『XI』(サイ)は、1998年に発売されたソニー・コンピュータエンタテインメントのパズルゲーム、およびそのシリーズ。開発はシフト。タイトルの「XI」は発音、アクセントを含めてXI[sái]、もしくは表記上の都合で「XI[sai]」と書かれる。北米、EUでは「Devil DICE」のタイトルで販売された。同様に、シリーズの「XIゴ」は北米、EUでは「Bombastic」にタイトルを変更している。第一回ゲームやろうぜ!に採用されて制作された作品で、日本では百万本以上を販売し、シリーズ続編や携帯ゲーム機への移植作も作られた。このゲームは悪魔のキャラクター「アクイ(AQUI)」を操作し、ステージ上に次々と現れるサイコロを操って消していく、アクションパズルゲームである。以下は初代『XI』のルールについて述べる。後の作品でも基本はこれと同じルールである。アクイは玉乗りのようにサイコロの上に乗って転がすか、あるいは地面の上でサイコロを押すことができる。地面上からサイコロの上に乗るには、沈みかけか湧き出てくるサイコロを足場として利用する。サイコロは一定時間ごとに地面から湧いてきて、フィールドがサイコロで埋め尽くされるとゲームオーバーとなる。次々に湧き出るサイコロを消すには、以下の方法を用いる。初代『XI』では、まだ説明書やルール説明内で操作キャラクターに「アクイ」という名前がつけられておらず(「小悪魔」「キャラクタ」と表現)、ウォーズモードで5人のアクイが色(赤・青・緑・桃・黄)だけで区別されていたが、後に発行された攻略本などでは5人のアクイたちに“5人兄弟”という設定が付加され、5人に名前はまだつけられていなかったものの、5人の性格や設定はある程度付けられていた。『XI JUMBO』からは、それぞれに名前がつけられ、ゲーム中の能力(移動スピード、対戦モードの攻撃方法)が差別化された。『XIゴ』では、アクマの一族「AQUI族」の5人兄弟とされ、おばけの国の薄暗い森の家に父、母、祖母と暮らしている。くもの国の天使の祖父の血を引いているからかあんまりアクマらしくないらしい。いろいろな動物と仲良くなるのが得意。爆発ルールでは、爆発したダイスの爆風もそれぞれ色分けされる。クエストモードでは若い頃の祖母と天使の祖父の話を聞き、祖父に会うために家を抜け出しくもの国へと向かう。ゲーム中にはさまざまな種類のダイスが登場し、それぞれ性能が異なっている。性能の「持ち上げ」「ジャンプ」は『XI JUMBO』および『XIゴ』のJUMBOスタイルでのみ適用される。基本ルールは前述の通り。特殊なルールがまだ少なく、純粋にダイスを転がしたり押したりして、次々に消していく。※ここではおもにPS版での記述となっている。別機種の場合は設定が異なる場合がある。基本のルールはそのままに、ダイスの上にもう1段ダイスを乗せることができる。また、目の前のダイスを持ち上げて動かしたり投げたりできる「持ち上げ」、さらには他のアクイちゃんを投げられる「アクイ投げ」、1マス先を飛び越したり、ダイスの上に乗れる「ジャンプ」、上にあるダイスが落ちたことで通常よりお得なチェインが成立する「予約チェイン」などのテクニックが登場した。ちなみに、XI JUMBOにはバグがあり、有名なものとして石ダイスでキャンセル(倒しかけのダイスを元に戻すテクニック)を行おうとしてギリギリ失敗するとその後ろのダイスが消滅したり、存在しないはずの床ができる、「掘り」と1段目に他のダイス、2段目に幽霊ダイスを置き、1段目のダイスをジャンプしてから隣のマスに移動させバニッシュさせると、2段目の幽霊ダイスだけバニッシュせずそのまま残る「名残雪」などが挙げられる。(名残雪のみ、詳しい発動条件は不明)ゲームのメニュー画面は『アクイズルーム』という、アクイちゃんの家の中になっている。アクイズルームは秘密がいっぱい隠されており、カーソルを動かしていろいろと調べることができる。各置物はゲームの進行、ゲームの成績に応じて少しずつ変化する。そして、ゲーム内の時計がある時間になると・・・?部屋の中で気ままに動くアクイの中から、ゲームで使用するキャラを自由に選ぶことができる。またアクイを整列させたりなでたり叩いたりすることもできる。5人のアクイはそれぞれ足の速さやバーサスでの攻撃ダイスの種類などが異なっている。「強い目」で攻撃すると、より効率的に相手を攻撃することができる。このモードは最初はプレイ不可能で、隠しモードとなっている。トライアルモードのノルマアタックで、全ノルマを達成すると出現するようになっている。プレイ方法は、アクイズルームでタイムアタックを選択したときから、ロードが完了するまで(黒画面のとき)の間、L1、R1、↑、△の4つのボタンを押し続け、フィールドの周りの色が紫色になっていれば成功。EXトライアルでプレイできる。なお、フィールドの周りの色が、青色になっている場合は、不成功。普通のタイムアタックモードでスタートしているため、やり直す必要がある。EXトライアルモードは「EX」と言うだけあって、タイムアタックのエクストラ、エキスパート的存在で、2人でもプレイでき、使用プレイヤーによって違う「制限」が適用される。ロッシはダイスが一切生えてこない、アスールなら制限時間1分、ウェルデならダイスが全て磁石ダイスに、モモなら持ち上げ禁止、ホァンならジャンプ禁止というルールになっており、2人でプレイした場合、その2人の制限が適用される。(例えば、モモ&ホァンで持ち上げ&ジャンプ禁止、アスール&ウェルデで普通ダイスの代わりに磁石ダイスを使用し、制限時間1分という感じである。)なお、ロッシの「ダイスが一切生えてこない」と言うのは、ゲーム開始時のフィールドのダイスは24個で、全てのダイスが消し終わった瞬間ゲーム強制終了となる。なお、ランキング機能は無いが、リプレイを記録、保存することは可能。ルールを一新し、『Explosion(爆発)スタイル』が形成された。ダイスをくっつけると地面に沈まず、“着火”する。着火したダイスにもチェインの要領でくっつけることができる。時間が来るとダイスは“爆発”し、得点が得られる。また、ダイスが爆発したときに四方に目の数分爆風が飛び( なら6マス、 なら2マス飛ぶ)、爆発した目と同じ目かひとつ下の目( が爆発した場合、周囲にある と )のダイスに着火する。着火したダイスにアクイが乗っていてそれが爆発するとゲームオーバー。ゲームが進むと、初代XIのルールで遊ぶ『Classic(クラシック)スタイル』、XI JUMBOのルールで遊ぶ『JUMBO(ジャンボ)スタイル』を選べるようになる。
出典:wikipedia
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