LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

グランドセイコー

グランドセイコー("Grand Seiko")とは、日本の腕時計メーカーであるセイコーが所有する高級腕時計ブランドのひとつ。日本国内で部品生産から組み立てまで一貫して専門の時計師集団によって作られている。バーゼル・フェアで毎年新作コレクションを発表し、最高レベルの実用腕時計ブランドとして各方面から高く評価されている。ブランドコンセプトは「最高の普通」、「実用時計の最高峰」。初代モデルは1960年に諏訪精工舎(現セイコーエプソン)が、従来最高級モデルであった「ロードマーベル」の更に上級のラインとなる国産最高級腕時計を標榜して開発、発売した。初期は諏訪製の在来高級モデルの精度と外装仕上げ高度化からスタートしたが、その後1960年代を通じた発展で、当時のセイコーにおけるもう一つの腕時計製造部門である東京・亀戸の第二精工舎(現セイコーインスツル。愛好者からは諏訪精工舎と対比して「亀戸」と通称される)も並行して開発を手掛けるようになった。諏訪、亀戸両社の系列内競合開発過程で、専用の高精度・高振動ムーブメントと質実剛健な外装デザインによる、独特のキャラクターを確立した。グランドセイコーは、長年、基本が変わらない普遍的なデザインを踏襲しつつ、その時々における最高の技術を投入して作られている。常に極限までの精度、信頼性と仕上げを追究し、決して派手ではないが、スーツなどのフォーマルなスタイルにもカジュアルにも似合うシンプルで上質なデザインが特徴とされている。また、セイコーが27年間の年月を掛けて完成させた、機械式、クォーツに続く第3の革新的な時計駆動方式であるスプリングドライブを採用していることも特徴である。 機械式、クオーツ、スプリングドライブの3つの駆動装置をつくることができる時計メーカーは世界で唯一、セイコーだけである。なお、スイスの高級腕時計メーカーからスプリングドライブの供給を打診されたセイコーは断ったと言われている。スイス・ニューシャテル天文台ではクロノメーター検定(精度が基準値を上回るかどうかの検定。順位発表無し)や、スイスの時計業界の技術向上を目的としてクロノメーターコンクール(順位発表有り)を開催していた。1964年にクロノメーターコンクールに初出展して以降年々順位を上げていたセイコーは、1967年にコンクールで高得点を獲得することを目的として開発した専用のムーブメントCal.052をもって4度目の挑戦を行う。結果2位を獲得し、スイスの時計業界に対してその存在感を見せ付けることとなった。なお1967年以降、ニューシャテル天文台ではコンクールは開催されていない。翌1968年、ニューシャテル天文台のクロノメーター検定に、セイコーは100個のグランドセイコーをエントリーし、その内73個が合格した。セイコーは合格した73個のグランドセイコーを1969年に「実用できる」時計として一般向けに18万円で発売している。続く1969年から1970年にかけて、合格した153個の"Cal.4580"を、45グランドセイコーV.F.A.として市販した。こうしてグランドセイコーは機械式時計として精度と信頼性で世界の頂点に立った。ロレックス等のスイス高級時計メーカーは自社製品がスイス公認クロノメーター規格の検査に合格することが、高級時計である証のひとつだとしている。一方、セイコーは公認クロノメーター規格よりさらに厳しい検査基準を制定し、これを「グランドセイコー規格」(GS規格)とした。1960年代中期以降のグランドセイコーは全てグランドセイコー規格に合格したものである。発売当初「クロノメーター」を名乗っていたものの、スイス公認試験を直接受けていない製品がクロノメーターを名乗ることにスイス側から批判があり、このためクロノメーターの呼称を取り下げたうえで、より厳しい自社規格のGS規格を制定してこれにもとづく製造、調整を図るようになった事情があった。1969年、機械式腕時計のそれまでの常識を覆し、天文台クロノメーター基準をも超える月差60秒というグランドセイコーV.F.A.("Very Fine Accuracy" )規格を制定。61グランドセイコーV.F.A(諏訪精工舎・自動巻)、45グランドセイコーV.F.A.(第二精工舎・手巻)が登場した。1988年、新しいグランドセイコー規格とともに、年差10秒を実現した最高級クォーツとしてグランドセイコーが復活。1998年、新時代の(機械式)グランドセイコー規格とともに、機械式グランドセイコーが復活した。セイコーは、グランドセイコーの修理に必要な部品もしくは代替部品をムーブメント(時計駆動装置)含む製品生産終了時点から最低10年間は保持することを公称している。現在、1988年以降に作られたグランドセイコーのムーブメントは全て生産が継続している。なお、スイスの高級時計メーカーではロレックスを除いて部品の長期保持を公表している時計メーカーはない。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。