原付二輪車の事故の危険性を訴えたため、『III』の舞台となる2001年にリバティーシティ内でのバイクの運行が全面的に禁止された、とのこと。なお『LCS』の1998年の時点で自転車はすでに禁止されている。同記事によるとA.R.S.E.は大型自動車の大手マイバツ(Maibatsu)から多額の資金援助を受けている。工業地区。『III』『LCS』ともに物語はこの島から始まる。この地域には工業港、工場、中華街、風俗街などが雑然と密集しており、軽トラ、バンなどの大型車両が多く走っている。このエリアのみの交通手段として高架上を走る路線電車があり、これを利用することで反時計回りにヘップバーン・ハイツ、チャイナタウン、ポートランド・ビューの順に三つの駅を徒歩で移動する事ができる。このエリアを根城とする主なギャングには、中国人で構成されたトライアド(Triads)、イタリア人のレオーネファミリー(Leone Famlly)(IIIではマフィアの名で、LCSでは主人公の所属するマフィア)、米国人のフォレッリファミリー(Forelli Family)、ヒスパニック系のディアブロ(Diablos)などが挙げられる。元々はレオーネファミリーが主に支配していたが、近年はトライアドの台頭により勢力の均衡が崩れ、今では大規模な抗争が頻繁に起こっている。話が進むと3つの島のうち最も危険な島になる。商業地区。ショッピングモールや劇場のある繁華街、葬儀場、公園、のほか、市役所、裁判所、LCPD本部(警察本部)、検察庁、FBIなどの都市機能の中枢を担う施設が置かれている。セダンやワゴンといった一般的な普通車のほか、スポーツカーやリムジンのような高級車も多く見受けられる。東のキャラハン橋はポートランドと、西の可動橋はショアサイド・ベイルとつながっている。日本人のヤクザ(Yakuza)をはじめ、コロンビア系のカルテル(Cartel)、ジャマイカ系のヤーディーズ(Yardies)などのギャングが存在する。住居地区。一見平和そうに見えるが、実際はほとんどの住人がギャングやマフィアの関係者であり、警備も厳重である。主にフランシス国際空港や倉庫街のある南部と、団地や豪邸の立ち並ぶ北部とに分けられる。全域的に起伏に富んでおり、SUVに代表される四輪駆動車が多く走行している。主な施設に国際空港、大学病院、倉庫街(南部)、団地、高級住宅街、ダム、キャンプ場(北部)などがある。この地域に拠点を置くギャングに前述のコロンビアンカルテル、ストリートギャングのフーズ(Hoods)があり、フーズにはさらに赤色のレッドジャックス(Red Jacks)、紫色のナインズ(Nines)という二つの勢力に分かれている。なお1998年にはヤクザの縄張りも存在していた。サルバトーレ・レオーネ率いる、リバティーシティ、セントマークス地区を占領しているシシリアンマフィアの一つ。セントマークスにあるトニーのレストラン、トレントンにあるジョーイのガレージ、レッドライト地区にあるルイージの「セックスクラブセブン」などもファミリーの支配下にある。また、フォレッリファミリー、シンダッコファミリー、ディアブロ、トライアドなどと激しく抗争を続けている。2001年にボスであるサルバトーレ・レオーネが主人公によって暗殺されている。サルバトーレの死後にファミリーのボスになった人物は不明である。1998年当時ではドナルド・ラブを支援しており、1998年の段階ではリバティーシティの中でもかなりの権力を持っていたものの、2001年の段階では弱体化している。主な武器はピストル、2001年のサルバトーレ・レオーネ殺害後にはショットガンも追加。車は1998年ではレオーネ・センチネル(Leone Sentinel)、2001年ではマフィア・センチネル(Mafia Sentinel)となる。どちらもセンチネル(Sentinel)のカスタム車で、黒ずくめのボディとルーバーが特徴。また、マフィア・センチネル(Mafia Sentinel)とレオーネ・センチネル(Leone Sentinel)は普通のセンチネルより性能が良く、速い車の少ない序盤は重宝する。前述したとおり『III』ではショットガンを使うため、サルバトーレが暗殺された後のセントマークス地区を普通の車で通るのは非常に危険である。シシリアンマフィアの一つ。ファミリーの首領はすぐに変わってしまうため、はっきりした首領はおらず、リバティーシティ、セントマークスで見かけられるが、縄張りもはっきりと分からない。1998年の段階ではフォート・ストートンにも縄張りを持っているが、トニーによってこの一帯が爆破され、弱体化してしまう(『LCS』では寧ろメインがフォート・ストートンでセントマークスはまだ縄張りでなく、ショアサイド・ベイルにも若干縄張りがあったがすぐにフッズに奪われている。物語中のいくつかのシーンにて、セントマークスにあるレストラン「マルコズ・ビストロ」がアジトだと示されている、『III』にてマイク・フォレッリがここで食事している。また、『VC』のオープニング、ソニー・フォレッリが登場しているシーンに明記され、さらに『SA』でフォレッリファミリーが襲撃されたのもこの場所)が、『LCS』の1998年の段階ではレオーネの物になっているので、『SA』で襲撃された以降は一時的にレオーネの縄張りになった可能性が高い。また、レオーネファミリー、シンダコファミリーと抗争を続けている。ケン・ローゼンバーグはこのファミリーの顧問弁護士だったが、1992年に弁護士免許を剥奪されたため、ファミリーを追い出されている(1986年ではソニー・フォレッリ、1992年は不明、1998年ではフランコ・フォレッリがボスである)。また、政治家オドノヴァンを支援している。主な武器はピストル。車はグレーのセダンであるフォレッリ・エクセス(Forelli Excess)。シシリアンマフィアの一つ。かつてレオーネファミリーに使えていたが、1998年以降激しく対立するようになり、激しく抗争するようになる。また、このファミリーもはっきりとした首領が分からない。リバティーシティ、レッドライト地区にある「ポーリーズ・レビューバー(後のセックスクラブセブン)」という店をJDオトゥールに経営させていたが、レオーネファミリーに寝返ろうとするJDを射殺されてしまったため、店と地区を奪われてしまう。また、レオーネファミリー、フォレッリファミリーと抗争を続けている(1992年ではジョニー・シンダコの父、1998年ではポーリー・シンダコがボスである)。『LCS』においてトニー・シプリアーニによってポーリーが死亡するという大打撃を受けたため、2001年には壊滅した。主な武器はピストル、マイクロSMG、SMG(一部ミッションのみ)。レオーネ・スーツ同様彼らにも共通の服装があるものの、単体で居る場合は通行人と大差がない。車は白のステーションワゴンのシンダコ・アルジェント(Sindacco Argento)。ヒスパニック系のギャングで、ヘップバーンハイツ地区を占領している。2001年ではエル・ブッロがギャングの黒幕だったが、それ以前は不明である。また、トニー・シプリアーニと縄張り争いで抗争している。主な武器は『LCS』ではバットと手おので『III』ではバットのみ。しかし車の上など高い場所に乗ると警官と同じようにピストルに切り替わる(『III』では素手の者のみ)。車はスタリオン(Stallion)のカスタム車で、黒い車体に炎のペイントのディアブロ・スタリオン(Diablo stallion)。中国人で構成されたギャングで、リバティーシティのチャイナタウン全域を取り仕切っている。チャイナタウンにある「ミスターウォンズランドリー」や「パンク・ヌードル」などの店も支配下にある(サンアンドレアス州のサンフィエロにあるチャイナタウンに縄張りを持つ、トライアドとは別団体である)。バイスシティに1986年に偽札板を船で運びに来たこともあるがトミー・ベルセッティに襲撃された。しかし、2001年では中華街と西は駅まで支配下に置いているものの、1998年時点では中華街でもシンダコファミリーなどが闊歩しているのと構成員の分布の薄さの所を見るとそこまで大きな勢力ではなかったようだ。主な武器はバット(『LCS』では肉切り包丁)、ピストル。車は個体ごとに色は違うがトラックに独特の魚の絵が描かれているトライアド・フィッシュ・バン(Triad Fish Van)。2001年では背中にトラックと同じ魚が描かれている青いつなぎに黒い帽子がユニフォームだが、1998年の時点ではアジア色が強く滲み出ているものになっている。しかし1998年の容姿の場合、背景や通行人が比較的地味になり逆に目立たなくなってしまった為に近くまで寄らないとトライアドと気がつかない場合が多い。日本人で構成されたジャパニーズ・マフィアで、日本古来の組織。リバティーシティ、トーリントン地区を縄張りとしており、若頭のケンジに代表されるように義理人情を重んじている。1998年の時点ではカズキ・カセン(若頭のため組長ではない)が、2001年ではアスカ・カサイが組長となっている。カズキ(ケンジ)のカジノ、「百道場」となる謎の店などが支配下にある(1998年にはアスパトリアにヤクザのシロが存在したが、2001年ではカルテルのものになっている)。また、2001年にはレイ・マショウスキーをヤクザのスパイとして雇われていた。『LCS』においてトニー・シプリアーニとの戦闘で若頭のカズキが死亡し、後にアスカが組長となった。しかし、2001年においてケンジはクロードに暗殺され、アスカはカタリーナに殺害されたことで組長・若頭を失っているが、その後のヤクザについては特に物語中で語られず、後の組長・若頭は不明である。2001年にフォート・ストートンとのカルテルと縄張り争いが起こるようになる。1998年ではシザーグローブのポータートンネル付近の縄張りも持っていた。余談だが、ゲーム中では「ふざけんじゃねぇぞ、この野郎」や「俺の親父が怒ってるよ」や「(車を奪われて)俺のだっつうの。持って行くなよ!」、「おいそこのガキ、ケンカしてんのかコラ」、「お前、魚の臭いすんぞコラ」などの日本語を話す。主な武器はピストル、ウージー(『LCS』では持っていない)。一部ミッションではククリも用いる。車はスティンガー(Stinger)のカスタム車で、白い車体に赤いストライプの入ったヤクザ・スティンガー(Yakuza Stinger)。『GTA2』、『III』、『LCS』と登場しているが、次回作の『IV』では登場していない。それは『III』と『IV』では世界観が異なるためである。コロンビア系のカルテルで、表向きは運送業をしているが、裏ではスパンクの密輸、密売を主な活動としている自分勝手で残酷な組織。かつてエイブリー・キャリントンが首領であったが、2001年ではカタリーナが首領となっている。また、シダーグローブにあるドナルドの屋敷は2001年ではカタリーナのものになっている。2001年ではフォート・ストートンにも縄張りを持つようになるが、後にそこでヤクザと抗争が起きる。エイブリーの死後は2001年にカタリーナが首領になったが、クロードにより殺害されたため、壊滅した主な武器はピストル、ウージー、AK-47(『LCS』では持たない)。車は青い四駆のカルテル・クルーザー(Cartel Cruiser)。ジャマイカ人で構成されたギャングで、かつてレオン・マカフリーが取り仕切っていた。2001年ではニューポートを主な縄張りとし、キング・コートニーが首領として仕切っていた。1998年と2001年ではこのギャングも統一されたユニフォームが変わっており、前者ではジャマイカを強く意識した黄色を基調とした派手目な服だが、後者では黒いTシャツの上に作業着を着たような服装となっている。性質的に主人公と敵対する為(1998年は特に)、シナリオが進むとストートン島も危険地帯と化していく。主な武器はバットとピストル。車は豹柄のシートが豪華なローライダーのヤーディーズ・ロボ(Yardies Lobo)。ショアサイドベイルで活動するストリートギャング達で、スパンクに手を出している。レッドジャックスはD-アイスが首領として取り仕切っている。フーズは昔からレオーネ・ファミリーとの関係が良いため、ミッションにおいても協力するが、1998年の時点でも存在している。ナインズはレッドジャックスと内部対立しているが、D-アイスの依頼を受けたクロードにより壊滅し、一切出てこなくなる。レッドジャックスは赤色でナインズは紫色の服装である。主な武器はバット(『LCS』では持たない)、ピストル、ウージー。車はともにライトバンのランポ(Rumpo)にストリートアートを施し、タイヤをインチアップ。窓にスモークかけたフッズ・ランポ・XL(Hoods Rumpo XL)。リバティーシティは『III』と『LCS』で作品間の時代設定に3年の開きがあるため、街並みに以下のような相違点が見られる(『GTA』に関しては時間軸が不明な上に町並みがだいぶ違うので、ここでは対象外とする)。今までのリバティーシティから一新し、シリーズの中では一番ニューヨーク市を忠実に再現していると言える。時代設定は2008年。人口はおよそ800万人。市長はフリオ・オチョア(Julio Ochoa)。副市長はブライス・ドーキンス(Bryce Dawkins)である。ちょうどゲーム中では州知事を決める為の選挙活動が繰り広げられているらしく、ジョン・ハンター(John Hunter)とマイケル・グレイブス(Michael Graves)が二大候補者であるが、現職の州知事は誰なのかゲーム中では触れられていない。リバティーシティはオルダニーも含めた全域をリバティー市警(Liberty City Police Department:通称LCPD)が管轄している。消防はリバティー市消防局(The Fire Department of Liberty City:通称FDLC)が管轄。プレイヤーが携帯電話で911にダイヤルすれば緊急通報受信センターに繋がり、そこから警察、消防、救急のいずれかの要請を選べば出動をさせることができる。ゲームの序盤においてはテロ対策の一環として島と島を結ぶ橋はすべて警察によって封鎖されており、プレイヤーが無理に突破すると手配度が最大の☆6の段階にまで引きあげられ、N.O.O.S.E.(National Office Of Security Enforcement)と呼ばれる特殊部隊やFIB(Federal Investigation Bureau、モデルはFBI)と呼ばれる組織に追われることになる。ちなみに、メドウズパーク内に「リバティー州立パビリオンタワー」や、ミドルパーク近くに「リバティー州立自然史博物館」があることから、リバティーシティが属しているのが「リバティー州」であることがわかる(モデルはニューヨーク州)。ゲーム内の企業として、『VC』から登場したスプランク(Sprunk)、バーガーショット(Burger Shot)や、クラッキンベル(Cluckin' Bell)などの企業も登場し、リバティーシティの新聞であるリバティーツリー(Liberty Tree)も存在する。ゲーム内のテレビ番組であるヒストリー・オブ・リバティーシティでは、リバティーシティの制定からアメリカ南北戦争までの歴史が紹介されており、それによるとリバティーシティの歴史はモデルとなった都市であるニューヨーク市の歴史と類似点が多い。リバティーシティと今呼ばれる地域は1609年にホレイショ・フンボルト(Horatio Humboldt)という人物が開拓し始めたと言われている。1625年にロウアー・アルゴンキンにオランダの交易所が設けられると、リバティーシティは一気に麻薬と不正の巣窟と化した。リバティーシティは元々この土地に最初に入植したオランダ人たちからニュー・ロッテルダム(New Rotterdam)と名付けられていたが、1664年にイギリスがオランダに対して資金援助を行う見返りとして、土地の権限がイギリスに移り、その時からリバティーシティと呼ばれるようになった。そしてアメリカ独立戦争の結果として、1783年にはイギリスがリバティーシティの所有権を放棄し、1790年代に政府機能が他都市に移動するまではアメリカの最初の首都になった。『IV』の地域は大きく分けると4つの島からなる。リバティーシティにおいてはボーハンが最小の島でアルゴンキンが最大の島となる。オルダニーはリバティーシティの隣の州であり、州都はオルダニーシティ。それぞれの島は橋やトンネル(ノースウッドハイツ橋/North Wood Heights Bridge、イーストボロー橋/East Borough Bridge、デュークスベイ橋/Dukes Bay Bridge、ヒッキー橋/Hickey Bridge、アルゴンキン橋/Algonquin Bridge、ブローカー橋/Broker Bridge、ブース・トンネル/Booth Tunnel)で繋がっている。また、オルダニーとアルゴンキンの間にはハピネス島(Happiness Island)、アルゴンキンとデュークスの間には北からチャージ島(Charge Island)、コロニー島(Colony Island)がある。地域としては下の5つがある。モデル都市はニューヨーク市マンハッタン。キャッチコピーは自称万物の中心 / Self-proclaimed center of everythingなど。現実のマンハッタンのように超高層ビルが立ち並び、多くの種類の文化が街の中で入り混じっている。ゲーム内のテレビで放送されている"The History of Liberty City"というリバティーシティの歴史を語る番組によると、アルゴンキンという地名は元々ネイティブアメリカンの言葉で『高層マンションを建てるための場所』もしくは『STDに感染するための場所』という意味の言葉らしい。Algonquinとは「アルゴンキン語族」にちなむ。アルゴンキンを東西に走るストリートの名前は鉱石(エメラルド・ストリートやヘマタイト・ストリートなど)や元素(マンガニーズ・ストリートやバリウム・ストリートなど)にちなんでいる。また、通りの頭文字がアルファベット順に並んでおり、ストリートの場合は南から北にA-X、アベニューの場合は東から西にA-Gの順に並んでいる。『アルゴンクイン』と表記される場合もある。地区名施設・観光地モデル都市はニューヨーク市ブロンクス。キャッチコピーは北のはずれ / Practically upstateなど。コーポラティブハウスなどがあり、5つの地域の中では一番面積が小さく、比較的穏やかな地域。ボーハンの通りの名前は有名な刑務所にちなんでいるものが多く、アルカトラズ・アベニュー、シンシン・アベニュー、サンクエンティン・アベニュー、グアンタナモ・アベニューなどがある。地区名 施設・観光地 モデル都市はニューヨーク市ブルックリン。キャッチコピーは教会、住宅開発、流行の最先端 / Churches, hipsters and housing projectsなど。『IV』主人公のニコが最初に降り立つ場所であり、序盤の舞台となるところ。港があるだけあって工場や倉庫が集まっており、また、ロシアからの移民が多く住んでいることからマフィア(主にロシア)やギャングの巣窟となっている治安が極めて悪い地域。ゲーム内のテレビで放送されている"The History of Liberty City"というリバティーシティの歴史を語る番組によると、ブローカーという地名は、イギリスの王の婚外子であるSir William Broker III(ウィリアム・ブローカー・3世)から由来しているらしい。ブローカーのストリートの名前は有名なカウボーイの名前にちなんでおりヒコック・ストリートやアープ・ストリートなどがある。また、アベニューはネイティブアメリカンの民族名にちなんであり、モホーク・アベニューなどがある。地区名 施設・観光地 モデル都市はニューヨーク市クイーンズ。キャッチコピーは多文化のスラム街 / Multicultural ghettoesなど。空港や公園など規模が大きい場所が多い。通りの名前は古戦場にちなんでおり、コンコード・アベニュー、トレントン・アベニュー、ヨークタウン・アベニューなどがある。地区名施設・観光地リバティーシティの隣の州。モデル都市はニューヨーク州の隣、ニュージャージー州。キャッチコピーはストリップモールと共同住宅 / Strip malls and condosなど。『IV』と同じマップの『CW』にはハード設計上登場せず、ブース・トンネルも登場しない。北部は住宅や商業ビルが大半を占めているのに対し、南部は工業地帯で工場や製油施設などがある。刑務所があるので非常に評判が悪い。通りの名前は地域によって異なり、北オルダニーは山脈の名前(・アベニュー、・ストリートなど)、中央オルダニーは発明家やカルト宗教の関係者の名前(エジソン・アベニュー、・ストリート、アサハラ・ロードなど)、南オルダニーはアメリカ軍が行った核実験の作戦名(トリニティ・ロード、レッドウィング・アベニュー、プラムボブ・アベニューなど)にちなんでいる。オルダニーの名はイギリス海峡のチャンネル諸島の島名を元にしている。これは『GTA』に登場した地域「ガーンジー」も同様である。地区名 施設・観光地 本作はギャングやマフィアは主に所属する組織のテリトリーにたむろし、一般市民と同じように生活している。通常の市民と別カラーの車に乗り、ニコが素手で攻撃を行うと最初は素手で反撃し、銃を突きつけると持っていた銃や武器を使って反撃を行う(ストーリー上友好的な組織は攻撃してこない)。また、GTAの「ヤクザ」が登場せず、イタリアンマフィアの五大ファミリーが登場したり、アイルランド系やアルバニアンマフィアが登場するなど、これまでの作品に比べ、よりリアルな犯罪組織構成図となっている。その他、エリザベータ率いるサウス・ボーハン・ドラッグクルーや、ダイヤの密売人であるアイザック・ロスが所属しているユダヤ系の密売組織、ULペーパーのミッションで敵として登場するテロリストグループ、ファミリー同士の抗争以外のミッションなどに敵として登場する小規模なグループなど、縄張りを持たない犯罪組織がリバティーシティには存在する。リバティーシティの地下鉄・バス・スカイカー(ケーブルカー)は、リバティーシティ都市交通局(リバティーシティ・トランスポート・オーソリティ/Liberty City Transport Authority:通称LTA)が運営している。本社はアウトルック・パークの北西にある。モデルはニューヨーク市都市交通局(MTA)。 デュークス、ブローカー、アルゴンキンを通るルート ボーハン、アルゴンキンを通るルート街中(特にアルゴンキン)を多く走っている。全体が黄色のボディ(イエローキャブ)が特徴。セダン型とワゴン型のタクシーがあり、運転手も白人や黒人、アジア系、女性、男性など様々。稀に日本人が働いてることがある。プレイヤーが客としても乗ることができ、目的地を選択すればそこまで乗せていってくれる。タクシーのドアの側面には右図のような料金表があるが、その料金表の通りにプレイヤーが支払うことはない。フランシス国際空港や、flyUS、Airsol、Adios Airlinesなどという航空会社もあるが、プレイヤーはリバティーシティ以外に行くことはないので乗ることはできない。ちなみにflyUSの広告によると、『SA』で登場したロスサントスまでは$299から、ラスベンチュラスまでは$200から行けるらしい。また、『VC』に登場するバイスシティまでは$300からプライベートジェットで行けるらしい。ヒギンズ・ヘリツアーズ(Higgins Helitours)が運営するヘリツアーはヘリコプターに乗り、パイロットがリバティーシティを上空から案内してくれるというものである。ヘリはそれぞれ違う周回ルートを飛ぶ。高速道路は次の6つの高速道路が通っている。『IV』に登場する架空の企業。旧作から引き続き登場する企業も多いが、それ以上に新しく登場した企業が多い。また、旧作から引き続き登場した企業でも、『IV』の舞台が2008年のリバティーシティであることからロゴなど変更が加えられた企業もある。プレイヤーが利用できる店舗、施設以外にも多くの企業が存在する。また、リバティーシティ内ではAmmu nationのトラックが走行しており、トラックを奪って積荷の武器を手に入れることもできる。ただし普通の車と異なりドアがロックされているため、奪うにはまずトラックを攻撃して運転手にドアを開けさせる必要がある(『CW』のみ)。大手電子機器メーカー。製品は給湯器や、コピー機から、ハンドドライヤー、FAX電話、POSシステムまで、多岐に渡る。また、市内にはこの会社のコンテナがあるほか、この会社のロゴ入りの段ボールが散乱している。
出典:wikipedia
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