千苅ダム(せんがりダム)は兵庫県神戸市北区にある、一級河川・武庫川水系羽束川に建設されたダム。神戸市が管理する高さ42.4mの「重力式粗石モルタル積ダム」で、神戸市への上水道供給を目的とした市内最大のダムである。堰堤は1919年(大正8年)竣工で、17門のスライドゲートは日本最古。国の登録有形文化財に登録されているほか、土木学会の「日本の近代土木遺産~現存する重要な土木構造物2000選 」や厚生労働省の「近代水道百選」にも選定されている。このダムからは神戸水道を通じて神戸市までの送水管(水道)で結ばれており、神戸市民へ供給されている。また1967年(昭和42年)からは武庫川沿いに建設された千苅浄水場にも送水されており(画像中央の導水官は千苅浄水場への専用送水官)神戸市北区などの飲料水として供給されている。ダムによって形成された人造湖・千苅水源池(せんがりすいげんち)周辺は、観光地として親しまれている。羽束川と波豆川がダム湖で合流しダムの2km下流で武庫川に注ぐ。ダムは神戸市北区に位置するが、ダム湖は宝塚市・三田市にもおよび、ほとんどは宝塚市に属する。神戸市の上水道不足を受け、布引五本松ダム、立ヶ畑ダムに続いて建設された。住宅22戸と面積23町の土地が水没。その後、神戸市と村民とは和解が成立。
出典:wikipedia
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