ロバート・ヴォーン(Robert Vaughn, 1932年11月22日 - )は舞台、映画、TVドラマなどで活躍しているアメリカ合衆国の俳優。1960年代にTVシリーズ『0011ナポレオン・ソロ』のソロ役で人気を博したが、その後は渋い脇役や知的な悪役として映画、TVで息長く活躍を続けている。ニューヨーク生まれ。両親ともにアイルランド系のカトリック信徒で、父のジェラルド・ウォルター・ヴォーンはラジオ劇を中心に活動していた俳優であり、母マルチェラ・フランセスは舞台俳優である。ロバートが子供の頃に両親が離婚し、母とともにミネソタ州ミネアポリスに移転するが、母親が興行中は祖父母に育てられる。高校を卒業した後ミネソタ大学でジャーナリズムを専攻するも中退。その後カリフォルニア州ロサンゼルスに移転しロサンゼルス市立大学に入学、その後カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校の大学院に進学し演劇学の修士号を取得した。さらにその後俳優として生計を立てながら、1972年にショウビジネスの研究についての著書により南カリフォルニア大学よりコミュニケーション論の博士号(Ph.D)を取得した。『十戒』のエキストラ出演他、多くのテレビ映画に脇役出演後、ロジャー・コーマンの『恐怖の獣人』で映画初主演。1960年の『荒野の七人』で一躍有名になる。1964年から1968年は、デヴィッド・マッカラムと共にテレビシリーズ『0011ナポレオン・ソロ』に出演。女性を中心に、主役のヴォーンよりも共演者のマッカラムが注目を浴びるなど、人気の面では苦戦を強いられたが『0011ナポレオン・ソロ』は1960年代で最も人気のあったシリーズとなり、ヴォーンもスターとしての座を確固たるものにした。日本映画『復活の日』、日本・スイス合作映画『アナザー・ウェイ ―D機関情報―』にも出演している。また、来日もしている。映画よりも、テレビ出演が多く、『特攻野郎Aチーム』や『刑事コロンボ』など様々なシリーズに出演している。1974年に女優リンダ・シュターブと結婚し、2人の子どもがいる。1978年に『権力と陰謀("Washington: Behind Closed Doors")』の大統領補佐官役でエミー賞助演男優賞を受賞。2004年よりイギリスBBCの『華麗なるペテン師たち』にレギュラー出演している。この作品は詐欺師集団の活躍をコミカルに描いた作品だが、ヴォーンは詐欺グループの長老格であるアルバート役を演じている。ヴォーンいわく「ナポレオン・ソロが退職して退屈になって詐欺師を始めたような役どころ」とのこと。2003年にチャールズ・ブロンソン、ホルスト・ブッフホルツの相次ぐ死去により、2011年現在、『荒野の七人』の七人のガンマンのうち唯一の存命者になった。日本語吹き替えはほとんどの作品で矢島正明が担当している。
出典:wikipedia
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