『キアイダン00』(きあいだんだぶるおー)は、1992年10月23日に日本テレネットからRIOTブランドで発売されたPCエンジンSUPER CD-ROM²用コンピュータゲームのタイトルである。企画・開発はアルファ・システム。ストーリー、システムの両面で1970年代ロボットアニメを意識した作りとなっている。ゲームは複数のステージに分割されており、1ステージがアニメの1話分に相当するように、ステージ前デモからシューティングシーンへと移る流れとなっている。各ステージの中盤、最後には敵ボスが待ち構えており、一定以上のダメージを与えた後は「必殺技」を使うことで敵ボスを倒すことが出来る(実は時間をかければ「通常弾」のみでも倒すことが可能。そのほうがスコアも稼げるが、時間がかかる分リスクも大きくなる。そして撃墜時の敵の散り際のセリフも変わる。)。敵ボス出現までは強制横スクロールで、5種類の武器を選択しながら雑魚敵を倒し続けていく。途中の敵やボスなどは画面奥側から飛んでくる演出が入るなど、ひたすらアニメ的演出を重視しているのが伺える。当時流行し始めていた「溜め」(ボタン長押しによるパワーショット)を「必殺技」として取り入れている点と、シューティングゲームでは珍しい「ハンマー」(棘付き鉄球)を武器として選択可能な点はあるが、それ以外は比較的オーソドックスなダメージ方式の横スクロールシューティングゲームである。しかし、プログラマーの一人がアーケードゲームのハイスコア記録で当時有名な人物であったこともあり、全般的に難易度はかなり高いと言える。同様のロボットアニメを意識したシューティングゲームとしては7年後にプレイステーションで発売された『70年代風ロボットアニメ ゲッP-X』(1999年5月アローマより発売)が存在する。西暦20XX年。マッドサイエンティスト ドクター・ギガガの世界征服作戦が始まった。彼が作り上げた軍団機甲獣軍団が地球を掌握せんと、人類に襲いかかる!! だが、神は人類を見捨てなかった。ギガガの元から逃げ出した天才科学者・佐倉博士が作り上げたスーパーロボットキアイダン00! そして佐倉博士の息子でキアイダン00のパイロット佐倉猛! 人類の未来は彼らに託された。行け! キアイダン00。叫べ佐倉猛!! ステージ攻略後に「次回予告」のアイキャッチが挿入される(主にステージのボス)など、アニメのテレビ番組のような体裁を取っている。予告ナレーションはギガガ役の郷里大輔が担当している。またキアイダンは通常兵装にキアイを加えることによりパワーアップし、将軍の重機甲獣・ジョウのメガバスターG2・ギガガのキングギガガは前述通り。基本的にパワーアップ武器(必殺技)でなければ止めをさせない。ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では7・5・5・5の合計22点(満40点)、、「月刊PCエンジン」では85・80・90・80・75の平均82点(満100点)、合計「マル勝PCエンジン」では6・8・8・6の合計28点(満40点)、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、22.00点(満30点)となっている。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で161位(485本中、1993年時点)となっている。
出典:wikipedia
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