予習シリーズは四谷大塚出版が発行する中学受験用の教材である。1960年に初版が発行されて以来、50年間に渡って改訂が続けられており、中学受験用の教材として最も古い歴史を持つ。四谷大塚進学教室および準拠塾(YTnet提携塾および四谷大塚NET提携塾)の標準テキストである。日能研の「本科テキスト」、サピックスの「デイリーサピックス」と並んで中学受験の標準テキストとしての地位を確立している。日能研やサピックスが在籍生だけに販売しているのに対し、予習シリーズは通信販売および中野校舎窓口で誰でも購入できるのが特徴である。このため、四谷大塚とは無関係の塾・個別指導教室においても広く使われている。4年から6年までの各学年がそれぞれ上下2冊で構成されているため、1科目あたり6冊ある(4科目で24冊)。4年上から5年下までは各19回(19週間分)、6年上は18回、6年下は14回のカリキュラムである。原則として5回(5週間)のうち最後の1回は「総合」であり、前の4回分の復習となっている。なお、基本的に全てのカリキュラムは6年上までで終了し、6年下は全て復習である。このため、6年下を使用しない塾も少なくない。学年、科目によって副教材が用意されている。4・5年は土曜日の午後にテストがあり、6年は日曜日に朝からテストがある。ほとんどの校舎では、どの学年もテストのあとに解説授業を受け、6年は解説授業の後でさらに「日曜特訓」を受ける。日曜特訓は志望校に合わせてコースが分かれている。ただし、最難関とされる学校(開成、麻布、桜蔭、女子学院など)については午前中から学校別のコース(開特・桜特などと呼ばれる)を受ける。
出典:wikipedia
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