『新ビックリマン』(しんビックリマン)は、1989年4月9日から1990年8月26日にABC発テレビ朝日系列で全72話放送されたテレビアニメ。それまで同枠で放送された『ビックリマン』の続編。ひょんな事から一緒に旅をすることになったピア・マルコ達一行が、最終的に真に平和な世界「新河系」を築くまでを描く。ロッテの『ビックリマン 悪魔VS天使シール』の第20から24弾に相当しており、シールのストーリーの後追いだった前作(アニメ『ビックリマン』)とは異なり、シールと同時進行となっていた。ただし2年目からは多少オリジナル色が強くなった。マルコのパワーアップに力を貸した次代たち。体に理力を注入した者と、アイテムや必殺技を伝授した者がいる。天蓋瀑布に飲み込まれた神帝隊の理力により生まれたメイドン天使の生まれ変わり。ベリー・オズとともに「次界警備隊」の任務についている。「次界一の力持ち」集団。上司のヤマトウォーリアを慕っている。ヤマトウォーリアの戦闘時には変身して武器や防具になる。5人連なりのギャル5ビターという卵形のメカに一人ずつ乗っている。ヤマトウォーリアの勘違いから「次界を乗っ取る為に聖ボックスを盗みだした」という容疑をかけられたマルコ一行を捕らえるために冒険に出発する。マルコ達の疑いが晴れてからは協力しあうようになったものの、「聖宝石(セント・ジュエル)」発見競争をすることもあった。アニメオリジナルの設定であったが、後に第22弾にてヘッドシール化された。OVA「ピア・マルコの挑戦」に登場した際はメイドン天使そっくりの姿で現れる。ベイギャルズの先祖。第27話のみ登場した。なお、メイドン界使以外はスカートが短い(メイドン幻使はスカートがスリットになっている)。太古より存在する神々の世界。聖神ナディアから、次界の周辺に存在する12のエリア「ハートタンク」の統治を任されている12人の王。次界を救う聖宝石を捜す手助けをしてくれた。ガーネメントでカーネルダースが集合し、大洪水を止めようとするが、辰統一世の心の迷いから失敗する。キャラクターの配列は日本の十二支に由来する。メンバー全員超人的なパワーの持ち主で超高速の瞬間的な移動が可能。異聖メディアを一方的に追放した「超聖神」に逆らい、超聖神と聖神ナディアを倒そうとするが、逆に異次元の世界に閉じ込められた神々。ブラックゼウスに助け出されてからはブラックゼウスに従っていたが不信感も持っている。最終的に聖神ナディアと異聖メディアの関係改善に思わぬ役割を果たすことになる。カーネルダースとは対になる動物モチーフで構成されており猫ライ一世、ミ蛙帝(声 - 龍田直樹、うしとかえる)、狸アヌス、光亀帝 (ウサギとカメ)、麒麟ザー公、マングス珍、驢馬ンリ一世(馬をうらやんだろば)、狼ュール一世、蟹大帝(さるかに合戦)、蝙蝠ヒ伯、蚤ノフ王(声 - 広森信吾)、獅子チヌス一世(ライオンとイノシシ)の12人。原作シール20弾ヘッドシール。太古の時代、源層紀以前より存在し、超聖神と共に世界を創造したといわれる超古代の神々。死の淵を漂っていたブラックゼウスを救い出し、若返らせ強化アイテム(翼、始祖ジュラの頭、冠、鎧、心臓、力)を与えて蘇生させた。何の目的で動いているのかは最後まで謎のままであった。パーミンダロス(声 - 佐藤正治)、カーボメロス、エウリピデボン、ミレトシルル、オルドトス(声 - 塩屋浩三)、カンブディアスの6人。原作シール21弾ヘッドシール。原作シール12弾、13弾、15弾ヘッドシール。そちらではミロク、ムガルは怪奇(ミステリー)フォームと呼ばれる戦闘形態を持つが、アニメには登場しなかった。かつて隆盛を誇った悪魔文明。現在は砂漠化の一途で崩壊寸前である世界。和風な口調と語尾で話す者が多い。ダークマターが作り出した異次元世界。52話から62話までの舞台。ここに落ちたマルコらとベイギャルズは元の記憶を失ってしまった。スーパーゼウス校長、スーパーデビル教頭、ブラックゼウス先生などが勤めるビックリ学園を舞台に、呑気に日々を過ごす彼らだったが、サイキュロスのパワーアップと共に、その日々に終わりが訪れた。ゼウス、ロココ、マリア、神帝隊などは過去の世界から集められたらしい。全世界の中心に位置する隠れ里。異聖メディアが静養している。同時に全世界を新生させる聖コアポイントでもあり、最終局面ではここの争奪戦が軸となった。前作とほとんど同じスタッフである。途中で、これらの曲と番組挿入歌をあつめた「アニメ 新ビックリマン ヒット曲集」が日本コロムビアから発売された。原作シール22弾時期の懸賞ビデオ。マルコら一行がダークマター(「ダークマスター」と呼称)により、1999年の東京に飛ばされ、欲望を吸収し巨大になったブラックゼウスと戦うストーリー。中盤、シールの今までの展開を振り返るコーナーがある。DVD最終巻の映像特典として収録されている。マルコら4人とブラックゼウスは本編と同じキャスト。山陰地方では、1989年9月までは日本テレビ系の日本海テレビが同時ネットしており、24時間テレビ放送中でも飛び降りてネット受けしていたが、89年10月のマストバイ化に伴い、朝日新聞とも関係の深いTBS系の山陰放送に移行し遅れネットとなった。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。