『ぷよぷよSUN』(ぷよぷよさん)は、株式会社コンパイルの落ち物パズルゲーム『ぷよぷよ』シリーズの第3作。1996年にアーケードゲームとして発売され、以後いくつかのプラットフォームに移植された。2003年のPlayStation再発売版以降はセガ(後のセガゲームス)より発売されている。タイトルの「SUN(サン)」は「3」と掛けたもの。前作まではアルル・ナジャのみが主人公だったが、本作ではひとり用モードのシナリオが難易度の異なる3つから選べ、それぞれで主人公が異なる。さらに、敵キャラクターにも独自の「連鎖ボイス」が導入され(2連鎖目以降はキャラクター毎のカットイン演出も出現)、対戦時は主人公以外のキャラクターも選んでプレイできるようになった。このため画面レイアウトも変更され、それぞれのプレイフィールド内にはキャラクターの全身画像が大きく表示されている(この要素は『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』以降の作品にも適用されている)。キャラクターの選択と個別連鎖ボイスは、有名声優を起用したPCエンジン版『ぷよぷよCD』シリーズでは既に導入されていたが、コンパイル発売の作品では本作が初となる。また、タイトルの『SUN』の名にちなんで独自の新システム「太陽ぷよ(たいようぷよ)」も導入されたが、このシステムは以後の作品では『ぽけっとぷよぷよ〜ん』、『ぷよぷよBOX』、『ぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversary』のみの登場となっている。本システムを採用したのは、既に『ぷよぷよ通』の段階で早積み及び連鎖テクニックが確立・固定化しており、「ド素人でもマスターに勝てる」「あらゆるファン層に楽しんでもらう」ことをコンセプトとしたため。。また、本作から5色ぷよの表情(目つき)が明確に描き分けられるようになった(赤は怒り、青は悲しみ、緑は普通、黄色は笑顔、紫はニヤリになっている)。基本的なルールは『ぷよぷよ通』をベースにしている。ここでは『ぷよぷよSUN』での追加ルールや変更点について述べる。ゲームボーイ版『ぽけっとぷよぷよSUN』のみルールが一部異なる(後述)。ゲームボーイ版は一部のルールが他機種と異なっている。このGB版でのルールは、続編であるゲームボーイカラー版『ぽけっとぷよぷよ〜ん』にそのまま受け継がれた。また、『ぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversary』に収録された「ぷよぷよSUN」ルールは通常はアーケード版準拠のものだが、隠しコマンドで選択した場合はこのGB版準拠のルールに変化する。闇の帝王であるところのサタンは、雑誌の「肌を小麦色に焼いてギャルにもてもて」といった言葉が踊る南国ツアーの記事を読み返しつつ、「今まではモテるための営業努力が足りなかった」と悟る。しかしその時は日焼けの出来るような季節ではなかった。サタンはそこで南国ツアーへ行くよりも、その場にいながら日焼けをすることを選び、周りの迷惑もかえりみず太陽を巨大化させてしまった。突如昼夜を問わず太陽が照り続けるようになり熱帯となった世界に、アルルは「世界を元に戻そう」と立ち上がる。別の場所では、誰よりも愛する闇夜を奪われたシェゾが事の張本人に復讐すべく旅立つ。その一方で、ドラコは突然いい天気になったことに機嫌を良くし、暢気にも日光浴に出かけようとしていた。「ふたりでぷよぷよ」では使用するキャラクターを自由選択できるが、連鎖ボイスや演出などが異なるのみで、基本的に性能自体の差はない(ぷよの消えアニメの演出速度(連鎖の進行速度)が僅かに異なる程度であり、オプションで全員アルルと同じ消え方に統一する事もできる)。ボスのサタンとカーバンクルはほとんどの機種で隠しキャラクター扱いとなっており、隠しコマンドで使用できる。ゲームボーイ版ではボス2体と追加の4体を含む全キャラクターを最初から選択できる。ドラコケンタウロスは登場以来、本作で初の主人公となる。勇者ラグナス・ビシャシは本作で初登場のオリジナルキャラクターとなっている。カーバンクルはこれまでの『ぷよぷよ』シリーズではマスコットとして登場していたが、本作で初の対戦キャラクターとなった。その他の本作からの新キャラクターは前作までとは異なり『魔導物語1-2-3』以外からの出典となっており、キキーモラはPC-98版『魔導物語 道草異聞』より、ちょっぷんはゲームギア版『魔導物語III 究極女王様』より、コドモドラゴンとハニービーはPC-98版『大魔導戦略物語』よりとなっている。ゲームモード「ひとりでぷよぷよ」には3種類の難易度が設定されており、それぞれが別のストーリーを形成している。携帯電話アプリ版は下記のうち「アルルの冒険」のみ収録。その他、ゲームボーイ版の「トレーニング」モードでは、他機種に登場しない4体の追加キャラクター達もフリー対戦で戦える。また、ミノタウロスはゲームボーイ版以外では対戦キャラクターとして登場しないが、ルルー戦の漫才デモや、「とことんなぞぷよ」の出題キャラクターのひとりとして登場することがある。ほとんどが当時のコンパイル社員、もしくはコンパイルの自社オーディションによって選ばれた声優を起用している。以下の2名は過去にオーディションで選ばれ、PS版『ぷよぷよ通決定盤』から起用された声優をそのまま継続使用している。以下の3名は本作のオーディションで選ばれ、N64版『ぷよぷよSUN64』以降より旧担当者から差し替える形で新たに起用されている。以下は当時のコンパイル社員が担当。
出典:wikipedia
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