ケビン・パトリック・バーン（Kevin Patrick Beirne , 1974年1月1日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州出身の元プロ野球選手（投手）。オリックス時代の登録名は「ケビン」。のMLBドラフト11巡目でシカゴ・ホワイトソックスに入団。5月17日、メジャーデビュー。はトロント・ブルージェイズでプレーした。はロサンゼルス・ドジャースでプレーした。オフに大阪近鉄バファローズに入団。当時の梨田昌孝監督は「すごい投手が来た」と大はしゃぎだった。開幕第4戦で初登板初先発初勝利を挙げるも、先発では不安定な投球が多く、5月中旬に抑えに転向。ところが、セーブのつく場面で失敗が多く、その後中継ぎに降格した。このように、暫くは起用法が一定しなかったが、6月下旬に再度先発に転向すると漸く安定した投球を見せ、8勝を挙げた。翌2004年は開幕第2戦で先発を任されたが勝敗は付かなかった。防御率は改善したものの、打線の援護に恵まれず6勝に終わった。オフに合併先のオリックス・バファローズと契約し、登録名を「ケビン」（ファーストネーム好きの仰木監督の意向もあった）に変更した。近鉄とオリックス双方において外国人選手は刷新に伴い、契約を解除され、分配ドラフトの対象から外される選手が多かったが、バーンとジェレミー・パウエルはオリックスと契約した。合併1年目の先発の一角として期待された。春先は好投しても打線の援護に恵まれないケースが先行し、次第に投球内容も悪化。この年は強力打線のソフトバンク戦で防御率0.51を記録するも、通年では13敗も喫し、シーズンオフに解雇された。そして、千葉ロッテマリーンズに移籍。ロッテとの契約がこじれオリックス入りしたダン・セラフィニと入れ替わる形となった。また、登録名を「バーン」に戻した。開幕第2戦の先発に抜擢されるも先発では結果を残せず、シーズン途中から中継ぎに降格。主にビハインドの場面で登板し、不安定ながら3勝を挙げた。球団側は来季は契約しない方針であったものの、戦力外通告はされていなかったが、11月28日に自由契約選手として公示された。140km台中盤～後半のストレートを中心に、スライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップを投げる。球が高めに浮きやすく、それを痛打されることも多かった。

出典:wikipedia