『ロボコップ2』 ("RoboCop 2") は、1990年公開のアメリカ合衆国の映画。映画『ロボコップ』の続編である。監督はアーヴィン・カーシュナー。近未来の犯罪都市デトロイトでは、「ヌーク」と呼ばれる新型の麻薬が蔓延していた。取り締まるべきデトロイト市警察は、オムニ社との労使交渉のためにストライキ権を発動する始末(アメリカでは公務員にも労働三権が認められており、ストライキが決行された場合には管理職が第一線に立つ)で、街のいたるところで犯罪が行われ、子供でさえも集団強盗に手を染める有様となっていた。治安対策としてオムニ社はロボコップ・マーフィよりも強力で忠実なロボコップ2の開発を進めていたが、殉職した警官をベースにした試作機が、精神の重圧に耐えられず相次いで自殺するという問題に悩まされていた。オムニ社のスタッフで博士号を持つ心理学者のジュリエット・ファックスは、「機械の身体を受け容れるのは警官よりも、むしろ力に憧れる犯罪者だ」とオールドマン会長に直訴し、開発の主導権を握る。一方、相棒のアン・ルイス巡査と共にヌーク密売組織のボスのケインを追っていたロボコップは、ケインの罠によって重度の損傷を負ったうえ、修復時にファックスの差し金により無用なプログラムを入力され、役立たずにされてしまう。しかし、その出来事をきっかけに警官たちはストライキを止めて奮起、ロボコップもまた自力でプログラムを消去することに成功し、同僚らと共にケイン一味のアジトを強襲し、ついにケインを逮捕する。ロボコップとの対決で重傷を負ったケインは、ファックス博士の手で生命維持装置を切られ、脳と脊髄を摘出されてロボコップ2号の頭脳に利用されてしまう。自身も中毒者だったケインは服用していたヌークを餌にファックスに服従させられ、ヌークの黙認と引き換えに市の負債を肩代わりしようとした仲間のホブたちを惨殺する。やがて華々しくロボコップ2の発表会が開催されるが、オールドマン会長がヌークを見せ付けた瞬間、ヌークの禁断症状とロボコップへの復讐心からロボコップ2は暴走する。ファックスからコントローラーを奪い取ったロボコップ2は、安全装置を解除して記者や警察官たちを無差別に虐殺し、ロボコップとの再戦を繰り広げる。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。