「乾杯」(かんぱい)は、日本のミュージシャンである長渕剛の楽曲。作詞、作曲は長渕剛、編曲は青木望。1980年にリリースされた長渕の3枚目のスタジオ・アルバム『乾杯』に収録されている。この楽曲は、地元の友人が結婚すると聞いた長渕が、友人への祝福のために書いた、人生の大きな節目に置かれた人間に対する応援歌である。歌詞の内容から結婚披露宴や卒業式などで歌われることが多い。ライブではほぼ必ず歌われる曲となっているが、発表後すぐにはシングルでリリースされず、その後、1988年に再録音されたシングル盤のリリースによりヒットした。1988年以降リリースされたベスト盤等には「NewRecording Ver.」のみが収録されていたが、2014年リリースのベスト盤「Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。」に収録された。「乾杯-NEW RECORDING VERSION-」(かんぱい ニュー・レコーディング・バージョン)は、長渕剛の18枚目のシングル曲である。1988年2月5日に東芝EMI/エキスプレスより7インチシングルレコード、シングルカセット、1988年2月25日に8cm CDシングルでリリースされた。規格品番はRT07-2055 (7インチシングルレコード)、ZX10-6109(シングルカセット)、CT10-2001 (8cm CDシングル)。セルフカバーアルバム『NEVER CHANGE』(1988年)からの先行シングル。3枚目のアルバム『乾杯』(1980年)に収録されていたタイトルソングであり、8年の時を経て再レコーディングされ、シングルとして発売された。フォークソングであった同曲を、バラードソングとした。初期のバージョンとはアレンジが異なり、また、長渕自身の声も透明感のある澄んだ声質からしわがれた声質へと変わっている。初期バージョンの編曲は青木望であったが、このシングルでは瀬尾一三、長渕による編曲となっている。長渕にとって5枚目のシングル「順子/涙のセレナーデ」(1980年)に次ぐ2曲目のオリコン1位獲得曲となった。シングルチャート100位圏内に通算93週ランクインし、80万枚近い売り上げを記録。第30回日本レコード大賞で金賞を受賞。90年代以降は小学校の音楽の教科書にも載り、長渕剛の代表曲となった。テレビ番組『第41回NHK紅白歌合戦』(1990年、NHK)に長渕剛が初出場した際、中継先で歌う演出が初めて行われ、前年に崩壊したベルリンの壁の前で「親知らず」、「いつかの少年」、「乾杯」の3曲を歌った。この時の歌唱時間17分は紅白史上最長だった。1990年代の初頭には、キリンラガービールのCMソングに使われた。また、1997年9月27日から2000年12月31日まで、西鉄大牟田線の特急列車で西鉄福岡駅到着時の車内チャイムとして使用されていた。2010年4月から約20年ぶりにキリンラガービールのCMソング(菅原文太他出演のバージョン)に使われている。著作物の使用料の分配額上位3曲で決まるJASRAC賞を4年連続で受賞している('89年 - '92年、順に銀・銀・金・銅)。これは現在の方針になった1988年以降、歴代最多記録である。2005年にNHKが実施した「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」で白組31位にランクインされた。B面曲の「THANK YOU WOMAN」はアルバム未収録となった。全曲、作詞・作曲:長渕剛
出典:wikipedia
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