『きらきらひかる』は、江國香織が1991年に発表した小説。また、それを原作とした1992年公開の日本映画。アルコール依存症気味の妻と同性愛者の夫、そして夫の恋人とをめぐる3人の奇妙な三角関係を描く。題名は、詩人入沢康夫の「キラキラヒカル」という詩による(第1詩集『倖せ それとも不倖せ』に収録)。親のすすめで、医師の男性・睦月と見合いをすることになった笑子。しかし、その席で2人は互いの秘密を告白してしまう。笑子はアルコール依存症であること、睦月は同性愛者であることを。初めは戸惑う2人だが、結婚を決めたのだった。2人なりに穏やかな生活を営むが、早く子供をと望む周囲の声に笑子は追いつめられていく。一方で笑子と、睦月の恋人・紺との間には「睦月を愛する者同士」としての奇妙な友情が育まれていく。3人の幸せと、現実との折り合いとの間で苦悩した結果、笑子は睦月の同僚の産婦人科医にある突飛な相談を持ちかける。夫を演じた豊川悦司が、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞している。ポスターに書かれたキャッチコピーは「先生、私と睦月と紺、みんなの子供作れますか?」。映画版では、わがままを言う笑子を睦月がひっぱたいてしまう、紺が笑子に嫉妬するなど、原作とは異なる描写や設定が見られる。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。