


伊奴神社(いぬじんじゃ)は、名古屋市西区稲生町にある神社。旧郷社。伊奴(イヌ)という名にちなみ本殿の前には犬石像があり、戌年生まれの人や愛犬家に親しまれ、特に戌年の元日は大勢の参拝者が訪れる。天武天皇(白鳳)2年(673年)、この地で取れた稲を皇室に献上した際に社殿を建立したと伝えられる。延喜式神名帳に尾張国山田郡伊奴神社と記されている。式内社。江戸時代には「熊野権現」などと称していたが、村名の稲生からの類推で、神名帳にある伊奴神社に比定したものとみられる。尾張国神名帳では「従三位上 伊奴天神」とある。境内は、「名古屋市緑地保全地区」に指定されており、樹齢800年の椎の木をはじめ多くの樹木に囲まれている。大相撲名古屋場所の際には伊勢ヶ濱部屋が宿舎としており、境内の土俵で稽古をする姿が見られる。
出典:wikipedia
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