二軒茶屋駅(にけんちゃやえき)は、京都市左京区にある叡山電鉄鞍馬線の駅。駅ナンバリングはE13。かつて鞍馬などへ行く旅人のための茶屋が2軒あったことが駅名の由来だが、1軒は昭和初期に市原へ移転したのち廃業、もう1軒も平成4年に廃業された。相対式2面2線のホームを持つ無人駅。ホームの鞍馬駅側に駅構内踏切(第1種甲)があり、両ホームを結んでいる。出入口は踏切の鞍馬行きホーム側。鞍馬寄りに片渡り線2組があり、その先は上り線側が単線の本線、下り線側が引上線となっている。引上線は出町柳方面からの当駅折返し列車が使用している。かつては鞍馬方面ホームにのみ自動改札機が1台設置されており、京都産業大学の休日以外の朝時間帯に稼動していた。回数券の一部は大学内8号館のファミリーマート京都産業大学店で発売している。構内踏切からホームへは、レール面からホーム面までのゆるい階段でスロープも併設されているが、駅前道路から構内踏切までは階段のみであるため(上の写真参照)車椅子等での利用は困難。この階段は道路側から見て左半分のみ高齢者などに配慮して段差を半分にする追加工事が行われているが、そのため1段あたりの幅が極端に狭くなっており、急いで下るときなどは注意が必要となっている。京都府道40号下鴨静原大原線とは反対側の山の斜面にある。駅の南西に京都産業大学が開学して以降、周辺は山間部まで宅地造成が進行し住宅地となっている。駅裏の高台には京都産業大学の第2グラウンドがあるほか、駅前から同大学へ向かうシャトルバスが運行されているなど京都産業大学との結びつきが強い駅でもある。1926年(大正15年)9月6日に鞍馬へ至る鉄道路線として免許が与えられた際、その経路は現在の鞍馬線の経路と同一ではなく上京区小山上総町(現在は北区、北大路バスターミナル付近)を起点として柊野を経て当駅に至りそこから鞍馬へ向かうルート、それに上京区紫竹初音町(現在は北区)から分岐して上賀茂と松ヶ崎を経由して当駅から前述の路線に合流するルートとして計画されていた。のちに計画は変更されて山端(現在の宝ヶ池駅)から当駅を経て鞍馬へ至るルートを本線とし、小山 - 当駅間および大宮(現在の北区大宮) - 山端間の支線を設けることとなったが、本線のみが敷設され支線は敷設されず免許失効となっている。
出典:wikipedia
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