『アッコにおまかせ!』は、TBS系列で1985年10月6日から毎週日曜日の11:45 - 12:54(JST)に生放送されている日本の長寿情報バラエティ番組。司会を務める和田アキ子の冠番組。民放の日曜12時台では唯一のネットワークセールス枠でもある。2012年7月29日の時点での放送回数は1,303回。番組開始1年前の1984年10月7日、『ゆうYOUサンデー!』司会に和田アキ子と古舘伊知郎が就任。大沢悠里(当時TBSアナウンサー)の後任としての登場であったが、TBSの日曜正午台の長期視聴率低落傾向に歯止めをかけた。1985年4月に『アッコ・古舘のアッ!言っちゃった』に改題を経て、さらにリニューアルして1985年10月に本番組がスタート(古舘は1コーナーのみの出演となる)。1987年10月には、『歌のアルバム』の枠を吸収、約70分間の大型番組となった。2014年4月以降、最長寿の生バラエティ番組となっている。2014年5月4日より、番組開始以来変わることがなかった音声モードがモノラルからステレオに変更された。2015年10月に放送開始30周年を迎えた。放送開始から長らくは「生放送トークバラエティ」として、ゲストとのトーク、生中継のクイズなどで構成され、ハプニング性も取り入れた内容(予告なしに特別ゲストが登場しスタジオが騒然とするなど)である。1998年10月からトークや中継主体だった内容を一新、和田の毒舌を生かした「ワイドショーバラエティ」として下記各コーナー参照の単発の企画を除き、原則スタジオのみの番組へ衣替えする。前半ではワイドショーさながらに芸能ネタや珍事件などを紹介し、中盤にそれまでどおりゲストトーク、後半は一転して主に知能や世間の常識を問うクイズやゲームを行う構成になり、2001年3月にゲストトークが終了してから現在のスタイルとなっている。生放送中にかかってきた電話で会話したり(みのもんたなど)、和田が強引にゲストや非番のレギュラー陣を呼んできたりすることもある。これが長引き、後半のゲームコーナーが中止に追い込まれることも少なくない。毎週出演者のちょっとしたハプニングがあり、生放送らしい展開が見られるが、OA前のカメラリハーサルでは、出演者全員が台本を持ち、和田が取り仕切り、振りや立ち位置の指定に至るまで、本番さながらの綿密な打ち合わせをしている。また、和田の番組中の発言が、その当日中にインターネットのニュースサイトの速報や、その翌日のスポーツ新聞の芸能欄の記事に載ることが多い。スタジオには一般観覧者がおり、番組の盛り上げに一役買っている。短いオープニングタイトル、国山(2014年9月までは安東)による内容紹介とCMを放送した後、スタジオに和田らが登場、「ようこそいらっしゃいました! 今日も元気な生放送・『アッコにおまかせ!』」(1998年までは、「はーい!皆様こんにちはー!今週も元気に生放送・『アッコにおまかせ!』」等毎週異なる言い方をしていた)とピースサインを出しながら挨拶をして始まる(2004年3月まで使用されていた番組の初代ロゴにもピースサインがかたどられている)。毎年11月下旬か12月上旬の放送では、和田が『NHK紅白歌合戦』に出場が決定したことについて、共演者が「出場おめでとうございます」と和田を祝福する演出も恒例。また、ホリプロタレントスカウトキャラバン本選開催後には和田の後輩になるグランプリ受賞者(年度によっては審査員特別賞も)がお披露目の場として出演する。基本的に生放送だが、司会やレギュラーおよびスタッフの季節別休暇や、和田のディナーショー・コンサートの準備などに配慮し、稀に収録を行うことがある。その際、生放送を行った直後に翌週分の収録を行う。録画の週では収録であることははっきりと言わないが、編集、テロップの出し方などで分かるだけでなく、出演者があえて録画であることを匂わす発言をしてそれがそのまま流れることもある。その週の出来事を伝える「どばっと一週間」コーナーのVTRが挿入されることもあるが、スタジオ部分は事前収録なので、当然それに対するコメントはない。また、番組冒頭の和田の挨拶も、通常は「今日も元気に生放送」と言っているのに対し、収録の場合は「今日も元気にお送りします」になる。日曜日が年末年始の特別編成時にあたる場合や、「クイーンズ駅伝 in 宮城」(例年12月上旬)および「別府大分毎日マラソン」(RKB毎日放送・大分放送共同制作。毎年2月第1週)が行われる週は休止する。2007年までは「北京国際マラソン」(例年10月第1週)が行われた週も休止になったことがあった。また2011年からは、毎年最後の日曜日に大型報道特別番組『報道の日』を放送、世界陸上がアジア開催に限り時差によっては中継を優先するため休止となる。2014年2月9日はソチオリンピックダイジェストを編成したため12:00 - 12:54に短縮の上生放送 した。2015年12月27日は、この年の『報道の日』放送が3日後の12月30日(水曜日)になったため、1時間拡大して13:54までの放送、2010年12月26日放送分以来、5年振りに最終日曜での放送となった。2016年年明け1回目の放送でレギュラー陣全員が小田急グループ・星野リゾート協力の下、事前収録のロケで高級旅館に泊まるスペシャルを放送したほか、番組初期にハワイから生中継で放送を行ったこともある。2016年10月23日は、「クイーンズ駅伝 in 宮城」の出場チームが決まる「プリンセス駅伝」の中継のため休止となる。2016年現在、TBS制作による全レギュラー番組(ドラマ放送枠は除く)では最長寿番組である(前身番組の『ゆうYOUサンデー!』『アッコ・古舘のアッ!言っちゃった』は含まず)。準レギュラーは、「男性タレント」「お笑いコンビ」「女性タレント」の組み合わせで不定期出演する(出演間隔はまちまちで勝俣は月2回、他は月に1回または2か月に1回の出演となることが多い)。準レギュラーは流動的でかつて出演していたにもかかわらず後に全く出演しなくなった者もいる(峰曰く、「1度でも出演したタレントは準レギュラー」とのこと)。男性タレントお笑いコンビ女性タレント司会進行役準レギュラーリポーター等などアシスタントセットは初期は約1年毎にめまぐるしく変更を繰り返していた。開始当初から1994年10月2日放送までは旧赤坂本社屋Gスタジオから生放送が行われていた。オープニングは、6秒の番組キャラクター「キューブアッコ」が暴れまわる内容のアニメーション。直後に2分45秒のCM(ローカルセールス)が入り、安東(2014年9月まで・現在は国山が担当を引き継いでいる)による「今日は何の日」のコーナー(20秒)に入る。その後また1分30秒のCM(2014年3月30日放送分まではネットセールス・2014年4月6日放送分からはローカルセールス)が流れ、本編に入る。したがって、本編が始まるのは11時49分41秒である。2009年5月から安東(2014年9月まで・現在は国山が担当を引き継いでいる)が本日の内容を紹介するようになった。なお、本編開始から前半コーナーが終了するまで毎回約1時間はCMが一切入らない構成になっている。エンディングは、12時52分54秒から6秒間、スタジオ観覧者へのプレゼント抽選会の映像で終了する(2012年7月より)。2004年4月から2012年6月まではオープニングと同種のアニメーションで放送終了していた。1985年10月から2000年3月までは3秒程度の番組オリジナルBGMにのって終了していた。プロ野球日本シリーズがデーゲームで行われていた時代(1993年まで)は、大抵日曜開催の試合の放映権をTBS系列が持っていた関係で、試合直前の開催球場からの生中継を織り交ぜたことがあった。その際のリポーターは当時TBSのスポーツ実況アナウンサーだった石川顕が担当しており、球場の石川や解説者(張本勲、田淵幸一など)とスタジオの和田らのやりとりもちょっとした名物となっていた。そのうち、本編で前記の石川が名実況(「清原が優勝目前、涙を流しています!」)をしたことで有名な1987年(西武対巨人)の第6戦の際には吉村明宏が西武ライオンズ球場に出向き、スタンド内の観客が和田らに出題する「観客席クイズ」(「歩道橋クイズ」の変形版)が実施されたことがある。笑福亭鶴瓶とココリコが途中乱入し、鶴瓶は下半身はブリーフ1枚(下にボクサーパンツを履いていた)、上半身はTBSのロゴの付いた黒Tシャツ姿で登場した。また、鶴瓶はこの日フジテレビが生放送していた『FNS25時間テレビ』(『FNSの日』)の総合司会であり、フジテレビのカメラも同伴していたため、TBSとフジテレビの二元生中継となった。さらに、「全員正解あたりまえ!クイズ」をフジテレビと行い、TBS側に鶴瓶とココリコが加わり、フジテレビ側では今田耕司、西山喜久恵、高島彩が参加した(TBSアナウンサーの安東はフジテレビ系列の番組に、フジテレビアナウンサーの西山と高島(当時)はTBS系列の番組にそれぞれ初出演となった)。番組エンディングはいつも「アッコにおまかせ!」と和田をはじめ出演者がピースをすることとなっているが、当日は鶴瓶が突然逃亡したため行わなかった。(※さらに2004年の『FNS27時間テレビ』でもテレビ朝日系列『SmaSTATION-3』との二元生中継となった)フジテレビとの二元生中継実施中にTBS側では2回CMが挿入されたが、フジテレビ側はCMが一切なかった。TBSが映画『レイトン教授と永遠の歌姫』の制作に協賛することになりそのコラボ企画として2009年12月のクイズ企画は『おまかせ!レイトン教授からの挑戦状』と題し様々な暗号クイズにアッコたちが挑戦した。この企画の際の司会は安東と男性準レギュラーの1人が担当しており(峰は解答者として参加)準レギュラーはシルクハットをかぶり○○トンという名前で司会を行う。この企画があったため、同映画内のEDでプロモーション協力として当番組の表記が掲載されている。また番組は違うが2010年の8月に上記映画のDVD発売記念としてスパモク!!枠で『あの“レイトン教授”が推理クイズ番組に!家族みんなで楽しめるナゾトキアカデミー!』と題された番組が放送されている。番組内でコーナーになっているクイズブレインショックがタイトー(現:スクウェア・エニックス)によってニンテンドーDS用ソフトとして制作・発売されている。2006年12月7日に発売されたゲーム『アッコにおまかせ!ブレインショック』はジャンルが脳トレーニング(脳ゲー)であり、同名の携帯電話アプリの配信も行われている(12月1日からYahoo!ケータイ/メガアプリ版、4日に90Xiシリーズ向/iアプリ版、7日よりEZアプリ(BREW)版)。2013年10月にNHK総合テレビジョン『ニュースウオッチ9』で「ウルトラマンの未公開映像が見つかる」とのニュースを紹介する際に実際にウルトラマンをゲストに迎え、メインキャスターの大越健介(NHK政治部記者)がウルトラマンと絶妙なやりとりを展開した。最後は「ウルトラマンさんは地球には3分程しか居られないので先程お帰りになりました」などと真顔で大越が発言。大きな話題となり、これを本番組内で紹介し両番組の交流が始まった。その際の本番組の放送をNHKの報道局長が視聴しており、翌朝、大越のもとに「快挙だよ!」と駆け込んで来たという(スタッフ一同は感動したという)。そして、大越・井上あさひ(同メインキャスター。NHKアナウンサー)が揃って2014年には和田に年賀状を送った。大越は合わせて直筆による手紙やメールも送り、その中で「いつか番組同士でコラボしたい」と綴った。和田は即座に反応し2014年1月5日放送分の本番組で「(1月6日の)『ニュースウォッチ9』のエンディングで2人に『ニュースウォッチ9におまかせ!』と唱えて、Vサインをして欲しい」と要望した。その結果、1月12日放送分でその後の報告があり、大越は出張で出演できなかったが、番組内でイラストとして実現した。和田はそのことに対し「イラストがとても可愛い」と感激していた。
出典:wikipedia
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