杉田 力之(すぎた かつゆき、1942年(昭和17年)10月13日 - 2008年(平成20年)3月30日)は、日本の銀行家。第一勧業銀行元会長兼頭取。みずほホールディングス初代社長。みずほフィナンシャルグループ名誉顧問などを務めた。日本カントリークラブ理事長。神奈川県立小田原高等学校を経て、1966年東京大学経済学部卒業、第一勧銀の前身である日本勧業銀行に入行。後にシンガーソングライターに転身した小椋佳は東大・勧銀の同期である。1997年に第一勧業銀行を取り巻く金融不祥事(総会屋への損失補填による利益供与)が発覚し、近藤克彦頭取の退任表明、宮崎邦次元頭取の自殺、近藤の後任頭取に内定した藤田一郎副頭取の逮捕などが起こる大波乱の最中に会長兼頭取に就任。就任時の54歳という年齢は都市銀行の頭取としては異例の若さでの抜擢人事であり、宮崎、近藤、藤田など旧・第一銀行出身者が上層部を占めてきた中で日本勧業銀行出身者の杉田を登用したことでも異例であった。1999年度に初代全国銀行協会会長を務め、就任中にみずほホールディングス発足が発表された。映画化もされた高杉良の小説『金融腐蝕列島 呪縛』に登場する中山頭取のモデルとされる(映画版では根津甚八がキャスティングされた)。2008年(平成20年)3月30日、膵癌のため、65歳で死去。
出典:wikipedia
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