TOHOシネマズ有楽座(とうほうシネマズゆうらくざ、TOHO CINEMAS YURAKUZA)は東京都千代田区有楽町のニユートーキヨービル(現存せず)でTOHOシネマズ株式会社が所有していた映画館。1957年5月に開館されたニユートーキヨービル内のニュー東宝シネマを大々的に改装した上で、2005年4月9日に有楽座として開館した。その名称は、かつて有楽町1丁目の日比谷映画劇場隣にあった同名の劇場に由来する。2009年2月10日より名称がTOHOシネマズ有楽座に変更され、全国のTOHOシネマズ名のシネコン同様にインターネットチケット販売「vit」、ポイントカード「シネマイレージカード」が導入された。ニュートーキョー本店ビルの閉鎖に伴い、2015年2月27日をもって閉館。1935年6月7日、東京宝塚劇場、日比谷映画劇場に続く株式会社東京宝塚劇場(後の東宝)直営の劇場として、初代「有楽座」が開館。オープン当日は東宝劇団の旗揚げ公演として『寿曾我三番』、『人間万事金世中』、『盲目の兄とその妹』、『シューベルトの戀』の4演目が上演された。第二次世界大戦末期の1944年3月5日より一旦閉鎖された後、風船爆弾の製造工場として使われた。1945年11月3日より再開場。その後映画館に転身し数多くのヒット作や大作を上映していたが、1984年11月11日に隣接した「日比谷映画劇場」(旧)と共に閉館。この日に合わせ『生まれて半世紀! さよならフェスティバル』と題した特別興行が行われ、『風と共に去りぬ』が最終上映作品となった。建物は解体され、跡地は東宝日比谷ビル(通称「日比谷シャンテ」)となり現在に至る。旧有楽座のチェーンマスターの機能は「日本劇場(2代目)」・「日劇プラザ」、「日劇1・3」を経て「TOHOシネマズ日劇(スクリーン1・3)」へと引き継がれている。ニュー東宝シネマ(New Toho Cinema)は1957年5月5日に開館した東宝直営の洋画封切館。座席数は746席。当時は「エスカレーターで上がる映画館」が謳い文句であった。当初、ニユートーキヨービル内には2館の東宝直営映画館があり、3階に「ニュー東宝」(東宝洋画系)、地階に「スキヤバシ映画」(大映封切館)があった。1972年に「ニュー東宝」を「ニュー東宝シネマ1」に、「スキヤバシ映画」を「ニュー東宝シネマ2」に改称。1995年に「ニュー東宝シネマ2」は閉館しビアホールとなった。ニュー東宝シネマのチェーンマスターの機能は有楽町スバル座へと引き継がれている(但し近年はスバル座メインで上映される東宝洋画系作品が少なくなってきている)。
出典:wikipedia
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