北村 宏司（きたむら ひろし、1980年7月24日 - ）は日本中央競馬会 (JRA) の美浦所属の騎手である。競馬学校騎手課程15期生で1999年に騎手デビュー。初騎乗は同年3月6日、中京競馬第4競走のイブキアーンドランで、16頭立ての16着だった。初勝利は同年3月14日、中山競馬第2競走でタイキコンコルドに騎乗してのものであった。デビュー年は37勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手を獲得した。デビュー翌年の2000年1月30日、東京新聞杯で単勝7番人気のダイワカーリアンで制して重賞初勝利。その後もコンスタントに勝利を挙げ、関東リーディングの上位に名を連ねる。2006年のヴィクトリアマイルではダンスインザムードで自身初のGIタイトルを獲得。同時にヴィクトリアマイルの初代優勝騎手となった。2014年3月1日に通算1000勝を達成。同年11月2日、天皇賞（秋）で重賞未勝利だったスピルバーグに騎乗しG1レース2勝目を挙げた。12月27日には幸英明騎手に続き史上二人目のJRA年間1000騎乗を達成。2015年2月21日、ダイヤモンドステークスをフェイムゲームで2連覇し、2015年初の重賞勝利を挙げた。3月22日には皐月賞トライアル･スプリングステークス、9月21日には菊花賞トライアル･セントライト記念をキタサンブラックで勝利。10月25日の菊花賞も同馬に騎乗し、混戦の中を最内から鋭く抜け出して優勝。人馬ともに初のクラシック制覇を果たした。

出典:wikipedia