埼玉県立大宮高等学校（さいたまけんりつおおみやこうとうがっこう）は、埼玉県さいたま市大宮区に所在する高等学校。全日制の課程に普通科、理数科を設置している。通称、おおこう（大高）。男女共学の公立高校。2003年より2学期制を導入し、2006年からは隔週で土曜授業を実施。2007年には長期休業（夏休み）の短縮・計画的設定により、5日間程度の授業を確保。それにより、合計で約30日（6週間）以上の授業日を確保している。理数科は理数系科目を重視した専門性の高い授業内容で、医歯薬理工系大学進学に有利なカリキュラムとなっている。国際交流としてはドイツ・コトブス姉妹校との交換留学制度などが設けられている。1950年から2009年までの東京大学合格者は83名となっており、県立浦和高校（2407名）、熊谷高校（444名）、浦和第一女子高校（108名）などに次ぐ県内6位である。近年の進路状況は埼玉県内の高校の中で県立浦和高校、開智中学校・高等学校に次ぐ東大合格者数となっている。東大以外にも難関大学へ多数合格者を出し、2015年は国公立大学に現役で124名の合格者を出している。理数科は1期生（1994年卒）～21期生（2014年卒）で東大進学者は64名、17期生（2010年卒）～21期生（2014年卒）の最近の5年間では、東大進学者は32名となっている。男子部・女子部時代から継続。男子:金ボタン5個の黒詰襟学生服（標準学生服）、女子:紺のブレザー白ブラウス、学食あり。女子部男子部　　　　　　　　大宮農商学校廃止　　　　　　 　新制高等学校創立、片岡学園高等学校に校名変更（農業科廃止）統合後次の教育組織がある。体力向上や精神力を養うため毎年実施。かつては男子が行田から西遊馬公園（さいたま市西区）間約33km、女子が鴻巣から西遊馬公園間約23kmであったが、男女とも西遊馬公園をスタート・ゴールとして男子16.5km、女子13.0kmに短縮された。2015年10月16日、第36回強歩大会に参加中だった2年生の女子生徒がゴール手前で倒れて心肺停止の状態で病院に搬送され、翌17日夜、搬送先の病院にて死亡する事故が起きた（死因は病死）。これを受けて埼玉県教育委員会は同月21日、全県立高校に向けて体育活動等での事故防止徹底を通達した。野球部は甲子園に春夏合計で7回出場し、夏にベスト4になったことがある。ボート部や棋道部が全国大会に出場している。吹奏楽部は2005年（平成17年）から9年連続で全日本吹奏楽コンクール西関東大会に出場し、9年連続金賞を受賞。2011年（平成23年）には念願の全国大会出場を果たし初出場で銀賞を受賞。また、2010年（平成22年）3月に行なわれた第33回全日本アンサンブルコンテストでは、木管4重奏が全国大会に出場し金賞を受賞している。生物部は2011年と2014年にISEF（インテル国際学生科学フェア）に出場している。また部員が2013年の第24回国際生物学オリンピック日本代表として出場している。クイズ研究会は2014年に全国高等学校クイズ選手権(高校生クイズ)に出場している。文学部と漫画研究部は漫文連合として連携した活動を行っている。理科系の部活動や理数科の生徒が中心となり、第2、3、4回科学の甲子園全国大会に埼玉県代表として出場している。小倉百人一首競技かるた部は2014年、通称かるたの甲子園、全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会に出場している。また、全国高等学校総合文化祭に県代表を1名派遣している。2015年には、全国高等学校総合文化祭に県代表を1名派遣している。自由・自主創造の校風である。制服は男子は学生服、女子はブレザーである。

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