エドガル・エンリケ・レンテリア(Edgar Enrique Rentería Herazo, 1975年8月7日 - )は、コロンビア・アトランティコ県バランキージャ出身の元プロ野球選手(遊撃手)。右投右打。にフロリダ・マーリンズへ入団した。5月10日メジャーデビューを果たし、コロンビア人として史上4人目のメジャーリーガーとなった。6月までの打率は.248だったが、7月のオールスターゲーム以降は打率.334を記録し、7月25日から8月16日にかけて球団記録を更新する22試合連続安打を記録した。また、新人選手としてはの30試合連続安打を記録したジェローム・ウォルトン以来の長さだった。新人王の投票ではトッド・ホランズワースに次ぐ2位に終わった。、154試合に出場し、リーグ2位の143単打、リーグ1位の19個の犠牲バントを記録し、守備では遊撃手としてリーグ1位の242刺殺を記録した。この年のプレーオフ初戦となるジャイアンツ戦では、1-1で迎えた9回裏2死満塁の場面で、一二塁間を破るサヨナラヒットを打っている。この勢いそのままにチームはワールドシリーズに出場するが、レンテリア本人はコロンビア人として初めてのワールドシリーズに出場した選手となった。シリーズはインディアンスを相手に第7戦までもつれ込み、2-2で迎えた延長11回裏2死満塁の場面でチャールズ・ナギーからセンター前に優勝を決めるサヨナラヒットを打った。このようにポストシーズン初戦と最終戦でサヨナラヒットを放っており、勝負強さを印象づける事となった。ちなみに、はレギュラーシーズンでも4本のサヨナラヒットを放っている。7月7日、コロンビア人として初めてオールスターゲームに出場した。この年リーグ4位の41盗塁を記録したが、リーグ最多の22盗塁死した。1998年12月14日、トレードでセントルイス・カージナルスに移籍した。は、154試合に出場し、打率.275、自己最多となる11本塁打、63打点を記録した。には16本塁打、76打点と自己最多を更新し、シルバースラッガー賞を初めて受賞した。、打率.260自己ワーストとなったが、、遊撃手としてリーグ1位の打率.305、83打点を記録し、2回目のシルバースラッガー賞を受賞し、初めてゴールドグラブ賞を受賞した。MVPの投票では20位に入った。は、リーグ4位の打率.330を記録し、194安打、47二塁打、100打点は遊撃手としての球団記録となった。また、球団史上初めてとなる2年連続でシルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞を受賞した。には2度目のワールドシリーズ出場を果たすが、レッドソックスに4連敗を喫してしまう。しかも第4戦の最後のバッターとなった(投ゴロ)。ワールドシリーズで2回も最後のバッターになったのは史上3人目だった。2004年オフに、フリーエージェントでボストン・レッドソックスへ4年総額4,000万ドルで移籍した。レッドソックスでは攻守に精彩を欠き、30失策とのMLB全体で最も多く、8年ぶりに三振数が100を上回り、7年ぶりの1桁本塁打と不振に終わった。2005年オフにアンディ・マルテとの交換トレードという半ば放出の形でラファエル・ファーカルの後釜としてアトランタ・ブレーブスへ移籍した。は4月16日から4月27日にかけて左肋骨を痛め欠場したが、開幕から5月9日にかけて23試合連続安打を記録した。開幕からの記録ではフェリペ・アルーの16試合連続の球団記録を更新し、にロン・ルフロアが記録した30試合連続に次ぐメジャー歴代2位になった。また、前年の最終戦で安打を記録しており、2年越しの24試合連続安打は自己最長記録となった。オールスターゲームに2年ぶりに選出され、守備では失策を13まで減らした。は右足首の捻挫によって2回故障者リスト入りし、その間に30試合を欠場し、出場試合数はデビュー年以来の少なさとなったが、8月以外の月は全て3割以上の打率を記録し、自己最高の打率.332(リーグ4位)を記録した。2007年10月28日にジェイアー・ジャージェンス投手とゴルキス・ヘルナンデス外野手プラス金銭とのトレードでデトロイト・タイガースへ移籍した。は、遊撃手のカルロス・ギーエンが一塁に転向され、レンテリアが遊撃を守ることになった。しかし開幕から打撃不振に陥り、自慢の守備でも緩慢な動きを見せ、1000万ドルのオプションを破棄されFAとなった。2008年12月4日、正遊撃手のオマー・ビスケルが退団したサンフランシスコ・ジャイアンツと2年総額1,850万ドルで契約した。はかつてない不振に陥り、デビュー以来最低の成績に終わった。は序盤こそ打撃好調だったが、相次ぐ故障で72試合の出場に終わり、9月には今季限りでの引退を考えていることを明かした。ポストシーズンには遊撃のレギュラーとして出場。テキサス・レンジャーズとのワールドシリーズでは、第5戦にクリフ・リーから決勝の3ランホームランを放つなど、打率.412の活躍でジャイアンツの56年ぶり世界一に貢献し、ワールドシリーズMVPに選ばれた。異なる2度以上のワールドシリーズ優勝決定試合で決勝打を放った選手は、これまでにルー・ゲーリッグ、ジョー・ディマジオ、ヨギ・ベラの3人しかおらず、レンテリアが史上4人目となった。は、シンシナティ・レッズでプレーした。オフに退団した。は、1年間どのチームでもプレーしなかった。また11月には、第3回WBC予選のコロンビア代表に選出された。3月22日に、現役引退を表明した。
出典:wikipedia
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